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移植コーディネーター(WOWOWドラマ)

ドラマ「移植コーディネーター」を見ました。
WOWOWの本格派医療ドラマです。

移植コーディネーターは、臓器提供するドナー家族と臓器移植手術を受けた患者(レシピエント)を結ぶ唯一の存在。

ドラマでは、書類の書き方から心のケアーまで仕事の内容も詳しく描かれていました。

恥ずかしながら、このドラマで「移植コーディネーター」という仕事を知り、すごく勉強になりました。

物語としても素晴らしい作品。
このドラマに出演した橋爪功さんがインタビューで、「今、俳優さんみんな出たがってますよね、WOWOWのドラマに」と仰っていたけど、WOWOWドラマは、いつも期待を裏切らないです。


臓器移植については、いろんな意見があると思います。
私はどちらかというと運命は受け入れるべきだと思っています。
でも、自分の臓器が誰かを救えるのだったら、
臓器提供してもいい、と思っていました。

だけど、このドラマを見て、そんな簡単な事じゃないことがわかりました。
自分の身体は自分のものだけど、自分だけのものじゃない。
残された家族の気持ちや乗り越えなければならない苦しみを考えたら、
家族の意志も尊重しなければならないと痛感しました。

日本では圧倒的に臓器提供する人が少ないそうです。
今、日本で臓器提供を待っている人は、13000人です。
それに対して移植を受けられる人は、年間およそ200人。


息子の心臓移植を待ち続ける母を麻生祐未さんが演じていました。
演技とは思えない迫力で・・・、誰かが死ぬのを待っていました。
自分の息子だけよかったらいいの?
なんて言えない雰囲気がありました。

息子を亡くした木村佳乃さんも本気出して演技してました。
映画「告白」の母親役も凄かったけど、こちらが好きです。
「息子のこと、10のうち8は、大好きなんです」
と淡々と語るところは、泣かされました。

このドラマは見て欲しいので書かないけど生命力ってすごいです。

そうそう、このドラマに鈴木福くんが出ていました。
矢田亜希子とユースケ・サンタマリアの息子役で。
撮影は「マリモのおきて」より早かったので、
ちょっぴり若い鈴木福くん。
笑顔がなんとも、やっぱり可愛らしかったです。

【ドラマ】2011年夏ドラマの感想