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映画「阪急電車片道15分の奇跡」感想と名言

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」を観ました。

 監督:三宅喜重
 脚本:岡田惠和
 原作:有川浩
 出演:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、芦田愛菜
 公開:2011年4月


おもしろかったです。去年、読んだ小説より劣るけど。
たぶん、CMが多いテレビで観たからだと思う。でも、しゃあない。タダで見せてもらってるんだから文句を言っちゃダメだよね。

映画は小説と同じく、ひとつひとつの物語が上手に繋がっていました。さすがプロのお仕事。偶然の連続なのに「そんな偶然、何度も続かな〜い」と思いませんでした。

胸にぶすっと突き刺さる名言もありました。

価値観の違う人とは、
辛いと思えるうちに離れといたほうがいいねん。
無理に合わせて一緒におったら、
自分もそっち側の価値観に慣れてしまうから。


名言過ぎる。
私は仕事だとハッキリ言えるんだけど、
好きな人が相手だとダメダメになってしまう。
どちらかというと恋をすると盲目になるタイプなので。

相手の嫌なところも、それは違うと感じることも、
我慢して受け入れてしまう傾向があり、
だから、時々苦しくなるときがある。
そして、たしかにいつの間にか、慣れてる。

でも、直らない、と思う。
それが私だし、そうするほうが楽だから。
だから、そんな自分も受け入れようと思うけど、
嫌なことは嫌!違うことは違う!ともっと早く言えてたら、
また違った人生があったんだろうな、と思う。


泣くのはいい。
でも、自分の意志で涙を止められる女になりなさい。


これまた名言でした。
でも、これは得意かな。
でもね、これが得意すぎると「強い女」と思われちゃうのよ。
「お前はひとりでも大丈夫だろ」なんて言われちゃうのよ。
得意すぎるのも、たまに傷。


映画に戻ります。
ウルっとする場面もありました。
「中谷美紀が虐められていた小学生のプライドを傷つけずに泣かすところ」
「相武紗季が戸田恵梨香を殴るところ」
「玉山鉄二がラブホテルで有村架純に説教するところ」。
泣かせたり殴ったり怒ったりするところなのに、愛を感じました。

泣かせたり殴ったり怒って愛情を伝えるのは、
笑わせたり抱きしめたり誉めるより難しいと思う。
上辺じゃなく本気でぶつかっているところがよかったなぁ。

この映画の出演者は関西出身の俳優が多かったです。
当たり前だけど関西弁が自然。
関西弁をしゃべる芦田愛菜ちゃんが可愛かった。
心残りは関西出身のaikoの主題歌がきちんと聞けなかったこと。
映画はエンディングまで楽しみたいです。

【映画】ちょっぴりネタバレ感想