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要保護児童に愛着と家庭の温もり(里親制度)

親による養育を受けられなくなった子どもは「要保護児童」と呼ばれています。

現在、「要保護児童」は約37000人いるそうです。戦後は、戦争で親を亡くした子どもがほとんどでしたが、最近は親による虐待が理由で保護された子どもが増えています。

要保護児童は主に次の4つの場所のいずれかで暮らしています。

●里親・・・約3900人
●児童養護施設・・・約3万人
●児童自立支援施設・・・約1800人
●情緒障害児短期治療施設・・・約1000人

中でも、最も家庭に近い養育形態は『里親』です。里親は1948年に制度化され、1950年代には8000人の里親と9000人の里子がいましたが、この時をピークに減少し、現在は約2700人の里親の元で約3900人が里子として里親家庭で養育されています。ちなみに東京都は、約440の家庭が里親制度に登録し、うち委託を受けているのは約260家庭。

先日、新聞に山梨にお住まいの42歳女性からの投書がありました。ホスト遊びに狂ってしまった母親がゴミ屋敷の中に幼い姉弟を放置した「大阪2児遺体事件」についての投書です。その一部を引用します。

里親制度の存在を知って欲しい。
東京都の養育里親に登録して7年がたつ。
さまざまな事情で、家庭で暮らすことができない子供を
数週間から数年間、自宅で預かり、育てていく制度だ。
これまでの7年間で10人のこどもたちを預かってきた。
ダウン症の3歳の女の子は、親の病気が治り、笑顔で帰って行った。
母親に虐待され、パジャマ姿で保護された小学2年生の男の子もいた。
今いる男の子とは、もう4年間、一緒に暮らしている。
子育てとは人生の喜びだが、時にはつらかったり、
限界を感じることもあるだろう。そんな時は、
代わりに子育てをしてくれる制度があることも知ってほしい。


たぶん、いろんな制度があることを知らない人も多いんだと思う。
殺してしまうくらいなら、頼って欲しいなぁと思いました。

【参考】埼玉県志木市にお住まいの55歳女性のインタビュー

10月14日




北川達夫「対話力入門」うそと誇張の違い

東洋経済で連載中の北川達夫さんのコラム「対話力入門」で、教育立国として知られるフィンランドでの授業が紹介されていました。

紹介されていたのは、小学校4年生の国語の授業なのですが、課題は「うそを言うことと、大げさに言うことは、どのように違うと思いますか?」というもの。

小学4年生が「うそ」と「誇張」の違いを論争するなんて、なんて楽しそうな授業。

たとえば、「6月10日生まれなのに『10月6日に生まれた』と言うのは誰が聞いても嘘だとわかるけど、バストサイズを大きめに言うのは、受けとる人によって嘘にもなるし誇張にもなります。

バストを見れば嘘か本当かわかりそうなんだけど、バストの大きさの判断基準は人によって違うので、「うそ」と「誇張」の線引きも、人によって微妙に異なります。

料理のレパートリーが3品しかない嫁のことを『うちの嫁さんはものすごい料理上手なんだ』と自慢する人がいたとします。料理のレパートリーを100品持っている妻を持つ夫から見ると「ものすごい料理上手」は大げさな表現にしか思えないだろうし、もしかしたら『こいつは嘘つきだ』と思うかもしれません。でも、料理のレパートリーが3つしかなくても、それが彼の大好物であり彼が満足していれば、彼にとって「料理上手な嫁さん」は、嘘でも誇張でもありません。

というわけで、「うそ」と「誇張」の線引きは、大人でもなかなか難しい問題です。

ただ、フィンランドの授業は、「うそ」と「誇張」の違いに正解を求めるのではなく、「自分と他者の違い」を学ぶのが目的なんだそうです。

授業ではまず「うそ」と「誇張」の具体例を挙げさせます。そして、そのうちの一つを選び、「自分だったら許せるか許せないか」考えていきます。もちろん許容範囲も人によって違うわけで、ここでもまた「自分と他者の違い」を学んでいくそうです。

日本人は、横並び意識が強い国民性を持っています。一つの目標に向かって一致団結して取り組むときはプラスに方向に働くけど、横並び意識は、人と自分に違うことを不安に思ったり、違うことで他人を妬んでしまうマイナス面もあります。

「あなたの考えは理解できない」と意見されると落ち込む人は多いと思う。だけど、「自分と他者の違い」を知れば、ひがんだりすねたりすることは減るだろうし、わかりあうために会話を大事にしていくんだろうな、と思いました。
写真は北川達夫さんの著書です。

追伸.フィンランド教育は素晴らしいところはたくさんあると思いますが、
フィンランドと日本では人口(密度)も違えば、生活環境も違いますので、
そのまま日本に持ち込んでも成功するとは思っていませんm(_ _)m。

6月10日




女性の子育てタクシー事業「こころタクシー」

共働き世帯が増え、新しい子育てサービスが増えているそうです。

★初孫講座
母親の変わりに子育てをしているお祖母ちゃんのための孫講座。
お祖母ちゃんが子育てしていた頃にはなかった道具の使い方や
今時の離乳食の作り方などを教えてくれる講座です。
開催している文京区では人気の講座のようで、
「離乳食が電子レンジで作れるの〜」と驚くおばあちゃん達。
「子育ての主役はお母さんですよ〜」と念を入れる先生。

★子育てタクシー事業
紹介されていたのは東京にある「こころタクシー」。
タクシー内は、チャイルドシートはもちろんのこと、
授乳時用のカーテンやおもちゃなどが置かれています。
子育て経験豊富なママさんドライバーもいて、
一緒に買い物に付き合ってくれたり、
相談すればアドバイスもしてくれるそうです。
会員制でお値段はちょっと高めだけど、
妊婦検診や出産後に利用する人が多いそうです。
都会はひとりで悩んでいる母親もけっこういるから、
頼もしい味方になってるようでした。

新しいサービスってこれ以上無いだろうと思っても生まれるんだよね。
こういう便利なアイデアを形にする人って凄いなぁと思います。

7月25日




学校裏サイトの監視を業者に委託すると発表

東京都の江東区が、学校裏サイトの監視を業者に委託すると発表してました。
「プロフ」と呼ばれる自己紹介サイトも監視の対象に。委託費は347万円。
東京都の教育委員会も来年度から学校裏サイトの監視を委託すると発表してたし、
裏サイトによるイジメもそこまで深刻化しているんですね。

裏サイト掲示板のほとんどが携帯電話に設置されるらしく、
その数は増え続け、学校の先生だけでは追いつかないみたい。
中学生のエネルギーはすごいからね。
私も中学生の頃は交換日記にお手紙に忙しかったよ。


最近、うちは中学生の訪問が減りました。
パソコンから携帯に移行しているのを肌で感じてます。
中学生の訪問が増えたのは2001年くらいだったから、
なんか、ももカフェオープン頃に戻った感じです。
ちょっぴり寂しいけれど、学生でいられる時間は限られているしね。
いろんなことを吸収できる時期は、勉強や運動に励んで欲しいです。

2月7日




文科省が全国体力テストの順位結果を発表

文部科学省が全国体力テストの結果を発表しました。

全国体力テストは、2008年度からスタートした
学力テスト(全国学力・学習状況調査)の運動版で、
正式名称は「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」です。
その全国体力テストの結果(文科省)を見てみました。

運動能力の低下は、以前から問題になっていましたが、
過去のデーターと比較すると深刻化しているのがよくわかります。
たとえば、ソフトボール投げの結果。

★男子小学生のソフトボール投げ
 昭和60年度 29.94m → 2008年度 25.39m
★女子小学生のソフトボール投げ
 昭和60年度 17.60m → 2008年度 14.85m

今から26年前の昭和60年度の小学5年生と比較すると、
男子は4.55m、女子は2.75m短くなっていました。
26年前の小学5年生だから、現在の37歳くらいになるのかな。

26年前と今では、環境はずいぶん変わりました。
遊ぶ場所は少なくなったし、治安も悪くなったし、
ゲームにインターネットに、部屋で遊べる物も増えたから。
とはいえ、4.55mの差は大きいよね。


「学力もダメ、体力もダメ、大阪の教育はどうなっているのか」
と大阪の橋下知事がものすご〜くご立腹されていましたが、
都道府県別の結果を見ると、怒りたくなる気持ちもわかります。
たしかに学力テストと体力テストの結果は似てました。
つまり、勉強ができる地域は、運動もできる。
小学生と中学生の順位も似たような結果で、
小学生が良ければ中学生も良く、男子が良ければ女子も良い。
地域性が、わりとはっきり結果に表れていました。

私が気になったのは、
朝食を毎日きちんと食べる子ほど結果が良くて、
テレビゲームをする時間が長い子ほど体力がなかったこと。
つまり生活習慣が体力(学力)と深く関わっていました。

ゲームばかりしていて体力がつくとは思えないから、
別に驚く結果ではなく、自然なことだと思うけど、
体力がないと、生きる気力も低下しやすいので、心配です。

子どもの生活習慣は、子どもの努力だけではどうにもならないから、
たとえば、朝ごはんを食べさせてもらえない子は不憫です。
朝からスナック菓子やケーキなんて食べている子もいるし、
その子はそれが当たり前だから、同情されるのは嫌かもしれないけど、
食べることは生きることだから、どうにかならないのかしら。


学力テストの結果が発表された時、明らかになっていたけど、
成績が良い都道府県は、三世代同居率が高いんだよね。
嫁にとって同居はあまり嬉しいものではないけど、
子どもの成長には、婆ちゃん爺ちゃんの存在は大きいみたい。
家族が少なくなればなるほど、ダラダラしてしまうから、
大家族で過ごすと、自然と生活習慣も良くなるんだろうね。

おまけで、
★体力テストの都道府県別順位。
●小5男子  ●小5女子  ●中2男子  ●中2女子
1位 福井    福井     千葉    千葉
2位 秋田    秋田     福井    福井
3位 新潟    新潟     秋田    茨城

さらにおまけで、
★学力テストの都道府県別順位。
●小学生  ●中学生
1位 秋田   福井
2位 福井   秋田
3位 青森   富山

さらにさらにおまけで、
3世代以上世帯の多い順。
1位 山形
2位 福井
3位 富山
4位 秋田
5位 新潟

1月23日




たけしの日本教育白書2008トロッコ問題

たけしの日本教育白書2008を観ました。

4回目だからか目新しい問題提起はあまりなかったけど、
教育委員会と最後の知事対談はおもしろかったです。
あと、一瞬だけ観たTBSの裏番組「情報7daysニュースキャスター」も。

情報7daysニュースキャスターはビートたけしのレギュラーの番組。
両方とも生放送。結局、フジテレビを選んだたけちゃん。
そのことを伝える安住紳一郎アナがおちゃめでした。
「たけしさんはお休みですがわかってください。
 チャンネルを変えて確認しないでください。
 初志貫徹を貫いてください」と吠えていました(笑)
ごめんよ、安住さん。そこだけ観てチャンネルを変えてしまいました。
たけしの日本教育白書を観ていたので、指示に従い初志貫徹なのです。


さて、今回のみんなで考える課題は「トロッコ問題」でした。
めざましテレビでも番宣兼ねて何度か取り上げられていました。

トロッコ問題は、イギリスの哲学者フィリッパ・ルース・フットさんが
考えた答えのない倫理観を問う問題。難しい問題です。

ブレーキが壊れたトロッコが猛スピードで走っています。
その線路の先には5人の作業員がいます。
大変、このままでは5人がはねられてしまいます。
あなたが立っているのは、線路の切り替えポイントのすぐそば。
あなたが自らの手でポイントを切り替えれば、5人の命を助けることが出来ます。
しかし、切り替えたその先には別の作業員が1人・・・。

この時、選択肢は2つ。
このまま何もしないで5人を犠牲にするか
それとも、ポイントを切り替えて1人を犠牲にするか?
こんな問題を子どもに尋ねられたらあなたはどう教えますか?


番組で取り上げられたわけじゃないけど、明治時代に似たような事故があって、
その時、究極の選択を迫られたのは、鉄道職員の長野政雄さんでした。
場所は北海道旭川市の北に位置する塩狩峠。
詳しい説明はこちらの読売新聞のサイトにあったので省略しますが、
長野さんが選んだ答えは、自らの体で暴走する車両を止めることでした。
自分の命を犠牲にして、多くの乗客の命を救ったのです。

こちらは実話です。
頭の中の妄想とは違って重みがあります。
のちに、三浦綾子さんが長野さんをモデルにした小説(塩狩峠)を書かれました。


番組の話に戻ります。
岡山の突き落し事件の父親を見て思ったのは、
優しいのはいいんだけど、優しすぎるというか、叱ることができないんだね。
刺身の実験していたお父さんも優しかったし、友達親子が増えているようです。

昨日、紹介した夫婦の格式の中で、橋田壽賀子先生も下記のように
語っていたけど、お父さんもずいぶん変わってしまいました。

戦後の日本人は、西欧人が長い歴史の中で編み出した民主主義というものを、
根底のところできちんと理解できないまま、
うわべの平等と権利だけを取り込んでしまった。
それが、日本の美徳や美風を壊してしまい、男もダメにしてしまったのです。


友達親子でも他人に迷惑かけなければいいけど、
自分の感情をうまくコントロールすることができず、
嫌なことがあると、先生や友達に暴力をふるう子も増えているんだよね。

石原慎太郎知事が「子供には叱られる権利がある」
と賀川豊彦さんの言葉を紹介して叱ることについて語っていました。
叱られずに育った人は大人になって苦労する、私もそう思います。
もちろんバランスが大事。叱られてばかりだと自信をなくします。
でも、何でも自由に好きなことだけする子ども時代を送ると、
社会デビューして叱られたとき、苦労するし傷も深くなると思うのです。

橋下知事が「自分の世代から叱られない教育を受けている」と語っていたけど、
たしかに日教組が提起したゆとり教育は、1980年からはじまり、
家庭にもよるし、地域性もあるけれど、少しずつ学校はゆるくなっていきました。
グローバル化の波に本格的にもまれ、就職時に競争社会にさらされたのも、
30代うつと呼ばれる新しい心の病が増えるのもこの世代から。
ゆるい子ども時代を過ごしたのに、社会に出たら厳しかった。
引きこもりやワーキングプアが増えていくのもわかる気がします。
でも、それは他人事ではなく、社会全体の責任だと思う。
今のままの教育で幸せな人が多ければそれでもいいと思う。
でも、イライラしたりくよくよする人があまりにも増えていて心配です。

11月23日




学校のトイレ掃除30年ぶりに横浜市復活

横浜市内にある小学校と中学校の合計500校で、
児童や生徒によるトイレ掃除が30年ぶりに復活します。
今までは、業者や校務員(用務員)が清掃していたそうです。

トイレ掃除をさせない学校が増えているのは知っていたし、
各学校で事情が違うのもわかっているけど、
30年前からトイレ掃除させてない事実に驚きました。
トイレ掃除経験者が少数派になりそうですね。

家の手伝いはしたことない、ひとり暮らしの経験もない、
トイレ掃除は誰かがやってくれるもの、
なんて育ち方をした人が結婚すると、
夢の結婚生活も、早く冷めてしまいそうです。

昨日のアクセスの(TBSラジオ)バトルトークのテーマは、
トイレ掃除は児童や生徒がするべきだと思いますか?でした。

結果は、約8割の人が賛成派でした。
私も賛成です。
誰かがやらなければならない仕事がある事や
掃除をする人のためにトイレを綺麗に使う、
そういう思いやりを育むチャンスだと思うしね。
好きなことしかしたくない、誰かがやってくれるはず、
そんな意識を持った人ばかり増えるのは恐いです。

しかし、横浜市の教職員の反応は割れています。
反対派の教職員は感染症の心配をされているそうですが、
仕事が増えて大変なんだと思われます。


教育学者の沖原豊さんによると、
世界各国で学校の掃除を生徒だけが行っているのは、
日本、中国、東南アジアなどの一部の国で、
仏教的な伝統を持つ国に限られているそうです。

ヨーロッパや北米、南米、オーストラリアなどの国では、
学校の掃除というのは、清掃員やクリーナーの仕事なんだとか。

最近、日本のアニメファンが海外に増えていますが、
学園ものの漫画を読んだ海外のファンからは、
「なぜ日本の生徒たちは学校の掃除をしているのか?」
という疑問の声が出たりするそうです。

面白いね。
生活習慣の違いはこんな所にも出てくるみたいです。

ふと思い出したのは、勝間和代さんの家事や育児のアウトソースの話。
外資系の会社ではベビーシッターやお手伝いさんを雇うのは当たり前で、
日本女性は、家事労働をアウトソースすることに罪悪感を感じ過ぎだ。
というような事を書かれていたけど、日本人と欧米人の意識の差は、
子どもの頃の生活習慣が違いもあるように感じました。

11月18日




サピオに並べられた学校の変な給食写真

●東京都日野市の給食
味噌ラーメン、あんドーナツ、みかん、牛乳
●東京都調布市の給食
ジャムトースト、酢豚、みつ豆、牛乳
●滋賀県彦根市の給食
生クリームサンド、焼きそば、牛乳
●愛知県一宮市の給食
カレーラーメン、たこ焼き、乳酸菌飲料、牛乳
●大阪府東大阪市の給食
いちごツイストパン、すまし汁、チャプチェ、牛乳

これは、学校給食の献立です。
一品、一品は、普通の食べ物だけど、組み合わせで見ると変な組み合わせです。
しかも、ファーストフードにあるようなジャンクなメニューです。

どうしてこんな変な組み合わせの給食になるのか、
どうしてジャンクフードの見本市のような給食になるのか、
雑誌SAPIO(サピオ)が特集を組んで調査していました。
サピオには写真も掲載されているんだけど、写真で見ると衝撃的です。
(写真は撮影に立ち会った幕内秀夫さんのです)

文科省の給食を担当している役人も、この献立を見て
「それだけ食べ合わせが悪いものがあるとは正直ビックリしています」
と驚きを隠せないコメントをされていました。

文科省が決めているのは、栄養素の所要量の基準のみ。
その基準に合わせて各々の栄養士さんが献立を立てています。
全国一律で決まっているわけではないので、
学校によって献立はバラバラ。よって地域差が出てきます。

栄養士さんの言い分によると、
子どもが食べ残さないようなメニューを考えると、
菓子パンやパスタやラーメンなどを主食にすることが多くなり、
栄養バランスやコストを気にしていると、
変な組み合わせの給食が増えてしまうそうです。

また、最近は、若い栄養士さんも増え、
ファーストフードが生活に密着している世代だからか、
変な給食に違和感を抱かない人もいるようです。


数年前、問題になった「ばっかり食べ」も似たものを感じます。

日本人は、和食をおいしく味わうために、
ごはん→おかず→みそ汁 という風に順序よく食べ(三角食べ)、
口の中で上手に調理し(口内調味)、
無意識のうちに味や栄養を身体で調整していたのですが、
食生活の変化によって、その三角食べができなくなり、
同じものばかり食べる「ばっかり食べ」をする人が増加しました。

例えば、幕の内弁当は、一品ずつ食べていきます。
卵焼きを食べ終わってから、魚を食べて、
魚を食べ終わってから、ごはんを食べる。

焼肉定食は、焼肉を食べて、ごはんを食べて、味噌汁を飲みます。
カツ丼は、卵を食べて、カツを食べて、ごはんを食べます。
ハンバーガーは、ハンバーグを食べて、パンを食べます。

カツ丼は、卵と豚カツとごはんを一緒に食べるから美味しいのに、
それでは気持ちが悪いと別々に食べる人もいるそうです。

どんな食べ方をしても、おいしく食べて、健康であればいいんだけど、
「ばっかり食べ」をしていると、お肉ばかり食べてしまったり、
菓子パンばかり食べてしまったり、好きなものだけ食べるようになるので、
どうしても栄養が偏る傾向があり、病気の原因にもなります。

しかし、こんな変な組み合わせの給食を出されたら、
「ばっかり食べ」をしてしまう気持ちもわからなくないです。
酢豚とジャムトーストを一緒に口に入れるのは、
丼物が大好きな私でも気持ち悪いです。
酢豚を食べるなら、やっぱりお米のごはんと一緒に食べたいです。

しかし、最近の給食は、バイキングやご当地メニューなどもあり、
ちょっと贅沢じゃない?と思うくらい工夫されてる給食もあるから、
給食の献立も学校によってずいぶん差があるようです。

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11月15日




モンスターペアレントのクレーム対策と痕跡

サンケイリビング新聞社が毎週土曜日に発行しているフリーペーパーに
モンスターペアレントの特集が一面に掲載されていました。

アンケート結果によると、「身近にモンスターがいる」
と答えた人は、なんと40.6%もいました。
このブログのアクセス解析を見てみても、
モンスターペアレントで検索してる人が毎日のようにいるので、
モンスターな人達に悩まされている人が多いのかもしれません。


集英社新書の「学校崩壊と理不尽クレーム」を読みました。

現役の校長先生が書いた本です。
学校側の目線で書かれた本だけど、愚痴や恨み節ではなく、
客観的に具体例や対策が書かれていて読みやすかったです。

とくにモンスターペアレントが生まれた時代背景や
モンスターペアレントの養育態度(教育方針)や
モンスターペアレントの家庭環境は読み応えがありました。
それも紹介したいんだけど、長くなるので、
今回は学校に残るクレームの痕跡の一部を抜粋します。

学校にはクレームをきっかけに修繕された施設があります。
学校に楽しい思い出がある人ほど、切なくなると思います。
いったい学校は誰の物なんだろう、と私は考えてしまいました。


学校に残るクレームの痕跡

★「あみのなかにゆびをいれないでください」
 飼育小屋の前にある表示です。
 学校に遊びに来ていた幼児がウサギに指を噛まれ、
 管理不行届きを理由に訴えられ、注意書きを表示しました。

★「校庭への部外者の立ち入り禁止」
 遊具で遊んでいた幼児がケガをして大騒動になり、
 校庭への部外者の立ち入り禁止を徹底。
 念には念をということで、校庭の至る所に
 注意書きの看板が立てられるようになりました。

★校庭を囲むように植えられていた桜は切り取られました。
 これは、学校の近所に住む人からの
 「日当たりが悪くなる」「花びらが庭に落ちて困る」
 というクレームがきっかけでした。

★不必要なほど高いネット。
 これは何十年に1回あるかないかの野球ボールが外に出るのを防ぐため。

★テニスコートを囲む厚い板のフェンス。
 これは「ボールを打つ音がうるさい」というクレーム対応。

★音へのクレーム対応は多くの学校が抱える共通の悩み。
 民家に接した体育館では、どんなに暑くとも窓が開けられません。
 少しでも風を入れようとすると、風よりも先にクレームが吹き込みます。

★プールの音も気を遣うことを求められます。
 注水の音、モニターの音、子ども達の声。
 楽しいはずの水泳の授業も歓声を押し殺し黙々と泳ぎます。

★運動会は音のパレードです。
 競技中に流れる音楽、ピストルの音、応援、実況、歓声、どよめき。
 運動会の近所迷惑は昔からです。
 昔は「年に1回のこと」と大目に見てくれましたが、今はダメです。
 昔は、よーい「ドン」と鳴らしていたピストル。
 今は、火薬の量を減らし、よーい「ポン」と聞こえるそうです。

校舎の中にもクレームの痕跡があります。

★鍵のかかる会議室。
 会議室の中には遠足の写真が貼っています。
 廊下に貼ると「肖像権が侵される」とクレームを受けるからです。


クレーマーも悪いけれど、学校側も言いなりになっている気がします。
穏便に解決させたい気持ちはわからなくないけれど、
このままでは、声の大きい人ばかりが得をする「ごね得」状態です。

ごね得に振り回される一番の被害者は学校ではなく子ども達です。
大人の都合で、あれダメ、これダメ、これもダメ。
駄目なことばかり強いられる学校生活なんて可哀想です。
健康な忍耐力は、大人の勝手では育たないと思いました。

10月15日




子どもに手伝いをさせない親が増加中

またまた『普通の家族がいちばん怖い』です。

アンケート結果によると、お手伝いさせない親が増えていました。
たとえば、大掃除やお節など正月準備を手伝わせる家はたった1件でした。
アンケートは223世帯の主婦が対象です。

「一緒にやって子供が思うようにできないとイライラするから」(41歳)
「私だってあれこれ言われてさせられたくないから」(32歳)
「子供に教えたり押し付けるようなことは絶対に言いたくない」(46歳)
「子供と主従関係みたいになって手伝わせるのは嫌なんです」(44歳)
「大掃除なんかしなくても汚くても正月は過ごせると思ってる」(46歳)

というのがお手伝いをつせない理由です。
お正月という行事を通して家庭内の教育や躾はしないようです。

さらに調査をすると、
自分自身も親の手伝いをしていない人が多いことがわかりました。
「手伝いをさせられた」と答えた人は50代が中心。
驚くことに全体の5%も満たしていませんでした。

幼少の頃からお手伝いをしないことが当たり前のようであります。
それもまた信じられないようなびっくりする話でありますが、
噂の東京マガジンの名物コーナーTRY娘がつくる
とんでもない料理を見ていると納得する話でもあります。

たしかに私もお手伝いはあまりしませんでした。
「そんなことでは嫁のもらい手がなくなるよ」とガミガミ言われても、
「お手伝いさんのいる家に嫁にいくからいいの」なんて反抗してました。
とはいえ、料理も裁縫も掃除も一通りのことはさせられました。
いつも「させられた感」があったけど、感謝しなくちゃいけませんね。

9月26日




保育士と幼稚園教諭の給料と平均年収

結婚奮闘記のさきぽんとえみちゃんは同じ年の生まれでした。
仕事も似ていて、ふたりとも子どもを育てるお仕事。
えみちゃんが保育士で、さきぽんが幼稚園の先生です。
意識したわけでなく、全くの偶然であります。


週刊ダイヤモンドが「給料全比較」という特集をしていたんだけど、
保育士も、幼稚園教諭も、給料は高いわけではないんだよね。

●幼稚園教諭の平均年齢が30.5歳。平均年収は333万円。
●保育士の平均年齢が32.9歳。平均年収は324万円。

今、話題のリーマン・ブラザーズの初任給は650万〜700万円。
仕事の内容が全く違うので、単純に比較はできないけれど、
保育士と幼稚園教諭の給料は、リーマンの初任給よりも少なくて、
ほぼ半分の年収なのであります。


しかし、仕事には、お金だけではなく経験という対価が得られます。

保育士のまひまひちゃんの子育てブログを読んでいると、
やっぱり保育士さんって凄いなぁとしょっちゅう感心しています。
彼女も母親として戸惑ったり悩んだりすることもあるんだけど、
基本は、子どもの目線に立って考えようと努めていて、
保育士としての経験を生かしているように思います。
娘のみっころちゃんが羨ましくなるくらいです。


先日、紹介した『普通の家族がいちばん怖い』の
アンケート結果を見ていると、お手伝いさせない親が増えていました。
大掃除やお節など正月準備の手伝いを子供にさせていた家は1件でした。

 「一緒にやって子供が思うようにできないとイライラするから」(41歳)
 「私だってあれこれ言われてさせられたくないから」(32歳)
 「子供に教えたり押し付けるようなことは絶対に言いたくない」(46歳)
 「子供と主従関係みたいになって手伝わせるのは嫌なんです」(44歳)
 「大掃除なんかしなくても汚くても正月は過ごせると思ってる」(46歳)

とまあこんな感じで、家の中に、家庭内の教育や躾は見当たらず、
お手伝いを通して一人前にできるようになることは求めてないようです。
さらに調査を深めると、自分自身も親の手伝いをしていない人が多く、
「手伝いをさせられた」と答えた人は50代が中心。
驚くことに全体の5%も満たしていませんでした。
お手伝いをしないことが当たり前のようであります。
それもまた信じられないようなびっくりする話でありますが、
噂の東京マガジンの名物コーナーTRY娘がつくる
とんでもない料理を見ていると納得する話でもあります。

たしかに私もお手伝いはあまりしませんでした。
「そんなことでは嫁のもらい手がなくなるよ」とガミガミ言われても、
「お手伝いさんのいる家に嫁にいくからいいの」なんて反抗してました。
とはいえ、料理も裁縫も掃除も一通りのことはさせられました。
いつも「させられた感」があったけど、やっぱり感謝しなくちゃいけないね。

私がいうのも何だけど反省の意味もこめて。
お母さんのお手伝いはしたほうがいいよ。
学べるチャンスはあるようでそんなにたくさんないし、
経験はお金では買えないから。

9月17日




自己中心的な性格の母親とその行動

先日紹介した、普通の家族がいちばん怖いですが、
アンケート結果を見ていると「私」という言葉が目につきました。

「私が好きだから」
「私が嫌いだから」
「私がやりたかったから」
「私がやりたくなかったから」
「私中心でやってますから」

という風に。
「子どもの喜ぶ顔が見たい」と答える人の話も、よくよく聞くと、
自分の目の前で喜ぶ子どもを見て、自分が楽しみたいという感じで、
やっぱりどこか自分中心で動いているようなのです。

岩村暢子さんは著書の中で、
それでも家族が良しとしているなら、他人がとやかく言うことではない。
だが、生活は主婦の「やりたいこと」や「好きなこと」ばかりで成り立ってはいない。
クリスマスのようにやりたいことには、子どもそっちのけで手をかけたりするのに、
やりたくないことだと「そんなことは無理」「とてもできない」
と言ってあっさり降りてしまうことができる。
同じ主婦のしたこととは思えないような行動のムラや落差はそこに生じているのだろう。

と語っていました。
そして、そういうムラのある母親の行動が子どもに与える影響を心配されていました。

たとえば、秋田連続児童殺害事件の畠山鈴香被告。
彼女は、娘の彩香ちゃんに綺麗な衣装を着せて写真撮影する一方で
家事をせずまともな食事も作らずカップラーメンを与えていました。
鈴香被告の場合は極端だけど、自己中心的でムラのある行動のわかりやすい例です。


最近、家庭でクリスマスの飾り付けをするのは、普通の光景になりました。
クリスマスの派手なイルミネーションで有名になった住宅街もあったりと
クリスマスになるとマスコミに取り上げられ、年々派手になっています。

アンケートによると、
クリスマスで派手な飾り付けをしている家ほど正月飾りは地味でした。
中には、飾り付けに頑張りすぎて、飾り付けだけで疲れてしまい、
クリスマス料理はテイクアウト。取り皿ひとつ並んでいない食卓もありました。
飾り付けと食卓の写真は、同じ主婦がしたとは思えないほどの違いがありました。

家族のため、夫のため、子どもの将来のことよりも、まず自分。
楽したい感情を優先させ過ぎるから、行動にムラができるんだと思いました。

9月9日




ポニョのように名前で呼び合う友達親子

アクセス(TBSラジオ)バトルトークのテーマは、
子供が親を呼ぶときに名前で呼ばせるのはアリだと思いますか?
でした。


途中から聞いたんだけど、テーマを聞いて吹き出しました。
え〜〜、親を名前で呼ぶの?
え〜〜、親が呼ばせているの?
まじっすか。信じられない。


日経新聞の「ママと呼ばないで!〜理想は友達親子」の記事によると、
子供に下の名前で呼ばせる親が広がっているそうで、
その理由は、個人として対等に付き合いたいという思いから。


一昔前に話題になった、お兄ちゃん、お姉ちゃんと呼ばせないのも、
教室から教壇が消えてしまったのも、平等意識からなんだよね。

お姉ちゃんも、お母さんも、お父さんも、先生も、みな平等。
人生の先輩としての権威はいらないってことなのか・・・。
平等といえば聞こえはいいけど、責任放棄にも見えるんだよね。
社会に出たら嫌でも上下関係があるわけで、
そんな風に甘やかしちゃうから、就職で苦労するんじゃなかろうか。


映画「三丁目の夕日」で、青森から集団就職で掘北真希がやってくるのよ。
掘北真希の母親は、里心がつかないように娘から手紙が来ても返事を書かないの。
でも、母は、就職先には毎月のように「娘をお願いします」と手紙を送っているのね。

そんな母の気持ちを知らない掘北真希は母を恨むようになるんだけど、
他に帰る場所はないから、それをバネに仕事を頑張るわけよ。

就職先の奥さんは、掘北真希の母から
「娘には手紙を見せないでくれ」とお願いされていたんだけど、
そろそろ真実を打ち明けてもいい時期だろうと判断して
母親が毎月送ってきた手紙を束にして堀北真希に見せるの。


何が言いたいかというと、友達親子もいいけれど、
掘北真希の母親のように、子どもの自立のためには、
時には、鬼になるのも親の役目だと思うんだけどね。

まだ観てないんだけど、どうやら「崖の上のポニョ」の主人公の少年が、
母親のことを「リサ」、父親のことを「耕一」と名前で呼んでいるらしい。
呼び捨てなんだね。あまり感化されて欲しくないな。

ラジオでは、
親を名前で呼ぶことで、親子の距離は縮まると思いますか?
そもそも、「親」と「子」って対等な関係だと思いますか?
「親子」は「友達」になりうるのでしょうか?
と問いかけていたけど、肯定派の意見はどれも納得できませんでした。

私も崖の上のポニョの映画を観たら、先入観が消えてなくなるんだろうか。

9月5日




普通の家族がいちばん怖い〜破滅する食卓

岩村暢子さんのを読みました。

養老孟司先生が、「現実はホラーよりもホラー」と本の帯に感想を書かれていたんだけど、読んでいる途中、さみしい気持ちになりなりました。

本の内容は、簡単に説明すると、クリスマスと正月の食卓の風景を写真つきで分析した本です。223世帯の主婦にアンケートを実施し、誇張してないことの物証として写真を添付しています。アンケートの結果が出た後、60人の主婦に集団インタビューを行い、それらの様子もあわせて、現代の「普通の家族」の実態を探っています。


家族全員がお休みで家にいても、元旦の食卓に家族が揃わない家庭は約4割もありました。元旦だからといって改まってお節は食べることはなく、親も子も好きな時間に起きて、好きの物を食べる家庭が4割です。

ある家庭では、元旦から、袋入りのロールパン、菓子パン、シリアル、インスタントコーヒー、みかんなどが、テーブルに無造作に放り出されていました。11歳と9歳の子どもは各自起きてバラバラに食べた跡があります。そもそもこの家庭には、普段から家族で食卓を囲む習慣がありませんでした。まさに、「1年の計は元旦にあり」です。

こんな家庭がこの家庭だけなら、まあいろんな家もあるわなと思えるけど、こんな家庭が少数派ではなくなっているのです。

「お節料理は作るのも食べるのも嫌い」(42歳主婦)
「お節は実家で食べるもの、私は作らないもの、って感覚」(44歳主婦)
「初日の出を見た後、ファミレスで好きなものを食べるのが恒例」(38歳主婦)
「子ども達は焼肉とかじゃないと呼んでも部屋から出てこない」(46歳主婦)
「子どもがいるので、無理してお節を作ることなど一切しません」(37歳主婦)
「正月だから家族一緒にいなきゃと束縛するような考えはない」(48歳主婦)
「うちでは、そういうの自由にしているんです」(50歳主婦)
「そういう厳格な風習は、うちにも実家にもないですから」(36歳主婦)

作らないことが当たり前で、後ろめたさは全く見られない主婦もいれば、元旦に家族揃ってお節を食べるのは、厳格な風習だという主婦もいて、それを家族に要求しないことを寛容だと思っている主婦もいます。

そういう家の子は、母親がお節を作る姿を見たことが一度もありません。子どもが独り立ちしたとき困らないよう、家庭でできることは教えようとは思わないみたいで、それよりも自分が楽することが大切なようです。この子達が大きくなったら、正月はどんな風に変化しているんだろう。もうすでに家庭を持つことを望まない人も増えていますからね。

不思議なことに、お正月が疎んじられる一方で、クリスマスは盛大になっています。このアンケート調査は、時期をずらして2回に分けて実施されているんだけど、中高生になってもサンタクロースがプレゼントをくれる家庭は、1回目の調査では2・6%だったのが、5年後には47・8%と急増してました。

「子どもには夢を持って欲しい」
「子どもは夢を見なければいけない」
とサンタ信じさせることが夢だと語る親。
中高生になってもサンタを信じているような子どもであって欲しい、大きくなってもあまり現実を見ないで欲しい、と思う親が増えているのです。社会人になって初めて現実を知りストレスためるほうが可哀想な気がしますが。

また、正月を嫌がる主婦の声に、「クリスマスは自分の好きなようにできるから好きだけど、正月はやらなきゃならないことが決まっているからストレスが溜まる」「クリスマスは自分のやりたいようにやれるけど、お正月はやらなくちゃいけないことがあって義務みたいな感じだから楽しくない」とこんな感じで、決められたことは嫌がり、好きなことだけする傾向がありました。

郷土色が色濃く出るお雑煮。
形を変えながらも家庭の味として伝えられていると言われてますが、2回目の調査で「夫の実家流」で味つけする主婦はたったの1割。38.5%が「妻の実家流」。残りの5割は、「私のオリジナル」でした。現代家庭では、「私好みのお雑煮」が主流です。夫の実家に配慮するか「私好み」で通すかの境界線は1955年生まれで、それ以下の主婦は、「私の好み」を家族に優先する傾向が強いそうです。


それにしても、食卓からだけでもいろんな事が見えてきますね。
伝統よりも個人の自由を尊重してきた結果といえばそれまでですが、孤独な人が増え、犯罪が増えているのを見ていると、果たしてそれでいいのだろうかと考え込んでしまいます。私も胸を張って出来てます!やってます!とは言えないけれど、この本にあった現実を普通だとは感じたくないと思いたいです。

8月31日




給食パンの持ち帰りを禁止!増える食べ残し給食

給食で残したパンの持ち帰りを禁止する学校が増えています。
理由は不衛生だから。
食中毒になったら大変だ〜ということで。
たとえば、最近、持ち帰りを禁止した福岡市の場合(小学校146校)。

・今年5月の1ヶ月間の食べ残し給食は、合計112トン。
・1日平均にすると、50リットルのゴミ袋約386袋分。
・前年度より9トン増加 ← 持ち帰り禁止したことが大きな原因


有料のごみ袋を買ったことがある人なら、
50リットルのゴミ袋の大きさは、だいたい想像できると思うけど、
毎日386袋分も、まだ食べられる食べ物が捨てられているなんて。
それも福岡市の小学校だけで。全国にするとどのくらいになるんだろう?
さらに悲しいのが、残飯処理には多額の税金がかかっています。


福岡市の小学校の学校現場や保護者の間では、
「衛生上しかたないね」という容認派と
「食の知恵なくしてしまう」という反対派に分かれているそうです。
残ったパンを児童の見えないところで廃棄している学校もあるんだとか。
保護者の意見の一部を抜粋すると、

容認派の保護者の意見
 ○禁止は衛生面から基本的に賛成。
 ○持ち帰って何かあったら学校の責任になる。
  学校にだけ、責任を押しつけることはできない。
 ○傷んだものを食べる危険性を考えると禁止した方がよい。

反対派の保護者の意見
 ●保存法や腐ったかどうかを判断する知恵や知識を与えることが大切
 ●カビが生えたら食べなければいい。
  カビを見たことのない子どもに育つ方が怖い
 ●家庭で食べさせるのは親の責任


私が小学生の頃と今では時代が違うけれど、
私が小学生だった頃は、まず食べ残しなど許されませんでした。

低学年頃の私は、小食でしかも偏食児。
居残り給食の常連さんでした。
昼休みになっても、掃除時間になっても、食べていることが多かったです。
苦しくて、何度、トイレで吐き出したことか。泣。
でも、友達が遊びに行かないで、応援してくれました。
私の分をこっそり食べてくれた事もありました。
でも、それが先生に見つかったときは、めちゃ叱られ、
廊下に正座させられて、廊下で食べさせられました。
でも、4年生頃には、おかげさまで何でも食べられるようになりました。
どうしても嫌いだった食べ物は飲み込んでたけど、居残りはなくなりました。


病気やケガで、クラスメイトが学校を休んだ時は、近所の子がパンを届けていました。
そのくらい食べ物を捨てなかったのですが、時代は変わってしまったのですね。

給食の持ち帰り禁止がスタートしたのは10年前辺りから。
危険を心配する気持ちもわかるけど、いろんな意味でもったいないね。

参考・読売新聞

7月10日




モンスターペアレントのクレーム対策事例集

数年前から社会問題になっている「モンスターペアレント」。
学校に理不尽な要求を繰り返す保護者のことをこう呼んでいます。
こういうネガティブな言葉は、あまり好きではありませんが、
最近発表された「保育所クレーム対応事例集」がすごくて、独身の人も
人のふり見て我がふり直す手本になりそうなので、いくつか並べてみます。

【参考】モンスターペアレントのクレーム対策


★子供と親の分、保育所で朝食を用意して欲しい

「仕事で忙しい親が多く、特に朝は出勤や保育所へ登所する子供の準備で忙しいので、子供の朝食と大人の朝食を用意して欲しい。食べた人が実費を支払えばいいのではないだろうか。ぜひ検討して欲しい」
「また、保育所で汚した衣類は保育所で洗濯して元通りにして返して欲しい。保育料も税金も払っているのだから当然ではないだろうかと投書箱に意見として入っていた」


★保育料も、教材費も、遠足のバス代も払わない

生活に困っている様子もないのに、1年近く、遠足のバス代や、教材費の集金・保護者会費・保育料などを支払わず、お金にルーズな保護者に、しびれを切らした担任が、「集金をお願いします」と支払いを促すと、感情的になり「あの先生嫌いだ、換えて欲しい」と所長に訴えてきた。


★会社に遅刻するからオムツ替えは保育所でやって

生後9カ月の子供が、保育所に向かう車の中で大便をした。車の中でのオムツの交換は危険。保育所に着いてから母親自身が取り換えると会社に遅刻しかねない。「保育士がいるのに、なぜ保護者がオムツを交換しなくてはならないのか」

さらに、「ある朝、時間がないことを保育士に伝えたら、みなさん、オムツ換えをしていかれるんですけど…と言われた。オムツの取換えのために会社を遅刻し、処分を受けた場合には、市や保育所に賠償をもとめることができるのか、また、遅刻証明書など法的に効力を持つ証明書の発行ができるのか」と連絡帳に書かれていた。


★水筒に名前入れると「ネットオークションに出せなくなった。弁償して」

 遠足当日の出発前に、A児(5歳)の水筒に記名がなかったので、保育士が急いで水筒の下のほうに油性マジックで小さく名前を書いて出かけた。

 翌日、保護者から「あの水筒は、東京にしか売っていないブランド品だった。この後、インターネットオークションにかければ、よい値で売れる商品だったのに、名前を書かれては出品できない。弁償してもらう」という電話があった。


他にもいろいろあったけど、これくらいにしておきます。

篤姫の母上様の教えに「一方聞いて沙汰するな」があります。
こちらに言い分があるように、向こうには向こうの言い分があるわけで、
その人その人の身になってよくよく考えることが大切です。
モンスターペアレントと呼ばれる親にも親の言い分があると思います。
若い親も働きながら必死で頑張っているわけです。
だから、一方的に非難したくないけれど、それにしてもひどい。

実際、厚生労働省の調べによると、保育料滞納額は80億円を超えるそうです。
保育料は5年時効だから、回収できない場合は、誰かが補填しなければなりません。
保育園に入りたくても入れない待機児童もたくさんいるのに大変なことです。

今、保育園に通わせている親は、30歳前後が多いけれど、
モンスターペアレントらしき親が現れはじめたのは90年代後半で、
バブル期に社会に出た人達が親世代なんだそうです。
なんと、アラフォー世代じゃありませんか。
こんなところでも注文が多いなんて。。。汗。

でも、大部分の親は常識人で頑張っているのは事実です。
目上の人から見たら至らないところがあるのは仕方ないことです。
非難するだけでは、何の解決にもなりません。
大人は子どもと違って素直じゃないから指導するのは大変なんだけど、
事例集を発表して「私達は大変なのよ〜」とアピールするだけでなく、
おおらかな気持ちで、導いてあげて欲しいなと思いました。

4月14日



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