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「梅ちゃん先生」母親の芳子(南果歩)の家出

うちの母親は専業主婦の多かった時代、働く母親でした。
朝から晩までよく働く母親で、でも家事も完璧でした。

カーテンや布団など家のものはほとんど手作りで、
私の洋服も母親の手作りの洋服が多かったです。
きれい好きで、整理整頓も上手で、家の中はいつもピカピカ。

料理もこれまた好きで、インスタントや冷凍食品なんて無縁。
(もっともそんなお手軽な食べ物はなかったが・・・)
食べるより作るのが好きで、「食べろ食べろ」と困るくらい。

そんな母でも、やっぱり疲れるときはあって、
私に手伝いをさせるわけです。「手伝いなさ〜い」と。
子どもの私は、母親がやっていることは全て当たり前だと思っているから
「勉強が忙しい」やら「ピアノの練習する」とかなんだか言って逃げまくり。

でも、気の強い母親は逃げる私を許してはくれません。
「そんなことでは嫁にいけない」とスパルタ式に家事をさせます。
怒ると恐ろしい母親に変身するので、嫌々手伝うのですが、
「お手伝いさんを雇えるぐらい甲斐性のある男と結婚するんだ」
とぶつぶつ言いながら手伝ったものです。

お手伝いさんに憧れた少女時代。
でも、世の中は、そんなに甘くありませんでした。。
いつまでも続くと信じていた右肩上がりの経済成長は終わり、
大人になった私は、お手伝いさんとは無縁の生活を送っており、
終わりのない家事をひとりでやっております。

自分が家事をするようになって思うのは、
「やって当たり前」だと思われることほど虚しいことはない。
見返りを求めてやっているわけじゃない、
手伝ってくれとも言わない、せめて一言でいい、
たった一言でいいから、労いの言葉が欲しくなるんです。

だから、家出した梅ちゃんの母親の気持ち、わかります。
子ども頃の私はわからなかったけど、今ならわかります。
そして、偉そうで仏頂面の夫から、
「お前じゃなきゃダメだ」と言われただけで嬉しい気持ちもわかります。

母親の代わりに家事を任された梅ちゃん。
働きながらの慣れてない家事は大変そうでした。
男達から文句を言われながらも頑張っていましたが、
ある日、建造と信郎がカツ丼を先に食べていたことに爆発します。
買ってきた物をバンバン音を立てながら片付けていました。

あれ、私もたまにやります。
言いたいことはハッキリ言えばいいんだけど、
言わなくてもわかってよね、と思うとき、バンバンと。
客観的に見ると性格悪いよね、笑。

ところで、昨日はクランクアップだったんですね。
松坂桃李くんのインタビューにきゅん。

ボロボロの汚い格好から始まって、
気付いたら社長になってて、良い服も着て、
信郎に自分の体を貸してもう一つの人生を経験したなという感じです。
結婚して、夫になり、子供が生まれ、父になり、
いろんなことを経験させていただきました。
今ここにいられるのもキャストの皆様のおかげです。


そして、堀北真希ちゃんに、
堀北さんは毎日スタジオで撮影していて、いないときがなく、
いつも梅ちゃんとしていてくれたことが心強かったです。
本当に感謝しています。


梅ちゃんを見てよかったのは、桃李くんを知ったこと。
ホント最初はボロボロだったのに回を増すごとにかっこよくなり、
お手伝いさんがいなくてもいいから嫁にして欲しい(笑)

【朝ドラ】梅ちゃん先生の感想