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ベストセラー「日本人の知らない日本語」の感想

●読書感想文
日本人の知らない日本語
著者:蛇蔵&海野凪子
発売:2009/2/18

ベストセラー作品であることは知っていました。
しかし、全く違う内容を想像し、敬遠していました。
でも、シリーズ累計が190万部を突破したと聞き、
「そんなに為になる本なのか」と読んでみました。

「為になる」というより「おもしろい」。
なんなんでしょう。このおもしろさは。
ゲラゲラ笑いながら読んじゃいました。

日本語のハウツー本だと勘違いしてました。
辞書みたいにダラダラ文字が並んでいるのかと思いきやそうじゃなかった。
開けてびっくり、エッセイ付き漫画でした。
しかも絵がでかい。字が少ない。
だからあっという間に読めちゃう。
でも、不満はなく満足度高し。
読み終わった後、思い出し笑いするくらいおもしろかったです。

物語の舞台は、日本語学校。そこで日本語を教える日本語教師(海野凪子先生)と外国人生徒たちの奮闘ぶりが描かれています。日本人なら深く考えずに使っている言葉に疑問を抱く外国人。そのマニアックな疑問と闘うように答えていく凪子先生。

そんなこと日本人の私でも知らないよ的な質問もあり、言われてみるとたしかに変な日本語も多い。読んでいる自分も生徒になった感じで一緒に楽しく学べました。文化の違いを学べるのもよかったです。この本を読んでいたら、あんまりにも楽しそうだから日本語教師になりたくなるんだけど、仕事になると大変なんだろうな。

最後に復習。マグロの数え方。
海の中にいる時は1匹。
海から吊り上げられた時は1本。
まな板の上で半身になった時は一丁。
さらに切り分けると一塊。
スーパーでパック詰めされると一冊。
最終的に食べる頃は1切れ。
まるで出世魚のように変わるマグロの数え方です。

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