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秀吉の側室になった茶々(宮沢りえ)の髪型

女同士の友情って、はかないよね。

という嘆きは、友達に彼ができて音信不通になったり、約束を破られたときなどに聞く言葉です。

女は恋をすると変わります。
結婚するとさらに変わります。
子ができるとまたさらに変わります。

愛情のキャパシティーは限られているので、愛情を注ぐ相手が増えると他の誰かへの愛情が減っていくのは自然なことなのですが、置いてけぼりにされたほうは寂しくて。。。でも女同士だからわかる女心。だから寂しい思いをしても「おたがいさま」だと受けとめることができるし、友達が彼と別れ戻ってきたときは「おかえり」と迎えてあげることもできます。

でも、それもこれも許せるのは、友達の彼が普通の人だった場合。もし、友達の彼が、自分の元彼だったり、自分を傷つけた相手だったり、自分の父親だったりしたら、心穏やかではいられません。場合によっては絶交なんて事もあるでしょう。

第21回「豊臣の妻」を見ました。

秀吉の女になってからすっかり変わってしまった姉(茶々)。髪型が変わり(りえちゃんは新しい髪型のほうが似合う!)艶っぽくなった姉。秀吉への恨みなど忘れたかのように愛おしそうに秀吉を見つめる姉。

そんな姉を許すことができない妹(江)。
もうひとりの姉(初)ならこの悔しさをわかってくれると思っていたのに、一足先に恋の喜びを知ってしまった彼女はすっかり物分かりがよくなり丸くなり、落ち込んでいる妹に向かって「男と女は解せぬもの。何があっても可笑しゅうないわ。まぁそなたにはわからぬやも知れぬがなぁ」と小馬鹿する始末。

私も江と同じく茶々の恋愛は素直に認められないっすよ。初が言っていることもわかるけどさ、わかるけど、同じ血を分けた姉だから、許せないこともあるじゃない。自分の親を殺した相手を好きになるなんてどう考えても理解不能。それを上回る魅力が秀吉にあればまだわかるけど、茶室で千利休と家康にのろけ話をする秀吉なんてイヤイヤ。どんなに宮沢りえちゃんの演技が上手でもやっぱり共感できないです。

しかし、いったい誰が主人公なのかよくわからない展開はいつまで続くんだろう。主人公である「江」は眉間にしわを寄せ怒ってばかりで、秀吉をサルと呼び、千利休には悪態をつくし、暴れるわ、お行儀はよくないわ、いくら元気があってもそんな風に描かれる主人公がなんだか可哀想になってきます。戦国時代のお姫様はこんなに我が強かったの?

おまけに、ドラマの半分が終わろうとしているのに、主人公の江はまだ10代。これから秀勝と再婚し女の子を産み、秀忠と3度目の結婚をして二男五女を産み、大阪夏の陣で姉を失い、春日局と後継者を巡って対立していくのに、江を中心としたエピソードならいくらでもありそうなのに、なぜに茶々と秀吉の恋バナにこんなに時間をかけるんだろう。

かれこれ1ヶ月近く、惚れた腫れたのメロドラマを見せられ、正直飽き飽きしてます。来週からいよいよ向井理くんが登場しますが早く先に進んで欲しいわ。

大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」ネタバレ感想