千姫・芦田愛菜の花嫁姿「江〜姫たちの戦国」

こんにちは。ももっちです。
加トちゃん(加藤茶)の結婚に驚いたももっちです。

江(上野樹里)と秀忠(向井理)も結婚しました。
第29回でやっと結婚してくれました。

でも、江はこれから2男5女を生みます。
12月は坂の上の雲があるから、残り3ヶ月で7人も生むことになります。
計算すると1ヶ月に2人〜3人。
これからほとんどの時間を妊婦として過ごすんでしょうか。
やはりどう考えても、秀吉と茶々の恋愛でうだうだした時間がもったいない。


秀忠との結婚は、江にとって三度目の結婚です。
江は、結婚を激しく拒みます。

わざわざ、嫁取りに頭を下げにきた徳川家康。
二人目の夫との間にできた娘も連れてきてもよい、
と家康に説得され、江はしぶしぶ結婚を承諾します。

が、秀吉に「娘を置いていけ」と命令され、再び拒否。
しかも、娘を置いていけという提案をしたのは、
姉(宮沢りえ)だったことを知り、江は失望します。

姉から、「完のためだ」と説得され、
運命には逆らえないと悟った江は、泣きながら泣きながら、
姉に「命がけで娘を守って欲しい」と約束してもらいます。


母と娘の別れです。
無理やり引き裂かれるのです。

本当ならボロ泣きしそうな話なのに・・・。
感動しなかったよ。
娘との別れのシーンがえらくあっさりしていて、
無理やり引き裂かれる感もあまり感じませんでした。
もっと豊臣のために娘を置いていけ〜という部分を強調すれば、
江への同情も、江への共感も強くなるのになぁと思いました。


江と秀忠の長女千姫役で再登板する芦田愛菜ちゃん。
NHKの「MUSIC JAPAN」に鈴木福君と出演し、
マル・マル・モリ・モリを歌ってました。

愛菜ちゃんは竹馬にはまっていて、
福君は阿部サダヲに教えてもらったヨーヨーにはまってました。
竹馬もヨーヨーも懐かしい。私も犬の散歩はできるよ。

中居君がビストロで「結婚しないの?」と二人をからかってたけど、
愛菜ちゃんと福くんはホントに仲良しでお似合いです。
でも、愛菜ちゃんは福くんが大好きだけど、福くんは彼女がいるんだよね。

おっと話は、江に戻って千姫。
千姫は、7歳で茶々の息子である豊臣秀頼に嫁ぎます。
ドラマでは、芦田愛菜ちゃんの花嫁姿が見られるようです。
挙式を撮り終えた後のインタビューで、
三三九度は、「楽しかったです。気持ちがシャキンとします」と答え、
プライベートでの結婚は、「ドレスも白無垢も両方着てみたいです」
と答えていました。ほんと可愛いわ。福君と結婚できるといいね。

7月31日大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」ネタバレ感想




映画「ICHI」女版の座頭市(瞽女の綾瀬はるか)

映画「ICHI」を観ました。

 監督:曽利文彦
 脚本:浅野妙子
 出演:綾瀬はるか、大沢たかお、中村獅童
 公開:2008年10月


綾瀬はるか主演の映画。女版の座頭市です。
暗い、暗い、暗い映画でした。

暗いだけじゃない。腹は立つし、食欲は無くなるし、寝て冷めても暗い気持ちを引きずり、こんな気持ちにさせるなんて、綾瀬はるかちゃんもあの難しい役をよく頑張りましたよ。拍手です。

私は、この映画で、『瞽女(ごぜ)』の存在を初めて知りました。
今まで知らなかったことが恥ずかしいです。ごめんなさい。

瞽女さんは、盲目の女性旅芸人です。

昔は、障がい者の福祉サービスなんてなかったから、誰かに甘えて生きていくことはできません。自分の力で生きていかなければなりませんでした。

瞽女さんは、三味線をたずさえ、村々を回り、音楽を披露します。江戸時代まで全国各地で活躍されていました。明治から昭和初期にかけては、新潟を中心に活躍しました。

生きてる限り、全部修行だと思ってきましたが、
今度生まれてくるときは、たとえ虫になってもいい、
目だけは、明るい目をもらいたいんだ。


これは、最後の瞽女である小林ハルさんの言葉。
小林ハルさんは2005年に永眠されました。
大変な苦労をされたんでしょうね。
2001年の知ってるつもりで放送されたみたいです。


綾瀬はるかは、その瞽女さんの役です。

瞽女さんは瞽女仲間と一緒に共同生活を送っているんだけど、瞽女の間には、男性と関係を持ってはいけないという戒律があり、たとえ、それが無理矢理レイプされたとしても許しては貰えず、この掟を破ったものは一座を追い出され、「離れ瞽女」になり、ひとりぼっちで生きていかなければなりません。

綾瀬はるかは、瞽女は瞽女でも「離れ瞽女」。
ひとりぼっちで旅をする孤独な瞽女さんでした。

こんな厳しい世界は映画の中だけだろうと思っていたら、本当に、瞽女さんたちの戒律や生活は厳しかったみたい。悲しいことに、目の見えないことで強 姦されることもあったようで、そして、映画と同じように本人の不注意ということで破門にされたみたいです。

女性ならわかりますよね。悲しすぎます(・_・、)
目の見えない力の弱い女性を乱暴するなんて許せません!

ずっと孤独な旅をしていた女座頭市(綾瀬はるか)は、目が見えないから、明るいのか暗いのかわかりません。孤独なので、生きているのか死んでいるのかもわかりませんでした。でも、藤平十馬(大沢たかお)との出会いで、変わっていきます。

大沢たかおが格好悪いけど格好いいの。
彼と子役の子がいなければ全く救いのない映画でした。

原作は子母沢寛の座頭市物語。
原稿用紙にすると20枚程度の短い作品なんだとか。座頭市と言えば、勝新太郎だけど、勝新太郎の座頭市シリーズは、そんな短い物語から生まれていたんですね。知りませんでした。この年になっても、知らないことばかりで、勉強になります。

7月30日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




貴子(清水由紀)眞(えなりかずき)の結婚

こんにちは。ももっちです。
お互い好きだけど別れるという経験がないももっちです。

小島眞(えなりかずき)と貴子さんが別れました。
渡る世間は鬼ばかりの話でございます。

貴子は壮太に惹かれているに違いない!と思っていたのに、
「私だって小島君を愛している」なんて言い出す貴子さん。
貴子さんの気持ちがわかんなーい。
さらにわからないのは、振られたのに
「私には最高のハッピーエンド」と喜んでいること。
うーん、女心は複雑だわ。

愛している人だから何もしてあげられないのがつらい、と別れ話をする眞ちゃん。
愛しているから病気の父親を抱えている女とは結婚させられない、と貴子さん。

彼女がお金持ちになったら僕は必要ないなんて・・・
そんなの悲しすぎない?お金が目的だったの?
ていうか、お金があれば幸せなの?
お金なんて一緒に使う人がいないとさみしいよ。

健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、
富めるときも、貧しいときも、
愛し、敬い、慰め、助け合うのが、結婚だと思うけど。。。

来週は、まひるが本気出しそうな予告でした。
同じお嬢様でも、眞ちゃんには、まひるのような娘が似合うと思う。
それにしても最終シリーズになってモテモテのえなり君です。
ここは笑える。というか照れる。変な感じなの。ごめんねえなり君。

7月29日【ドラマ】2011年夏ドラマの感想




移植コーディネーター(WOWOWドラマ)

ドラマ「移植コーディネーター」を見ました。
WOWOWの本格派医療ドラマです。

移植コーディネーターは、臓器提供するドナー家族と臓器移植手術を受けた患者(レシピエント)を結ぶ唯一の存在。

ドラマでは、書類の書き方から心のケアーまで仕事の内容も詳しく描かれていました。

恥ずかしながら、このドラマで「移植コーディネーター」という仕事を知り、すごく勉強になりました。

物語としても素晴らしい作品。
このドラマに出演した橋爪功さんがインタビューで、「今、俳優さんみんな出たがってますよね、WOWOWのドラマに」と仰っていたけど、WOWOWドラマは、いつも期待を裏切らないです。


臓器移植については、いろんな意見があると思います。
私はどちらかというと運命は受け入れるべきだと思っています。
でも、自分の臓器が誰かを救えるのだったら、
臓器提供してもいい、と思っていました。

だけど、このドラマを見て、そんな簡単な事じゃないことがわかりました。
自分の身体は自分のものだけど、自分だけのものじゃない。
残された家族の気持ちや乗り越えなければならない苦しみを考えたら、
家族の意志も尊重しなければならないと痛感しました。

日本では圧倒的に臓器提供する人が少ないそうです。
今、日本で臓器提供を待っている人は、13000人です。
それに対して移植を受けられる人は、年間およそ200人。


息子の心臓移植を待ち続ける母を麻生祐未さんが演じていました。
演技とは思えない迫力で・・・、誰かが死ぬのを待っていました。
自分の息子だけよかったらいいの?
なんて言えない雰囲気がありました。

息子を亡くした木村佳乃さんも本気出して演技してました。
映画「告白」の母親役も凄かったけど、こちらが好きです。
「息子のこと、10のうち8は、大好きなんです」
と淡々と語るところは、泣かされました。

このドラマは見て欲しいので書かないけど生命力ってすごいです。

そうそう、このドラマに鈴木福くんが出ていました。
矢田亜希子とユースケ・サンタマリアの息子役で。
撮影は「マリモのおきて」より早かったので、
ちょっぴり若い鈴木福くん。
笑顔がなんとも、やっぱり可愛らしかったです。

7月28日【ドラマ】2011年夏ドラマの感想




「武士の家計簿」加賀藩の堺雅人と仲間由紀恵

映画「武士の家計簿」を観ました。

 監督:森田芳光
 脚本:柏田道夫
 出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子
 公開:2010年12月


神田の古書店で偶然発見された、
実在する家計簿から生まれた物語です。

主人公の名は猪山直之。
幕末から明治にかけて、御算用者として、加賀藩の財政に携わってきた下級武士。今で言うなら、県庁の財政課職員といったところでしょうか。

そろばんバカと呼ばれるほどソロバンが得意な猪山直之。正確なのは計算だけではありません。曲がったことが大嫌いな真面目な性格。彼のような人が、昭和や平成の役人の中にたくさんいたら、日本は借金大国にはならなかったかもしれません。

でも、正しさは、人を傷つけることもあるんだよね。

隠し事や嘘の多い人生を送ることを考えたら、正しく生きるほうがずっとストレスのない生活を送れるとは思う。だけど、人の心はそろばんとは違うから、度が過ぎると周りの人間を追いつめてしまうこともあるんだよね。そんな場面が映画の中にもありました。

主人公の猪山直之役は堺雅人さん。真面目な役がぴったり。奥さん役は仲間由紀恵ちゃん。正しさを押しつけられても、それを包み込む優しさを持った素敵な奥様。大河ドラマ「功名が辻」で演じた千代を思い出し、これまたぴったり。

猪山直之の父役の中村雅俊さんや母役の松坂慶子さんもいい味出してます。直之の親とは思えない緩さでほっこりさせてくれるんです。坂本龍馬や西郷隆盛など歴史に名を残した幕末の志士とは違い、地味な人物ばかりが出てくる映画でしたが、学ぶべきところはたくさんありました。

仲間由紀恵ちゃんは映画の影響で断捨離生活を始めたそうです。たしかに掃除がしたくなる。それも大がかりな大掃除。要らない物を処分したくなります。要らない物を捨てたら大切な物だけ残るものだしね。

堺雅人さんのインタビュー記事を読んでいたら、磯田道史原作の新書も面白そうでした。数学の能力というのはあまり遺伝しないのですね。

7月26日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




バンコク「デュシタニホテル」のプール

写真はデュシタニホテルのプールです。
フルーツの串さしはサービスでいただきました。



デュシタニホテルはバンコクで初めての5星ホテル。
古いホテルだけどタイらしくてとっても綺麗です。



こちらは日光浴中の私の足。
あまりきれいじゃない女の足です。

7月24日【旅行記】バンコク屋台




映画「恋空」新垣結衣と三浦春馬の恋愛映画

映画「恋空」を観ました。

 監督:今井夏木
 脚本:渡邉睦月
 出演:新垣結衣、三浦春馬、小出恵介
 公開:2007年11月


原作は携帯小説から生まれた作品。
書籍化もされベストセラーになりました。
中高生のハートを鷲掴みにした小説です。

実は、携帯小説で話題になっていたとき「読んでみてください」と何人もの人から薦められました。そんなにおもしろいならと読んでみたけど途中で挫折。読みにくくて。携帯電話からなら読めるかもと再チャレンジしましたがやっぱりダメでした。
ドラマも第1話で挫折。

そして映画。
これが最後のチャンスよと観ました。

ようやく最後まで完走しました。しかし、正直、何がおもしろいのかさっぱりわかりません。公式サイトには、「2000万人が涙。せつない恋がたどりつく衝撃の結末」と書いてあったけど、涙は一滴もでませんでした。内容があまりにも過激過ぎてリアリティを感じませんでした。

この映画で涙を流せるのは純粋な人だと思う。若いから感動するんだろうな。オバサンになってしまった私には無理でした。たぶん、ガッキーじゃなかったら、映画も挫折していたと思う。ガッキーがかわいいから最後まで観ることができた感じです。

7月23日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




幸楽ミックスソース「渡る世間は鬼ばかり」

こんにちは。ももっちです。
夏ドラマに乗り遅れてしまったももっちです。

なので、ここ数日、溜まりに溜まった「渡る世間は鬼ばかり」を観ました。3月10日放送の第20回から7月28日放送の第39回まで。20話一興放送!

ひさしぶりに見ると、普段は、と〜ってもしつこく感じる台詞が妙に有り難く感じました。が、その有り難さは長くは続かず、朝ドラのように連続で見続けていると、いつも以上にしつこく感じました。

おまけに、眞ちゃん(えなりかずき)の四角関係は、微妙に変化はしてるけど同じ事の繰り返しでしつこいし。どんだけこの話を引っ張るの〜。こうなったら、加津ちゃんも加わって五角関係にしてくれないかしら。

それにしても、貴子さんの気持ちがちっともわからないです。

壮太に惹かれいるのかなぁ〜と思っていたら、「どうして私を待たないで帰っちゃったの?」と泣き崩れちゃうし。あの涙は、父親が勝手に結婚話を眞にしたから?眞が真に受けたらどうしよう〜の涙?それとも、やっぱり眞ちゃんのことが好きだから?

でもさ、あれだけ何度も眞のことを冷たく突き放しておいて、今さら好きだと言われてもねぇ。見てるこっちも応援しにくいです。予告では、「最高のハッピーエンド」と眞ちゃんにひさしぶりに笑顔を見せていた貴子さんだけど、いったい何がハッピーエンドなんだろう?女心は難しいわ。

日向子の進路も気になるところ。
《進学せず調理師になりたい娘》VS《高校や大学は卒業させたい母》
お互いに一歩も譲らず。周囲の大人は、全員、日向子の味方。

どっちが正しい道なんだろう。
そもそも正しい道って何なんだろう。
失敗のない人生も違う気がするし、金持ちになれる人生も違う気がする。

夢をあきらめて大人になる人もたくさんいるのに、夢を実現しようと日々努力をする日向子ちゃんは立派です。高校や大学に行く時間がもったいないと思う気持ちもすっごくわかる。だけど、母親の言い分もわかるんだよね。可能な限りいろんな経験をさせてあげたいという思いも、調理師なら大学を卒業してから目指しても遅くないという言い分も。

日向子と長子は、どっちが折れるんだろう。昨日の日向の表情を見ていたら、日向が折れて高校だけは卒業するのかな。でも、ここは親が折れるべきなんだろうな。「子どもは、親の(思う)ようには育たぬが、 親の(する)通りに育つ」と言うしね。誰が見ても間違った方向ではないんだから、親が折れて認めてあげるのがいいんだろうな。難しいけど。

ところで、橋田先生はツイッターとブログが好きだよね。幸楽の餃子も幸楽ミックスソースもおやじバンドもTwitterとブログのおかげで大ヒット。世の中、そんなに甘くないと思うけど(^^ゞ。でも、誠さんの幸楽ソースは食べてみたい。通販してくれないかしらん。

7月22日【ドラマ】2011年夏ドラマの感想




角田光代「予定日はジミー・ペイジ」の感想

●読書感想文
予定日はジミー・ペイジ
著者:角田光代

発売:2010/7/28

誕生日の本(←小説に出てくる架空の本です)によると、
誕生日には「地味な日」と「派手な日」があるらしい。

私は間違いなく「派手な日」の生まれ。

世界中から愛された大女優、大物政治家、
超人気があったアイドル歌手などが生まれた日で、
他にも活躍された人が多数いて、その名前を眺めているだけで、
私って凄い才能を持っているのではなかろうか、
と大きな勘違いをしそうな誕生日。

角田光代さんの「予定日はジミー・ペイジ」を読みました。世界三大ギタリストとして名高いジミー・ペイジの誕生日に出産する予定である妊婦の記録。「性交」から始まり、「陣痛」で終わる、十月十日の物語。

小説は、そのほとんどがフィクションです。作家の想像力によって作り出された架空の世界であります。と頭で理解はしていても、あまりにもリアルだと「この話は実体験じゃないの」なんて勘ぐりたくなることがあります。

予定日はジミー・ペイジもそんな小説でした。
小説というより日記みたいで、
だから、最初は角田さんの実体験なのかと思いました。

しかし、私の記憶が正しければ、角田さんは「子どもは欲しくない」と仰っていて、でも、人の気持ちは変わるから、結婚して気が変わったのかしらん、と読み始めましたが、やっぱり気になるので、途中をすっ飛ばし、最後のあとがきを読むと、やはり角田さんは妊娠してませんでした。

小説を読むつもりで買ったけど、なんだか騙された気分になった勝手な私。ただ、不思議なのは、「八日目の蝉」を読んでも、角田さんが赤ちゃんを誘拐したとは思わないのに、なぜ「予定日はジミー・ペイジ」は、角田さんが出産したんだと勘違いしてしまうんだろう。

一番目は、この小説には日付が付けられ、日付順で書かれていたからだと思う。二番目は、「八日目の蝉」のような特異な話ではないからだと思う。三番目は、主人公が妊娠したことを喜べなかったからだと思う。三番目がとくに角田さんらしさを感じて、勘違いしたのかもしれません。

なので、読み終わって改めて感じました。経験がなくても、これだけのものが書けるなんて、やっぱりプロの仕事は違うなぁと。表現だって美しいもん。私が書くような陳腐な日記じゃないもん。

たとえば、海を見たときは、「海が広がっている。広がっている、というより、もりあがっているというのが近い。平皿にこんもりと盛りつけられたごはんみたいな海である。表面が炊きたてごはんみたいにつややかに光っている」と表現し、たとえば、太陽を見たときは、「東に林立するビルのてっぺんから、じりじりと橙の太陽がのぞかせ、やがて全体が姿をあらわす。さっき橙だった太陽は、ビル上部にのぼったとたん白くなる」と表現。こんな風に書いたことないし、書けないもん。

この小説、最初は、朝日新聞に掲載された短い小説だったそうです。新聞に掲載されたときは「掌編小説」とちゃんと書いていたそうですが、角田さんが出産したのだと勘違いした人達からぞくぞくとお祝いのカードや花が届いたそうです。妊娠による体調や心の変化は、妊婦によって千差万別。といっても、《一日中ずっと、ものを嘗めたい衝動とたたかって過ごす妊婦》なんて会ったことも聞いたこともありません。でも、この小説を読んでいると、嘗めたい妊婦さんもいるんだろうなと信じちゃうほどリアルなのです。だから、勘違いしてお祝いを贈った人の気持ちがよくわかります。

角田さんの小説に出てくる男性は苦手です。そんなにたくさん読んでいるわけじゃないけど、印象に残らない人も多いくらい。でも、「予定日はジミー・ペイジ」に出てくる夫くんは好きです。肉食と草食の中間くらいの男で、いい奴なのよ。やっぱり結婚するなら優しい人がいいよ。先は長いんだから大事にしてくれる人がいいよ。わがままに振り回されるより、わがままが言える相手がいいよ。としみじみ思いました。

子育ては男もできるけど、出産は女にしかできないこと。
母性の塊のような妊婦もいれば、小説のようなダメ妊婦もいて、人の数だけ妊婦のドラマがあるけど、ただ、共通して言えるのは、十月十日は、母親のお腹の中にずっと一緒にいた時間で、自分の誕生日は、母親がすごく頑張った日であることは間違いないんだよね。

7月20日【話題の本】読書感想文




映画「初恋」宮崎あおいが三億円事件の犯人

宮崎あおい主演映画「初恋」を観ました。

 監督:塙幸成
 脚本:塙幸成、市川はるみ、鴨川哲郎
 出演:宮アあおい、小出恵介、柄本佑
 公開:2006年6月


宮崎あおい10代最後の作品です。

原作は中原みすずの小説で、1968年12月10日に起きた府中三億円強奪事件を元に作られた物語です。府中三億円強奪事件は、誰が犯人なのか未だわからない謎の事件。犯人は盗んだお金を未だに一円も使ってないそうです。

40年前の3億円は、今の30億円相当の価値がありますから、盗まれた人の気持ちを思うと居たたまれなくなります。いったい犯人は何のために盗んだのか、使わないのなら盗むなよと思うけど、使わないんじゃなくて使いにくくなったんだろうね。

さて、映画「初恋」はそんな事件から生まれた作品です。
犯人は女子高生だったという斬新な設定で、
その犯人を演じたのが宮崎あおいでした。

最初の30分は暗くて退屈だった。
早送りしたくなったけどぐっと我満。

主人公みすず役の宮崎あおいが不良のたまり場になっている新宿のジャズ喫茶に通う理由が理解できた辺りから面白くなり、岸役の小出恵介に恋をする辺りから引き込まれていきました。

劇中、宮崎あおいが3億円を強奪するシーンはとてもリアルです。宮崎あおい自身も犯人役を演じていて、「私はこの物語を、実話だと思っています。真実だからこそ、みすず、この役を大好きになりました」と行ってましたが、私も彼女が犯人にしか見えない。そして、悲しいかな、彼女の目線で見ちゃうのでいつの間にか彼女の成功を祈っていました。

「初恋」なので、恋愛映画です。小嶺麗奈が脱いでいてエッチなシーンもあるけれど、宮崎あおいの恋はとってもピュアで彼女らしいです。

彼女は、孤独な女の子が最も弱いであろう言葉で落とされます。
好きな人から一番されたいご褒美で彼女は笑顔になります。
その時の宮崎あおいの表情は絶品です。


宮崎あおいのお兄さん役が本物のお兄さん(宮崎将)でした。
とってもハンサムなのでびっくりしました。
柄本明の息子(柄本佑)も出演してました。

事件が起こった1968年は学園紛争が盛んな時期。
その様子も映画の中で描かれています。
「最近の若者は・・・」なんてどの口が言ってるんだ!
と言いたくなるくらい若者達(団塊世代)は不良でした。

映画の内容とは関係ないんだけど、3億円事件の正確な被害金額は2億9430万7500円。「憎しみのない強盗」と語呂合わせができるそうです。これがまたドラマを生むようで、誰一人傷つけず、一円も損をさせず、三億円の現金を奪ったと英雄視する人もいますが、モンタージュ写真に似ていた男性は、誤認逮捕され、釈放後は職を失い、自殺しました。かかった捜査費用は約10億円と言われています。これだけのお金がこの事件に使われ、関係ない人の人生を奪いました。

誰も傷つけず損をさせない事件なんてありません。
だから、宮崎あおいの完全犯罪も応援しちゃいけないんだよね。

7月11日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




有川浩の「阪急電車」文庫本の解説は児玉清

●読書感想文
阪急電車
著者:有川浩

発売:2010/8/5

おるしろかったぁ。
いやぁ、映画化される小説は裏切らないですね。
夢中で読んでしまいました。
この本を紹介してくれた優夢さんに感謝。ありがとうね。

実は、初めて読む小説家は苦手なのです。
なんというか、作家が持つリズムに乗れなくて読み始めで苦労するので。

有川浩さんの小説を読んだのは初めてでした。
最近まで彼女のことを男だと信じて疑わなかったほどの無知ぶりです。
なので「阪急電車」もそうでした。最初は読みにくかったです。

でも、でも、20ページで私のハートはぎゅっと鷲づかみされてしまいました。

しかし、その胸きゅんは長くは続かず・・・。
だって、短編だから、21ページで終わってしまうの。

「阪急電車」は短編小説なんだ、とちょっとがっかりしながら改めて目次を見ると、最後の章に同じ駅(宝塚駅)を発見。もしかしたら、国際的ネズミのバックを持つ彼女と彼の話の続きが読めるかも〜と254ページを開けると予想通り彼と彼女の名前も発見。二人がどうなったか気になる〜読みたい〜衝動に駆られながら、やはりそれは作家に失礼なので、次の駅(宝塚南口駅)に私も進みました。

次の駅(宝塚南口駅)を読み終わり、
最後の駅(宝塚駅)を読まなくて良かった、
と本気で本気でほっとしました。

「阪急電車」すごいです!

短編小説なんだけど、短編小説じゃないんです。駅と駅を繋いで走る電車が、「全くの赤の他人の人生」と「全く赤の他人の人生」を繋いで走るんです。そんな偶然が何度も重なるんだろうかと思わせないほど美しく繋がっていきます。

また、前半の片道はたった一日の話なのに、50年分の人生がぎゅっと詰まっていて、縦にも横にも前にも後ろにも想像が広がっていくそんな小説でした。

私もその電車に乗っていたような気分で読み終わり、すっかり阪急電車の登場人物達に愛着を感じてしまい、読み終わった後も彼ら達のこれからの人生を考えていました。

白いドレス女とDV女は、きっといつか「あの時のあの人」だったことをお互いに知る日が来るんだろうな。自分が全く知らないところで、別れるきっかけを作ったしまったことを知るとき、白いドレス女は何を思うか知りたい。図書館のふたりがちゃんと結婚できるのかも気になるし、女子高生が看護師の仕事を好きになれるのかも気になる。

だけど、このくらいで終わるのがちょうど良いんだろうな。読み終わった後も想像が無限に広がるところもこの小説の魅力だと思うから。この辺りのバランスも実にうまく計算されているんだと思う。やっぱすごい。

阪急電車は、昔よく乗っていました。思い出を語るとすごく長くなりそうだからやめるけど、今は全く乗る機会がなくなり、次はいつ乗れるかわからないので、なんだか悔しいです。あの頃、この本に出会っていたらもっと楽しく読めたのにとアホなことを考え、今すぐ小説の世界を阪急電車に乗って味わえる人のことを羨ましがっています。

でも、今、私がよく乗っている電車にも魅力がたくさん詰まっているかもしれないよね。まだ降りたことのない途中の駅に、小林駅のようないい駅があるかもしれない。乗れない阪急電車を羨ましがるより目の前にある電車や駅を観察するほうが楽しいかもと思うことにしました。

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」も観たいですね。芦田愛菜ちゃんがさんまのまんまで映画の番宣をしていたのがとっても可愛かったし。彼女が何の役をするのかは知らないんだけど、犬のおばあちゃんの孫だよね?中谷美紀は白いドレスの女。まさか女子高生や女子大生の役ではないよね。ふふふ想像するとなんか楽しい。

文庫本の解説は児玉清さんでした。最後に「俳優」と署名してました。すごく大好きな俳優さんだったので切ない気持ちに。年を重ねるごとにダンディさが増していった児玉清さん。父親くらいの年齢だけど、全然恋愛対象でした。美しい日本語で書かれた解説文を読んでまたしても胸キュン。彼が残してくれた文章ももっと読んでみたいです。

7月10日【話題の本】読書感想文




キャセイパシフィック航空の機内食の写真

2009年12月。
キャセイパシフィック航空の機内食の写真です。





まぁまぁ美味しかったけど、量が少なかったです。
お酒を飲むと食が進むので。



サービスはよかったです。なんといっても安い。
残念だったのは見られる映画が少なかったこと。
日本語の映画が少なかったの。自分の語学力を磨けばいいんだけど。

7月7日【旅行記】バンコク屋台




映画「クライマーズハイ」JAL123便墜落事故

堤真一主演映画「クライマーズ・ハイ」を観ました。

 監督:原田眞人
 脚本:加藤正人、成島出、原田眞人
 出演:堤真一、堺雅人、尾野真千子、山崎努
 公開:2008年7月


1985年8月12日、御巣鷹山に日本航空123便が墜落しました。乗員乗客は524名。そのうち生存者は4名、死亡者は520名。はっきりとした原因は今でもわかってない飛行機事故です。

クライマーズ・ハイはその墜落事故を舞台にした映画。
昔の事件だからか観客の年齢層は高かったです。
この私が平均年齢を下げているようでした。

原作者の横山秀夫さんは、群馬県の地元紙(上毛新聞社)の出身で、自らの体験をもとに小説化している作品なので、映画の内容も、飛行機の墜落事故そのものより、事故を報道する地元新聞社の苦悩や葛藤をより強調して描かれていて、新聞社の内部抗争はとてもリアルに表現されていました。

昔のことなので忘れていることも多く、事件のことを思い出してくるとじわじわ感動する作品でした。堺雅人の「出来すぎだと思いませんか?」の一言が、とくに印象的で、この一言からいろんな想像ができました。もしかして、本当は事故の原因は判明されているのに、政府によって隠されているのではないか?とか、こんな時も日本はアメリカのポチなのか?などなどいろいろ考えちゃいました。

これ以上書くと、ネタバレになるので、この辺にして、
本筋とはあまり関係ないことで気になったことを書いてみます。

まず、昭和60年なので、携帯電話がありません。
大手新聞社は車に電話をつけていますが、地元新聞社の通信手段は公衆電話だけ。なので、事故現場の記事を新聞に掲載するまでかなりの時間がかかります。山に登って記事を書き、山を下りて電話を探す。カメラもデシカメじゃないから、現像にも時間がかかり、しかも、暑い夏だったから、もうそれは大変そうで・・・。

映画のパンフレットで、FOCUSのカメラマンだった人が、当時のことを振り返っていました。ホントに大変だったみたいです。この大変さは、23年経った今だから、わかるんだよなぁと思いました。携帯電話やインターネットって報道マンにとっても有り難いツールなんですね。

そして、もうひとつ気になったのが、男の嫉妬。
男のプライドや権力争い、男の嫉妬は陰湿です。身内同士で足の引っ張り合いをし、でも、今思うと、嫉妬で燃え上がるほど昭和の男は熱いです。心と心をぶつけ合って、殴り合いになるまで仕事をする。ここまで仕事にプライドを持つ男は減りましたよね。

映画の内容とは関係ない話ですが、日航ジャンボ機墜落事故の生存者は4名でした。その中に、当時12歳だった少女がいました。彼女がヘリコプターで救助される姿は忘れられない人も多いと思います。父と母と妹を一度に失った彼女は、その後、看護師さんになりました。阪神淡路大震災の時は、怪我人の手当をしたそうです。今は、結婚して子どもにも恵まれ、幸せに暮らしているそうです。それを知ったときはホッとしました。

ホリエモンこと堀江貴文氏が拘留中に山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」を読んだことがきっかけで、事故現場の御巣鷹山を登ったそうですが、その気持ちがなんとなくわかりました。クライマーズハイを観たら御巣鷹山に登りたくなりました。

7月5日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




映画「ザ・マジックアワー」と「合い言葉は勇気」

三谷幸喜監督の映画「ザ・マジックアワー」を観ました。

 監督:三谷幸喜
 脚本:三谷幸喜
 出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行
 公開:2008年6月


貸し切り状態の映画館で観ました。
つられ笑いってあるじゃない。
三谷作品は笑うことが醍醐味なので、他の観客につられて笑う事を期待していたんだけど、貸し切りだったので、一緒に笑ってくれる人がいなくて、ちょっぴり寂しかったです。

ストーリーは、まあまあかな。5点満点中の4点くらい。
三谷監督のパターンが見えてきたというか、過去の三谷幸喜ドラマ「合い言葉は勇気」に似ていた。「合い言葉は勇気」は、(豊島の)産廃問題を題材にしたドラマ。役所広司が売れない役者兼ニセ者弁護士、香取慎吾ちゃんが村役場の職員。「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市が役所広司で、妻夫木聡が香取慎吾。ドラマの視聴率はあまりよくなかったけど、私は「ザ・マジックアワー」より「合い言葉は勇気」のほうが好きかな。

でも笑えましたよ。
伊吹吾郎と寺島進が笑える。

番宣で「THE有頂天ホテル」に出演した役者が、全く同じ役で登場する!と三谷監督が言ってたので、あの人かなこの人かな、と予想して行ったけど見事にハズレました。答えは内緒ね。そりにしても、出演者は毎度の事ながら豪華。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行の他に、綾瀬はるか、小日向文世、寺島進、戸田恵子、伊吹吾郎、香川照之など。みな楽しそうでしたよ。

マジックアワーって手品の技かと思っていましたが、映画の専門用語なんですね。マジックアワーの瞬間は、とても幻想的な瞬間で、最もこの世界が美しく映るそうです。映像を撮る人間にとっては、たまらない瞬間なんでしょうね。

7月3日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




映画「僕の彼女はサイボーグ」とドラえもん

映画「僕の彼女はサイボーグ」を観ました。

 監督:クァク・ジェヨン
 脚本:クァク・ジェヨン
 出演:綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太
 公開:2008年5月


綾瀬はるか主演のラブコメ映画。
綾瀬はるかが、これでもか!これでもか!これでもかぁ〜!ってくらい可愛い映画でした。彼女は、人間とサイボーグの二役。鼻を骨折するほどサイボーグ役を頑張ったみたいですが、サイボーグのはるかちゃんは、ちゃんとサイボーグに見え素晴らしかったです。

小出恵介くんはカッコイイのにあまり格好良く見えなくて、
「猟奇的な彼女」の彼にどことなく似てました。
ていうか、韓国人の監督が撮ると韓国人に見えるんだね。

ストーリーはまあまあかな。5点満点中の3点。
日本人ならお馴染みのドラえもんに似てて、
小出恵介くんがのびたで、綾瀬はるかちゃんがドラえもん。
ラストがとくに似てました。

監督の娘さんは「ドラえもんオタク」とパンフレットに書いてあったけど、
やっぱり意識して作ったんだろうね。

映像は迫力があったけど、過去の日本はいただけなかった。
小出恵介くんの子ども時代がどう見ても変。
今、大学生なのに、昭和30年代の景色。辻褄が合わない。
誰か教えてあげればよかったのに。
そんな感じで突っ込みどころ満載でした。

綾瀬はるかファンには、たまらない映画だと思うけど、
そうじゃない人はつまんないかな。

7月2日【映画】ちょっぴりネタバレ感想




養老孟司と茂木健一郎、なぜ人は悩む?対談

自分は正しい、
されど
他人もまた正しい。


婦人公論の養老孟司先生と茂木健一郎先生の対談がおもしろかったです。テーマは「なぜ人は悩むのか」。

答えは「人は迷うようにできている」。

なんだか納得できるようなできないような答えでありますが、ようするに、人の脳は、右と左ではまったく違うことをしていて、左脳が意識してやろうとしていることを、右の無意識の脳が妨害しているそうです。右と左、どっちの意見を聞くか、頭も困っているわけで、だから、悩んだり迷ったりするのは当たり前なんだとか。

対談では、いろいろなエピソードを交えながら、脳について悩みについて語られていました。どの話も興味深かったのですが、もっともだなぁと思った話のひとつが、養老先生のもとへ「夫とは価値観が違う、別れたい」と相談に来た女性の話です。

僕はね、こう言うんですよ。
「あんた、これまで何を見てきたんだ。ダンナの顔だろう。
向こうは何を見ていたか。あんたの顔だ。
お互いに違うものを見ていたんだから、意見が違うのは当たり前だ」って。



たしかに自分の顔はほとんど見ないです。今日、鏡を見た時間も、ほんの少し。自分のことは自分が一番知っているようで知らない、という言い伝えは本当なんだろうな、としみじみ考えました。

たとえば、青のり。
自分の歯に付いている青のりは見えません。気がつかないときはずっと気がつかないままです。でも、相手の歯に付いた青のりはよく見えるんだよね。。。もし、青のりが価値観だとしたら、いや「価値観が違う」と相手を責めるときは、相手の欠点を追求しているときが多いので、もし、青のりが欠点だとしたら・・・。自分の欠点は棚に上げて、相手の批判ばかりしているのかもしれないなぁと思いました。

7月1日【つれづれ】気になったもん