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志田未来大熱演「ドラマ秘密」最終回の感想

女の恋愛は「上書き保存」。
男の恋愛は「名前を付けて保存」。


誰の言葉かわかんないのですが、うまいこと表現するな〜と感心する言葉のひとつ。

この言葉を「ドラマ秘密」の最終回を見て思い出しました。決断した女は強い!潔いくらい強い!なのに男はいつまでも過去を引きずってかわいそう、そんなことを思ったのですが。

でも、平ちゃん(佐々木蔵之介)は3度も奥さんを失ったんだよね。1度目は事故で、2度目は山下公園(思い出の場所)で、3度目は結婚式で・・・。男とか女とか関係なく3度も愛する人を失うと誰でも引きずってしまうか。

ラストの花嫁さんは、直子だったんだろうか?
指輪のことは、手紙のやり取りの中で、直子が藻奈美に教えたのかもしれない。だとしたら、花嫁は藻奈美だし、もしかしたら、直子と藻奈美は藻奈美の身体に宿っているのかもしれない。だとしたら、花嫁は直子と藻奈美。でも、やっぱり最初から藻奈美の魂は戻ってなかったと考えるのが妥当なんだろうな。というわけで、花嫁は直子。

ハッキリさせないところがこの物語のいいところなんだけど、
その分、後味の悪い。この後味の悪さが快感でもあるんだけど。

私が直子だったらどうしただろう。
今の経験値のまま、高校生に戻れるなら、私も戻りたい。もう一度、やり直したいことは山ほどある。だからきっと私も直子と同じように勉強や部活に励むと思う。今なら心から楽しめるような気がするし。そういう部分では、直子に共感したけど、夜の生活だけはちょっと理解できませんでした。

「優しくしてね、初めてだから」と恥じらう志田未来。ドラマとしては面白いけど、私は駄目だな。いくら夫のことを愛していても、娘の身体を夫に触れさせるのは絶対に嫌。どんなに頼まれても、一生できなくても、やっぱり触れさせたくない。もし、娘の魂が戻ってきたとき、どうするの?父親が初めての相手だなんて可哀想でたまらん。そういう葛藤がこの物語の醍醐味なんだけどね。

直子は直子のまま、嘘を演じ続けて、嫁に行ったとしたならば、盗聴器を仕掛けられた辺りから愛は冷めたんだろうな。やきもち妬かれるのも度が過ぎると重荷にしか感じなくなるし、妬かれれば妬かれるほど気持ちは冷めていくものだし。私ならきっとあの時点で自由になりたいと思うような気がします。

ただ、そういう心の変化を正直に伝えずに、嘘をついて(秘密とも言う)、別の人生を歩むのは妻としてどうなんだろう。しかも2度目のお別れ(山下公園)で、「忘れないでね」と言い残すのは残酷すぎない?そういう秘密は思いやりだとは思えない。なのに平ちゃんは結婚式で直子を責めなかった。疑っていることを飲み込んで秘密にした。指輪を気づかれないようにそっと外したとき、なんか可哀想で泣いちゃいましたよ。ぽろぽろぽろ。

毎週、毎週、志田未来の演技に釘付けでした。志田ちゃんすごい。ベビーフェイスなのにおばちゃんにしか見えなかったからなぁ。これからどんな女優さんになるんだろう。

最後に、ドラマと関係ないんだけど、平ちゃんと直子がデートで観た「私をスキーに連れてって」ですが、WOWOWで放送していたので録画して観ました。23年振りに観て懐かしかったです。

【ドラマ】2010年秋ドラマの感想


< 「江 〜姫たちの戦国〜」田渕久美子原作本

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