momocafe

HOME 恋愛占い お問い合わせ

1999年から悩み相談室を運営しています。
相談室は参加型の掲示板になっています。皆様の知恵や経験が力になっています。よかったらお力を貸してください。

スポンサーリンク




NHKドラマ「四十九日のレシピ」の感想

NHKドラマ「四十九日のレシピ」を観ました。

火曜10時は、マイヤー沙希(←美しい隣人)を録画して、ガイアの夜明けを観ているんだけど、「四十九日のレシピ」というタイトルに惹かれてしまい、また主役の和久井映見が好きなので「四十九日のレシピ」をリアルタイムで観ました。

泣いちゃったよ。
よく意味がわからない最初の段階からじんわり泣いて最後は号泣。

自分と重なるところがあり、それは必死で忘れた昔の自分で、乗り越えたと思っていても乗り越えてないことを痛感し、途中でつらくなったけど、それを超える温かさを感じさせてくれる話でした。観て良かったなぁ。再放送を録画してもう一度観たいくらい。

人っていつ死ぬかわからない。

たとえば、明日死ぬとわかっていたら、前日に喧嘩することはないと思う。ちゃんと感謝の言葉を伝えてお別れすると思う。でも、忘れちゃうんだよね。明日が来ることは当然だと思っているから。だから、大事な人が突然死んでしまうと残された人間は後悔でいっぱい。こんなことはわかっているのに、どうして一日一日を大事にできないんだろうね。そんなことを考えてしまうドラマでありました。


風吹ジュン(2週間前に死んだ)が残した「暮らしのレシピ」。
このレシピがいい。おばあちゃんの知恵みたいでイラストもかわいいの。
●水道蛇口は歯磨き粉でピッカピカ!
●鏡の汚れはレモンでキュキュキュ!
●ガスレンジの汚れにはビールを布に含ませて!
●元気が出るスープのレシピ
●塩バターラーメンのレシピ
●絶品しらす丼のレシピ
●パトカー+信号でOKの法則

和久井映見も、伊東四朗も、風吹ジュンも、役にピッタリでよかったけど、この「暮らしのレシピ」を届けにきた井本役の徳永えりがよかったです。彼女の存在が暗くなりそうな話を明るく前向きにしてくれる感じ。

徳永えりって、一致しないんだけど、フラガールで蒼井優の親友を演じた女優さんなんですね。フラガールでは、高橋克実にぼこぼこに殴られフラガールになる夢を諦める役でしたが、あの役も明るくて健気でなかなかよかったです。

まだ書きたいことがあるんだけど時間がなくなったのでこのあたりで。

2月16日【ドラマ】2010年秋ドラマの感想




離婚率が低い「子のつく名前」とAKB48

名前が「○○子」の女性は、
良妻賢母で、かかあ天下だけど、
男を大事にして、離婚率が低い!


さんまちゃんの「ホンマでっか!?TV」のホンマでっか情報です。首都圏女性100人の「名前と恋愛の相関関係」を調査した結果、20代、30代女性にとくにその傾向があることが判明したそうです。

名前が脳にもたらす影響は否定できないそうで、
脳科学から見ると、名前の最後の一文字は脳に残るらしい。
離婚率が低い名前は、「○○子」の他に、名前の最後に「か」のつく女性。
ちなみに、離婚率が高い名前は、名前の最後が「え」のつく女性。


「か」と「え」は、脳に関係ありそうな感じはするけど、
「○○子」は、ちょっと違う理由があるんじゃないかと思うわたし。
たとえば、

朝食を食べる子は、成績がよい。
お金持ちは、長財布を持っている。

というのと同じで。。。
朝食を食べる家庭は、教育環境に配慮する可能性が高いから、成績がよいわけで、
朝食を食べれば、成績が上がるわけではないし、
長財布を持つ人は、お金を大事にする傾向があるから、お金が貯まるわけで、
長財布を持てば、お金持ちになれるわけではない。

というわけで、
《朝食を食べる家庭》と《朝食を食べない家庭》に違いがあるように、
《○○子という名前をつける親》と《つけない親》に違いがあるんだと思う。
たぶん、「○○子」とつける親は保守的な人で、
だから躾も自然と厳しくなり、「○○子」は我慢強くなるのではなかろうか。

その昔「子がつく名前」は、身分の高い人にしか許されなかった名前でした。
最近は、めっきり減ってしまった「○○子」ちゃん。
みんなが憧れてつけた名前にも流行り廃りがあるんですね。
「子のつく名前」が減ってきたのは1980年くらいだそうです。


最近「○○子」で面白いと思ったのはAKB48の総選挙。
発表されていた1位〜40位までの名前をみてみると、
1位〜3位までの上位3名が「○○子」ちゃんでした。

1位・大島優子ちゃん
2位・前田敦子ちゃん
3位・篠田麻里子ちゃん

そして、4位〜40位までに「○○子」ちゃんは一人もいませんでした。
離婚率だけじゃありませんぞ、恐るべし「○○子」パワー。
前田の敦ちゃんの朝食はママの愛情たっぷりだしね。

ちなみに、私の名前は「○○子」ではありません。
大多数が「○○子」だった世代なのに・・・。
思い返すと「○○子」じゃない子はキャピキャピしていたような。

2月15日女の子ってややこしい




関越自動車道の寄居PA『星の王子さま』に変身

関越自動車道の寄居PA(パーキングエリア)に寄ると
『寄居・星の王子さまPA』に大変身していました。



パーキングエリアとは思えぬメルヘン施設。
南フランス・プロバンス地方の雰囲気を演出しているらしく、
バラ園があったり、お洒落な散歩コースがあったり、
なんだかテーマパークみたいでテンション上がりまくり。
トイレの中までメルヘンでした。



ショップでは、世界各地の星の王子さまグッズや輸入雑貨、
プロバンス地方の特産物などが売っていました。
見るのは楽しいんだけどね。欲しくはならないんだよね。
ここに来るまでに地元野菜を買いまくっていたので。たぶんそのせい。



レストランは、プロバンス地方の家庭料理のブッフェがありました。
1280円で食べ放題。お手頃価格なので食べたかったんだけど、
小腹が空いている程度だったので、今回は諦めました。
でも、何か食べたいので、カフェで軽くオムライスとパンを食べました。



このオムライス、卵がとろとろのタンポポ風でおいしい〜。
なんでも地元の鶏卵を使っているそうで、注文してから作ってくれます。
ソースは3種類から選べました。ケチャップとデミトマトは780円。
写真は、シャンピニオントマトソース880円。
他のソースより100円高いけど限定ソースらしく奮発しました。



パン屋さんで買ったパン。
「ニース風サラダサンド」と「チョコチップ入りクロワッサン」
サンドのパンは、フランスパンに近い生地で作ったパン。
食べにくいかと思ったら意外と食べやすかったです。

2月14日食べることはしあわせなこと




小説「悪人」光代はストックホルム症候群?

「悪人」を読み終わって1週間。

しばらくもやもやしとったとですよ。やっともやもやが落ち着いてきたとですよ。

第四章までは、きっと読み終わったら、もっと切なか気持ちになって、もっと気持ちを引きずるだろうと思っていたのですが、読み終わると、なんでかなぁ、なんでかなぁ、なんでかなぁでいっぱい。

ネタバレしなかように感想を書くのは難しいんだけど、裕一が手をかけたときが、切なさの頂点でした。「もういいよ」と涙がぽろぽろ溢れてきたのに・・・なんでかなぁ。

金子美保の「被害者」の語りがあるからまだ救われるけど、なんだかなぁ。

私までマインドコントロールが解けた感じ。
これが「ストックホルム症候群」というやつなんでしょうか?

悪人を読みながら、いろんな「もし」について考えました。もし増尾が公園にいなければ・・・、もし佳乃が餃子を食べてなかったら・・・、でも、一番考えた「もし」は、もっと早く佑一と光代が出会っていたら・・・ということ。

人は人によって癒される。どうしようもない親の元に生まれてきたとしても、その後の出会いで人は立ち直れると私は信じてます。だから佑一も・・・。でも、でもね、「もし」事件がなかったら、ふたりはあんなに愛し合わなかったようにも思うの。事件があったからあんなに惹かれあった気がします。

なんかさ、もやもやするけど、小説は面白かったですよ。

基本的に三人称で語られる小説なんだけど、所々で被害者の家族や友人、犯人の家族や知人が一人称で自分の思いの丈を語り、それによって犯人や取り巻く人達が、悪人に見えたり善人に見えたり混乱してくるんだけど、その混乱が楽しめる作品でした。構成が上手いんだよね。人の気持ちを動かすのが上手だと思う。まさにマインドコントロール。

映画も観てみたいなぁ。
九州訛りがあんまりにもよかったので実際に聞いて耳でも楽しんでみたい。小説では、祐一のおばあちゃんと佳乃の父親が人間らしくて好きなんだけど、その役を樹木希林と柄本明が演じていると知り、ますます興味が湧いています。

「悪人」は、めいちゃんに教えてもらいました。
先が見えるのに、先が気になってしかたない小説でした。
読み終わると、また読書がしたくなるんだよね。
めいちゃん教えてくれてありがとう。

2月13日ちょっぴりネタバレあり本の感想




映画「沈まぬ太陽」渡辺謙のモデル小倉寛太郎

映画「沈まぬ太陽」を観ました。

 監督:若松節朗
 脚本:西岡琢也
 出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香
 公開:2009年10月


日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた「沈まぬ太陽」を映画館で観ました。上映時間が3時間22分もある長い長い作品で、途中10分間の休憩がありました。

休憩は突然やってきました。テレビのCMのような感じかなと思ってたら、突然ぶちっと切れました。「不毛地帯」のモデルである瀬島龍三氏が登場した辺りでした。ホントに突然でびっくりしました。

長かったけど、映像は綺麗だったし、海外ロケは豪華だったし、内容は濃かったし、演技がうまい役者さんばかりだったので、時間は全く感じませんでした。


映画を見終わった後、牛丼が食べたくなりました。

牛丼のシーンは、映画の中で一番好きです。「うまいうまい」と言いながら牛丼を食べる父。私には、この「うまいうまい」が「ありがとうありがとう」に聞こえてぐっときました。反抗していた息子が、父親を理解したときの親子関係っていいもんですね。

全体的に、主人公である恩地元は、素晴らしい人に描かれていました。一方で、三浦友和が演じる行天四郎はとっても悪い奴。だから、恩地元の性格の良さがキラっと輝いていたけど、人間って欠点ばかりの人もいなけりゃ長所ばかりの人もいないじゃない。だから、一方に偏るのはどうかなと思いながら見ました。

恩地元のモデルは小倉寛太郎さんと言われていますが、行天四郎にはモデルはいないようです。最初から主人公を引き立てるために創られた存在なんでしょうね。フィクションだと思えればいいんだろうけど、飛行機事故があまりにもリアルに描かれているからそう思えなくて。なんだか小倉寛太郎さんばかりヨイショしている感じがしました。

恩地元のモデルである小倉寛太郎さんと佐高信さんの対談本「組織と人間」を読みました。この対談は小倉寛太郎さんが他界する2年前の2000年に実現したもの。「沈まぬ太陽」についても語られていましたが、やはり「小倉を美化しすぎ」という批判はあったようです。また、小倉さんは御巣鷹山には登ってないので、そのことについても叩かれたようです。恩地元は山崎豊子さんによって創られた人物です。小倉さんには関係ないのに叩かれるのは可哀想なんだけど、正義があまりにも一方的すぎるので、小倉さんと対極にいる立場の人を思うと叩きたくなる気持ちもわかります。

善の部分が強かった渡辺謙、悪の部分が強かった三浦友和、ふたりの間で、もっとも人間らしく描かれていたのが香川照之でした。人間の弱いところも強いところも見せてくれて、「ちょっと」どころかものすごく輝いていました。

2月11日ちょっぴりネタバレあり映画レビュー



category

entry

スポンサーリンク


momocafe

XML