便利な「体脂肪計タニタの社員食堂」アプリ

こんにちは。ももっちです。
健康診断の結果が悪くてへこんでいるももっちです。

尿検査で、潜血とたん白を確認。
赤血球、血清色素、ヘマトクリット、LDLコレステロール、甲状腺のもろもろが異常値でした。再検査がこわいです。

恐いけど、少しでも良くなるように、できることはしたいので、最近、さぼり気味だった健康オタクを復活させました。

でさ。
体脂肪計タニタの社員食堂のアプリをダウンロードしたの。右の写真がそれ。写真はスマートフォン用だけど、私がダウンロードしたのはiPad用。(スマートフォンは持ってないので)

これがね、すごいの。

何がすごいって私がちゃんと作っていることがすごいの(笑)。レシピ本は好きなので、今までいろいろなレシピ本を買ってきたけど、こんなに愛用しているレシピ本は、「タニタの社員食堂」が初めてかも。すでに2/3のメニューは制覇しました。

アプリなのが使いやすいのかなぁ。
書籍と違って、タイマーや食材の絞り込み検索などの機能があったり、必要な食材と分量も一目でわかるのよね。ワンタッチで1人〜4人分の分量を表示してくれる機能は超便利です。

  

味はね、おいしいです。
カロリーダウンは食材の内容と調理方法で工夫している感じなので、思ってたよりボリュームがあり味もしっかりついているの。もしかしたら、濃い味が好きな人にはもの足りないかもしれないけど、私はどちらかというと薄味で作るので満足してます。

ただね。ひとつだけ不満があって、白ごはんの量が少ない。毎食100グラムだよ。炊きあがると米1合はだいたい340グラムになるので、1食あたり1合の1/3です。わたしゃ毎食250グラムは食ってたね。自慢じゃないけど。炭水化物が大好きなの〜。それからお酒も好きなの〜。でも、お酒の飲み過ぎは健康の天敵だから。たぶん健康診断の結果に影響してそうだから。これからはほどほどにするよ。

9月24日【健康】気になったもん




辛酸なめ子さまのTwitter(ツイッター)

こんにちは。ももっちです。

冷蔵庫はけなげです。
いつもは暗いのに、
開けたときだけ明るくなって・・・。


という辛酸なめ子のつぶやきに癒されたももっちです。
なめ子さまのTwitter(ツイッター)は面白いです。
一番気に入ってるつぶやきは、

年賀状をたくさん出しても、全然来なくてさびしいので、
来年は往復はがきで出すことを考えています。


というつぶやき。
かわいすぎる。守ってあげたくなっちゃう。
なめ子さまって私より年上だと思っていたんだけど、うんと年下でした。
ごめんなさい。ずうずうしくて。
それから、最近、あまり更新できなくてごめんなさい。
硯じゃなくてパソコンには向かっているんだけど、
冷蔵庫のように健気になれないの。

9月17日【芸能人】気になったもん




まひると壮太も結婚「渡る世間は鬼ばかり」

こんにちは ももっちです。
幸楽ミックスソースが欲しいももっちです。

幸楽ミックスソースは伊勢丹に売っているとのこと。
伊勢丹に行ったときは忘れないようにしよう。


小島眞(えなりかずき)と貴子さんの結婚が決まりました。

橋田壽賀子先生が脚本を書き終えた報告の中で、
「眞は結婚させたくなかった」というような事を言われていましたが、
そういう気持ちが、貴子の態度にハッキリ現れていたプロポーズでした。
橋田先生〜手を抜きすぎでございます。

あんなに結婚を嫌がっていたのにあっさり承諾する貴子さん。
しかもプロポーズは電話だし、表情は見せてくれないし声も聞かしてくれないなんて。
結婚が決まるときってあんなもの?あんなに簡単でいいの?
せっかく1年も引っ張ってきた話題なのに、もう少し丁寧に描いて欲しかったです。
思えば前シリーズでも、あっさり婚約破棄していたよね。貴子さん。

最終回は、モンスター姉妹&勇の母親 → 小島キミ(赤木春恵)と
久子の娘とは思えない → 加奈(上戸彩)も登場するとのこと。
眞と貴子さんの結婚式で終わるのかしら。

まひると長谷部先輩の母親(坂口良子)も登場するらしい。
坂口良子といえば大女優。
そんな大物女優を新キャラとして登場させるんだから、
まひると壮太の結婚も現実になりそうな予感がします。
もし結婚したら壮太はまひるの田舎に行ってしまうの?
壮太のいない「おかくら」はちょっこし心配。
心配しても終わってしまうんだけどね。さみしいな〜。

9月16日【ドラマ】2011年夏ドラマの感想




吉田修一「7月24日通り」の読書感想文

●読書感想文
7月24日通り
著者:吉田修一
発売:2004/12/21

この小説はめいちゃんに教えてもらいました。

読書前にめいちゃんから頂いた情報その1。
『本当に、「悪人」を書いた吉田修一さんの作品なの〜』
読書後の私、
『ホントホント同じ人が書いた小説とは思えな〜い』と納得。

読書前にめいちゃんから頂いた情報その2。
『恋愛の主人公になれない女の子の葛藤を描いた小説です』
読書後の私、『上手にまとめるなぁ』と感心。

それなりに修羅場はあったけど全体的に爽やかな小説でした。
なんせドロドロの「八日目の蝉」を読んだ後だったから、
余計ね、可愛らしく思えました。

以前、教育テレビで女性脚本家(大石静×中園ミホ×田渕久美子)の対談が放送されていて、その対談中、3人が口を揃えて「男性脚本家が書く女性ってファンタジーよねぇ。実際の女性はあんなこと言わない」と熱弁していたんだけど、「八日目の蝉」と「7月24日通り」を読み終わり、その対談を思い出しました。たしかに、《女性の作家が書く女性》と《男性の作家が書く女性》は違う。その逆もまた真なり。

主人公は、地元の短大を出て、地元の企業に就職し、
実家で暮らす独身女性。
私とは真逆。
故郷から遠く離れて暮らす私とは真逆の人生。

私は高校2年生まで地元志向でした。東京や大阪のような大都会は旅行で行くところであって、田舎者の私なんか住む所じゃないと思っていました。地元の大学を卒業して、地元の企業に就職して、地元で恋して結婚して、死ぬまでここで暮らしていくんだと思っていました。なのに、今や大都会のど真ん中で暮らしています。かれこれ○○年も大都会に住んでいるのに、未だに分不相応な場所で暮らしている感が抜けません。なのでどちらかというとネーミングなんてしなくても、いつもリスボンで暮らしている感じ。

自分の人生を振り返ると、これまた主人公とは真逆で冒険だらけ。友達からは一応「強いよね」というような誉め言葉はもらうけど、同じように心配もされるので、きっと呆れているんだと思う。もし、最初の人生設計通り地元で暮らしていたら、私も平凡な人生を送れていたかしら。でも、たぶん、主人公と同じようなコンプレックスを持つんだろうな。そして、きっと無難な道を選んできたことに嫌気がさし、エイっと冒険がしたくなるんだろうな。

主人公は高校時代に憧れていた男性と再会します。実は私も再会済みです。不思議なもので両思いだった人とは会いたくないんだよね。片思いだったり、私のことを振った人に会いたくなるの。不完全燃焼だったからなのかなぁ。

人生で片思いは一度きりです。
その人と12年振りに再会しました。
会って良かったのは満足できたこと。
つまり、もう完全に終わった恋なんだとハッキリわかったことです。
過去は美化されるって本当ね。
どうして好きだったのか謎すら感じました。
美しい思い出は美しいままにしておけばよかったなぁ
とちょっぴり後悔した再会でした。

小説の話に戻りますが、ちょっと不完全燃焼。だって、面白くなりそうなところで終わるんだもん。気になるじゃない。子どもを産むのか、亜希子が絡んでくるのか。でも、この小説のコンセプトは自分を変えることだもんね。そういうドロドロは本筋ではないんだよね。

追伸.途中まで梅木さんと同じく小百合と安藤さんは不倫していると思ってました(笑)

9月9日【話題の本】読書感想文




角田光代の小説「八日目の蝉」を読んだ感想

●読書感想文
八日目の蝉
著者:角田光代
発売:2011/1/22

おもしろかった〜。
ドラマを見て、映画を観て、最後は小説。
この順番以外、知らないけどこの順番で満足。

しかし、全てを制覇すると、「どんだけ八日目の蝉が好きやねん」と自分で自分に突っ込みたくなりますが、それほど好きな世界でもないんですよ。気が滅入ってくるので。なのに、気になってしまうのは、私が女だからでしょうか。

ドラマを見て、映画を観て、起承転結の全てを知っていても、読みたくなる小説でした。途中で止められなくなり、私にはしては珍しく1日で読んでしまいました。

小説より先にドラマと映画を見ていたので、
ごく自然に希和子が動き、薫が動き、小豆島の景色が浮かびました。

橙の夕日、鏡のような銀の海、丸みを帯びた緑の島、田んぼの緑に咲く真っ赤な花、風に揺れる白い葉。。。醤油の甘い匂いの中で、幸せそうな母と娘が、くっきりはっきり私の頭の中で動き回っていました。

ちなみに、希和子はずっと檀れいでした。小さい頃の薫は小林星蘭ちゃん。大きな薫は井上真央。小説の前半は、ドラマが動き、小説の後半は映画が動き、ドラマや映画で観た景色を思い浮かべながら読んでいました。映画とドラマを先に観た醍醐味です。

小説は、ドラマや映画よりも、淡々と語られている感じがしました。ドラマでは希和子が逮捕される瞬間が一番盛り上がり、映画では希和子と薫が写真館で写真を撮る瞬間が一番盛り上がっていましたが、そのどちらも小説では淡々と語られ、小説は事件の記録を読むような感じだったので、映画やドラマほど感情が揺さぶられることはありませんでした。

だけど小説には、ドラマや映画では描かれていないことが多々あり、そんな過去があったんだ、そんな事情があったのね、と新しい発見が面白かったです。例えば、エンジェルホームのエンジェルさんも、この事件で懲役八ヶ月、執行猶予二年の有罪判決を受けていたことや薫の実の母親である恵津子も不倫していたことなど。

作者である角田光代さんはインタビューで、創作の源は《常識といわれる事柄》に対する「怒り」と「疑問」から生まれると語られていました。「八日目の蝉」の場合は、「女性は子どもを産めば、誰にでも母性が生まれる。産まない女性には、母性が無い!」という常識を覆したかったらしいです。(私的には、そんな常識があったことに驚きなのですが・・・)

だからなのか、小説に出てくる実の母親は、最低な女でした。不倫はするし、娘にはつらくあたるし、ご飯は作らないし、掃除はしないし、夜遊びはするし・・・。明らかに、誘拐犯である希和子の方が愛情を注いでいました。希和子に感情移入するよう計算された人物設定なんだろうけど、それにしてもあんまりな描かれ方。

でも、本当に恵津子(実の母親)のような人がいたとしても、私は「あなたは最低な女ね」とは責められないな。可哀想な人だと思う。夫も娘も自分の所に帰ってはきたけど形だけ。心は憎き女に奪われたままなんだもん。娘から愛されないのは辛いと思うよ。愛されるように頑張って欲しかったけどさ。

一緒にご飯を食べる人がいて、一緒に笑って、たまに喧嘩して、そんな日常がとても幸せなことだと思える小説でした。自由に生きられるようになった分、普通に生きるのは難しくなったよね。

9月3日【話題の本】読書感想文



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