2014年4月から朝ドラ「カーネーション」再放送

宇多田ヒカルちゃんのことを書いた日、
宇多田ヒカルちゃんがイタリア人と結婚した。

菊間千乃弁護士の本の感想を書いたばかりですが、
菊間ちゃんも、早大の同級生と結婚しました。

ただの偶然なんだけど、幸せが続くと、
まるで私が幸せ菌を持っているみたい。
持ってます、わたし。
錯覚ですが、持ってるんです。
二人とも幸せになって欲しいな。



なんと、朝ドラ「カーネーション」が再放送されるじゃありませんか。
去年、延期になったから、再放送は無理なのかと思ってた。
だから、うれしい〜。

私は、新しい朝ドラに、なかなか馴染めない傾向があるんですが、
「カーネーション」だけは、1週目から心を鷲づかみにされました。
結果的に、尾野真千子のカーネーションは最高でしたが、
チビ糸子の可愛らしさは半端なかった。
ずっと子役のまま続けて欲しい〜
そのくらい1週目は、おもろかったです。

カーネーションの再放送は、BSプレミアムで、
毎週月曜日から土曜日の午前7時15分から。
ちりとてちんの後番組ですね。

2月5日




連続テレビ小説「カーネーション」最終回

連続テレビ小説「カーネーション」が終わりました。
最終週のお花は「カーネーション」。
花言葉は「あなたの愛は生きています」。


ずるいなぁ。
こんなキレイな最終回を見せられたら引きずるやん。
とくにラスト5分はうるうるでした。

朝ドラ内朝ドラ。ふたりの糸子のうた。
ちゃんと伏線になってました。
朝ドラに続くなんて、生き続けるなんて、お洒落すぎます。

最後に病院で朝ドラを観ていた女性は誰ですか?
奈津かな、昌ちゃんかな、静子かな、と想像してみたけど、
どうやら副音声で「奈津」と説明していたみたいです。
そして、97歳になった奈津を演じたおばあちゃんは、
川崎亜沙美(直子)の本当のお祖母ちゃんでした。

「おはようございます。死にました」
というナレーションにもやられました。
そんなのありかよ(笑)
夏木さんのナレーションで一番笑いました。
正直、夏木糸子は最後まで慣れなかったけど、
最終回のナレーションはよかった。
「空、商店街、心斎橋、緑、光、水の上」は、
ゆっくり喋る夏木さんに合っていて心地よかったです。



二宮星ちゃんの小原糸子に一目惚れした第一話。
ずっと子役のまま大きくならなければいいのにと思った1週間。
でも、その思いを見事に忘れさせてくれた尾野真千子。
最後の最後に名前が見られて、笑顔の写真が見られて、よかったです。

ドラマ作りは、選択の連続です。
今回、100人全員がよいと思う方向じゃなく、
結果的に30人くらいは反対する方向を常に選びました。


と演出チーフの田中健二さんがインタビューで語られていましたが、
カーネーション大好きの私にも納得できないストーリーはありました。
だいたい2割の物語は反対する方向の30人に入っていたかな。
でも、8割の物語は賛成する方向にいました。
しかも先頭に。前へならえ!ができない先頭に。
だから全体的には大満足。大賛成。
ほんまにほんまにおもしろかったです。

最後に、つたない感想を読んでくださったみなさま。
ありがとうございました。
メッセージくださった方もいらして嬉しかったです。
まだ返事をかけてない方もいるのですが(ごめんなさい)
カーネーションのおかげで知り合いができて感謝してます。
思い出のシーンや好きな登場人物や心に響いた台詞などなど
お酒を飲みながらみんなでいっぱい語りたい気分です。
アマゾンにあるカーネーション完全版 DVD-BOX1の感想を
読んでいたら欲しくなってきたよ。


小篠綾子さん。
朝ドラの夢を叶えてくださり感謝してます。

小原糸子に出会い、夢みて、愛して、駆け抜けた半年間。
糸ちゃんの頑張る姿に何度も励まされました。
ほんまにほんまに楽しい時間をありがとうございました。

3月31日




カーネーションとコシノジュンコ(文藝春秋)

岸和田に生まれた一人の女の子、
糸ちゃん(小原糸子)が亡くなりました。

なんやかんやいうても寂しい。
やっぱりさみしい。


文藝春秋4月号にコシノ ジュンコさんの手記が綴られていました。
お母ちゃん(小篠綾子)が亡くなられた日のことも書いてありましたが、
ドラマと同じようにひとりで旅立たれたそうです。

92歳でお母ちゃんが倒れた時は、息子のお嫁さんはふたり目を妊娠中でした。お母ちゃんは緊急入院したくせに、私の持って行った鰻を二人前ペロリと食べるぐらい元気になってたんです。そこで、一緒にお見舞いに駆けつけた息子夫婦がお腹の子は女の子ですと発表したら、上は男の子でしたから、初の女のひ孫ということで、お母ちゃんは「きゃあ、嬉しい!」と大喜び。その姿を見て、お母ちゃんの名前を一字もらって、子どもの名前は「綾」にしようと決めました。それを聞いて、お母ちゃんはまたガッツポーズをして喜んだ。その後急変して、一カ月ほどで亡くなりました。

間際には三人姉妹で病室に泊まって、病人の横で笑い話いっぱいしました。最期は、ヒロコと私の東京コレクションが終わるのを待つように、誰も病室にいない時に逝きました。誰が最期を看取ったとか姉妹で喧嘩せずにすむように、お母ちゃんはちゃんと考えてたんじゃないですかね?

名前をもらった「綾」は、お母ちゃんが亡くなった二カ月後に生まれました。その後、もうひとり女の子が生まれて、ただ今、孫は三人。この子たちも、私や息子が働く姿を見て育ってくれると嬉しいですね。


三姉妹のお泊まりも実話だったんですね。
賑やかなことが好きなお母ちゃんのため、
寂しさを紛らわすため、娘達は笑っていたんでしょうか。

元気な姿を確認するとすぐ仕事に戻ってしまった娘達。
責任や立場があるから仕方ないけど時代だよね。
今となっては親の最後に会えるというのは贅沢なことなんだろうな。
でも、曾孫に会えるのも贅沢なことだよね。

お母ちゃんが亡くなったとき、三姉妹は60代。
夏木マリの老けメークと比べると三姉妹は若すぎる気がする。
それだけが気になってしまいました。
明日は最終回かぁ。
寂しいばっかり書いてるけど、さみしいっす。

3月30日




宇野常寛らが語る「徹底評論!カーネーション」

小原糸子。91歳になりました。
「朝ドラ内朝ドラ」は、『いちばん太鼓』から『ファイト』になりました。

小篠綾子さんは、NHKの受信料を集金している人に「小篠一家が朝ドラになるように言うて」と頼むほど、朝ドラが大好きで憧れていたそうですが、ドラマの糸子も朝ドラにはまってます。この「朝ドラ内朝ドラ」。伏線になるんだろうか。



以前、ホリエモン(堀江貴文)が、朝ドラにはまっていて、
「カーネーションはクオリティが高い」と誉めていたことを書きましたが(→こちら)、
ヒロインが夏木マリに変わった感想は、「正直微妙な感じ」と。

やっぱ微妙か。

ホリエモンのメルマガには『前略ホリエモン様』というコーナーがあります。ホリエモンにゆかりのある著名人が寄稿していて、過去には竹中平蔵さん、鳩山邦夫さん、勝間和代さん、鈴木宗男さん、水野敬也さん(←おもしろかった)などが寄稿されてました。

そして、今、批評家の宇野常寛さんが寄稿しているんだけど、
宇野さんったら「カーネーション」の話ばっかり(笑)。

宇野常寛さんは、オノマチ(尾野真千子)が「スタジオパークからこんにちは」に出演したときも、NHKまで出向き、一視聴者として質問までしてましたが、ほんまに「カーネーション」が好きなんやな。私も病的にハマってるけど、負けた感じがする(笑)

でさ、ホリエモンのメルマガだからあまり詳しく書けないけど、先週の寄稿では、ホリエモンに「出所したら一緒に岸和田に聖地巡礼しましょう」と誘ってた。「尾野真千子さんと対談しましょう」と夢みたいなことも提案してた。そして、今週の寄稿では、『糸子は北村の気持ちに、やはり気付いていたんでしょうか?』とホリエモンに尋ねてました。

北村と糸子の気持ちについては、宇野常寛さんの考察も書かれていたんだけど、詳しく書けないのがもどかしいんだけど、これが男性らしい考察なのよ。やっぱ男はロマンチックだね。一途さに弱いし。。。残念ながら女はもっとしたたかっすよ。女子代表としてめちゃ加わりたくなりました(笑)。でもまぁ、北村って片思いのまま終わったけど、糸子が思い出す回数は旦那よりずっと多いじゃん。あっちの世界にいっても糸子の中でしっかり生きてるんだから北村はがんばったよ。



【4月5日追記】
ニコ生PLANETS「徹底評論!カーネーション」を見ました。

出演は、宇野常寛(批評家、PLANETS編集長)、成馬零一(ライター)
松谷創一郎(ライター、リサーチャー)、門脇耕三(建築学研究者)。
30男4人が、朝ドラ史を振り返り、渡辺あやの作品を分析し、
カーネーションについて熱く熱く語ってました。
熱すぎて何が言いたいのかわからなくなるくらい、おもろかったです。

宇野さん、やっぱり拘ってましたよ。北村と周防さんに。
アンケートまでとってました(笑)

ちなみに、アンケートは「北村派?周防派?」
そして、結果は、北村派は50%、周防派は50%。
見事に二分化していたので、急遽、視聴者の性別アンケート。
結果は、女性52.5%、男性47.5%。
女性は周防派だろう、
北村派は、男性と女性の一部だろうと分析してました。

私はどっちだろう。
正直に言うとどちらにも惹かれない。
北村は男に見えないし、周防さんはタイプじゃない。
私は善作派です。ああいう男に弱いです。

周防さんにどれだけ憧れているか宇野さんが熱弁している横で、
「周防さんに憧れた時点で負け」と言われているのがおかしかったです。

糸子は北村の気持ちに気づいていたか?
というアンケートもとっていたんだけど、
気づいていた派は66.9%、気づいていない派は33.1%でした。
北村には悪いけど、北村の気持ちは、
糸子にとってそれほど重要じゃないと思うんだけど。

助演女優賞を選ぶならという話題も出てたけど、
ノミネートされた女優は、濱田マリ、田丸麻紀、玄覺悠子だったかな。
麻生祐未の名前が出てないのが気に入らん。私が選ぶなら麻生祐未だね。

好きな台詞についても語ってました。
宇野さんは「おいもすいとっと」←言いながら照れてた(笑)
松谷さんは「こんでチャラや。うちは祝言の時、あんたに助けてもろた。
      うちはあんたに一言も礼言うてない。あんたも言わんでええ」
成馬さんは「死にました」
門脇さんは「おはようさん」

私はなんだろう。
感覚的には松谷さんが一番近い。
私も糸子と奈津のあの会話は、ごっつい、ごっつい好き。
でも、好きな台詞はいっぱいあって選べないよ。



【4月12日追記】
「ホリエモンの満漢全席」を見ました。
ゲストは宇野常寛さん。司会はひろゆきくん。

面白かったです。声だして笑ってしまった。
宇野さん、またカーネーションの話をしてました(笑)
しかも、ドラマに全く興味がない、ひろゆきくんに熱く語っていました。

わからない人に面白さを伝えるのって大変だよね。
ひろゆきくんはたぶんかなり引いていたと思うけど、
それでもめげずに我が道を行く宇野さんがおもろい。

カーネーションを見てない人は、どんな感想を持つんだろう。
ひろゆきくんに感情移入して見たのかなぁ。
私は宇野さんの気持ちがようわかるし、
興味ないことを無理強いされるときの複雑さもわかるので、
ひろゆきくんとの温度差まで面白かったです。

宇野さんとひろゆきくんは初対面だったらしいけど、そんな風に見えなかった。
とっても楽しそうにお喋りしてて、見てる方も楽しかったです。
最初は、遅刻してきたひろゆきくんに代わって司会までしていた宇野さん。
「どうして怒らないんですか?」と視聴者に聞かれ、
3日間砂漠に放り出された場合を例えにして説明してて、
長くなるから省くけど、例え方がうまいなぁと関心しちゃいました。
最後は、ひろゆきくんが、宇野さんに
「もてそうなのに、どうして諦めてしまったの?」と質問。
宇野さんの人物像を上手にまとめてて、
これまたうまいなぁと関心しちゃいました。

やっぱり若い人達から支持されている人は違うね。
言葉の選び方、説明の仕方、間の取り方、上手だと思いました。

宇野さんは、どうしてもひろゆきくんにも、
カーネーションの感動を味わわせたいみたい。
スタジオパークでちらっと映った自分のビデオまで送りますと言ってたよ。
ひろゆきくんがどんな感想を持つのか私も興味があるので、
宇野さんには引き続き、しつこくしつこくファンでいて欲しいです。

3月27日




中村優子「カーネーション」で末期癌患者

中村優子って、いったい何者?

座っているだけの頃から存在感があったけど、
喋ったり、泣いたり、笑ったりしても、その存在感を裏切らない。
子どもをおいて死んでいく母の気持ちが痛いほど伝わってきました。

せっかく夏木マリの糸子に慣れてきていたのに、
中村優子の神がかった演技を見せられると
また振り出しに戻ってしまったよ。
やっぱり、夏木さんの演技は違和感があるんだよな。
なんか、やっぱり、湯婆婆なのよ。

中村優子さん、岸和田弁も上手だったから、
関西出身かと思ったら、福井出身の女優さんでした。
最終学歴は東京外国語大学イタリア語学科。

こちらのインタビュー記事を読むと、
役作りにはとことん拘る女優さんのようで、
ホステス役を演じたときは、銀座の高級クラブで潜入修行し、
ストリッパー役を演じたときは、本物の踊子さんに教わりながら地方巡業に同行。
しかも、浅草のフランス座や奈良のストリップ劇場に飛び入り参加までする徹底ぶり。
たいしたプロ根性です。

吉沢加奈子の出番は、ほんの少しだったけど、
吉沢加奈子の役作りも、かなり努力されたんだろうな。
どんな役作りをしたのかぜひぜひ聞いてみたいです。



あさイチのプレミアムトークに夏木マリさんが出てました。

真っ赤なカーネーションのようなドレスで登場。
登場というか、「朝ドラ」から「あさイチ」に切り替わると、
あさイチトリオと一緒に、普通に横一列に並んでいたから、
紹介されるまで、誰だかわかりませんでした。

今年、60歳になるらしいけど、60歳には見えない。
若い。
角度によって柴咲コウに見えたり、大地真央に見えたり、
ドラマの中の夏木マリと違って、若かったです。

トークも、新人さんのように初々しく、
これまたドラマの糸子と違い、とっても謙虚。
年上の女性に失礼だけど、ほんまかわいかったです。

朝ドラについては、厳しい声も届いてるって言ってました。
可哀想な気もするけど、プロだから仕方ないのかな。
でも、すごく努力してた。
台本は真っ黒で、小原糸子をすごく大事にしてました。

青森出身の新山千春もそうだったけど、台本には音符を書きこんであり、音楽で方言を覚えてました。長い台詞になると7頁もあったらしく、それを覚えるだけでも大変なのに、それを岸和田弁に変換しなくちゃならないんだから、それはそれは大変な作業だったと思う。真っ黒の台本からビシバシ伝わってきました。

首や顔のシワを作る特殊メイクは、
毎日2時間以上かかったそうです。
また、お弁当を持参していたため、毎朝4時起き。

小篠綾子さんや尾野真千子を意識し、衣装は小篠綾子さんがデザインした洋服を着て、オノマチに近づくため、オノマチと同じ場所にホクロをつけたり、オノマチと同じように内側に時計をつけたりしてました(ちなみに夏木さんは外側)。細かいところまで拘って演じても、いろいろ言われちゃうんだから、プロの世界は厳しいね。

あさイチの夏木さんは、ほんまかわいらしくて好感度上がりまくり。ただ、VTRで出演した三姉妹(新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子)が、ごっつい夏木さんに懐いている感じで、それを見せられるのはちょっと複雑。たぶん、三姉妹も、三姉妹なりに夏木さんに元気を送っているんだろうけど、それはすんごいわかるんだけど、私にとって三姉妹のお母さんはやっぱりオノマチなんだよな。ごめんなさい。

カーネーションから離れますが、日本初のプロポーションビデオは中島淳子時代の夏木マリなんだって。そのビデオが流れたんだけど、柳沢解説委員がおおうけ(笑いすぎ?)。夏木さんはビデオを見るのは嫌らしいけど、日本初というのはアピールしたいので開き直ってるぽい感じでした。身長162センチ、体重50キロ、バスト86センチ、ウエスト58センチ、ヒップなし(ほんまは90センチ)の身体は超健康的。ムチムチでした。

3月23日




「カーネーション」平成の桜井奈津は江波杏子

糸ちゃんが夏木マリに変身してから、はじめて泣きました。

今までも、ウルウルするところはあったのよ。
でも、でもね、わかってくれる?
どうしても感情移入できないモヤモヤがあったのよ。

でも、今日(140回)は泣けたわ。
どこで泣いたと思う?
病室の入口に掲示されている名札で泣いたの。
演技に泣かされた、とかではなく、名札。
【桜井奈津】の名前を見て、泣きました。

なっちゃ〜ん。生きとったんやな。
今までの思い出があったから泣けました。
なっちゃんが元気で(いや入院してたけど)生きててよかった。
江波杏子さんの凛とした佇まいは奈津そのものだったよ。

江波杏子さんも夏木マリさんと同じ東京出身なのね。
夏木さんと同じく関西弁はネイティブじゃないみたいだけど、
まだ、「なんや」「なんか用か」しか喋ってないけど、
喋り方も栗山千明に似てて期待できそうな感じでした。
強いて言うなら、「ブタ!」も言って欲しかった(笑)。
まぁ糸ちゃん、有名人になったし、奈津もええ大人やから無理か。

江波杏子さんのお母さん(和子)も女優さんだったんだね。
原節子さんの妹役を演じたことがあるようです。
杏子さんが5歳の時、26歳で亡くなられたと隠居のつぶやきに書いてありました。



時代は平成になりました。
平成13年。2001年です。
私が、ももカフェを始めたのが1999年だから、
今、ここを読んでくださっている人の中には、
もう知り合っている人達もおるんやなぁと思うと感慨深いです。
大正2年から始まった「カーネーション」。
なんか急に大正時代が近くに感じてきました。
大正、昭和、平成、今、今、今、繋がってるんだね。

奈津が入院していることは、医者(辰巳琢郎)が教えてくれましたが、
今では考えられないことだよね。
病室の前には、ちゃんと名札が掲示されていたし、
個人情報保護法が成立したのが2003年、
施行されたのは2005年、
2001年はまだそんなに厳しくなかったんだよね。
今は、名札を掲示しない病院も増えてきたし、
あと数年遅かったら、糸子と奈津は会えてなかったかもしれないのかぁ。
タイミングって大事だよね。

3月19日




コシノヒロコ・スタジオパークからこんにちは

働き者から仕事を奪うと病気になる。
怠け者はその逆。

なんだとカーネーションを見て悟りました。
娘から「引退して」とお願いされた小原糸子は、
「うち、殺す気か!」と激怒。
仕事奪われたら死んじゃうんだから、糸子は超〜働き者。

夜寝るのが惜しくて、
朝起きるのが楽しくて。


こんな風に思えるほど、楽しいことってある?
70代になっても、こんな風に夢を追いかけられるなんて、
暇があったら寝たい・・・と目論む私とはえらい違いです。
怠けたいけど、素直に羨ましいよ。
私も見つけたいです。
寝るのがもったいないほど夢中になれるもの。

やっと夏木マリさんに慣れてきました。
完全ではないけど。
以前よりは楽しく見られるようになってきました。
完全ではないけど。

孫の里香(小島藤子)が東京に戻り、ひとりぼっちになった糸子。
以前の私なら、ただそれだけで泣けてたと思う。

孫や子どもに囲まれ、賑やかに暮らしていた
祖母のハル(正司照枝)や母の千代(麻生祐未)や
巻き舌でまくし立てて娘達を叱ってた糸子を思い出すと
寂しくなってきて泣けてくるんだけど、
糸子の寂しさや孤独を一緒に噛みしめたくなるんだけど、
どうしても昔の糸ちゃんと今の糸子が繋がらないの。

あ〜また辛気くさくなってきた。
辛気臭いのは、あかんあかん。
おっそろしいほど寿命を縮める、
って神戸のばあちゃんも言ってたし、楽しい話しよ。

今週(24週)、1番笑ったのは、春太郎!
人間国宝に認定されてました。
春太郎はもう出てこない、と油断してたから、大爆笑よ。
おもろすぎる、春太郎。
中村冬蔵が小泉純一郎元首相なら、
もっと笑えたのに、さすがに無理だね(笑)



コシノヒロコさんのスタジオパークを見ました。

75歳のコシノヒロコさん。
むちゃくちゃ元気です。
ものすごいマシンガントークで、ごっつい喋ってました。

75歳には見えないわ。
夏木マリ演じる小原糸子より若いよ。ずっと。
ヒロコさんの若い頃の写真が紹介されていたけど、
今が一番綺麗なんじゃなかろうか、と思うほど若々しい。
でさ、不思議なことに、娘にしか見えない(笑)。
孫がいるお祖母ちゃんなのに、「長女だ!」と思ってしまうの。
ドラマの影響は恐い恐い。いや若々しいから、恐くなくていいんだけど。

ドラマは、ほぼ忠実に再現されているみたい。
138回(3/18)で、糸子のブランド宣伝を兼ねて、
小原ファミリーがワイドショーに出演していたじゃない。
(中森明菜とすれ違ってた回)

本物の映像がスタバで紹介されてました。
1987年に放送された「スタジオLコシノ一家の肝っ玉放談」。
小篠綾子(当時74歳)。
ドラマと同じように「おかあちゃ〜」と三姉妹に呼ばれて登場。
ただ、低姿勢で謙虚に登場したドラマの糸子(夏木マリ)と違い
本物の小篠綾子さんは堂々と登場してました。

ヒロコさんの話によると、この番組中も
ヒロコさんとジュンコさんは喧嘩してたそうです(笑)。
母親は亡くなってるし、映像を見て懐かしがるのかな〜と思ったら、
「まぁ、よ〜言うわ、ええ格好してる」と文句を言ってました。

文句と言えば、優子のファッションセンスも不満みたい。
優子は性格もファッションセンスも真面目すぎるみたいで、
「私、あんな服、着てなかったわ、もっとカッコイイ服を着てたのに」
とドラマだとわかっていても、デザイナーとして不満そうでした。
ファッションのことになると熱くなるヒロコさん。
やっぱり洋服は仕事に関わることなので気になるんだろうね。

あと、娘(ゆま)がヤンキーに描かれているのも訂正してた。
ヒロコさんは笑ってたけど、娘(ゆま)は本気で困ってるみたい。
でも、不登校になったのは事実で、
お祖母ちゃんがあずかってくれたのも事実。
ヤンキーだけは違うみたい。ヤンキーだけは。

ヒロコさんが子どもの頃のエピソードは、そのまんまだって。
でも、話を聞いていると、ドラマ以上に激しそうなの。

例えば、「ピアノほしい!ピアノ買うて!買うて!」攻撃。
実際は、3000枚くらい「ピアノ買うて!」と紙に書いたそうです。
トイレのちり紙にも「ピアノ買うて!」と書いたんだって。

姉妹喧嘩もドラマと同じく殴り合いの喧嘩。
例えば、お母ちゃんがくれた帽子を取り合ったときは、
帽子の形がなくなるほど奪い合い、かぶれなくなったそうです。

74歳でブランドデビューした小篠綾子さん。
コシノヒロコさんも74歳で夢だった画家デビュー。
パリコレデビューしたのは45歳(1982年)だったし、
ほんま、元気なファミリーやわ。更年期なんか何処吹く風。
小篠ファミリーを見ていたら、年齢は関係ないなぁと教えられます。
いくつになっても初めていいんだよね。

3月17日




「カーネーション」孫の小篠ゆま(小島藤子)

朝ドラ「カーネーション」
主役交代から早10日。

まだ慣れない。
先入観は捨てよう、未練は捨てよう、と頑張っているんだけど、
どうしても夏木マリさんは、湯婆婆にしか見えないの。

たぶん、ここ笑うところなんやろな、とわかっていても笑えないの。
演じる人が違うだけで、こんなに変わるもんなんだろうか。
音楽も、演出も、脚本も、全く同じなのに、何かが微妙に違う。
この微妙な違いは、関西弁だけの問題なんだろうか?

関西人の大部分は、「アホ」は愛情表現やと思てるんやろ?
これって、受け止める側の問題だとずっと思ってました。
関西人やから「アホ」に理解があるんやと思ってました。

でも、違う。
誰が「アホ」と言うかも関係ある。あるんです。
長年、使い慣れてる人の「アホ」は違います。
「アホ」の中に、「好きや」とか「心配や」とか入れられます。
「アホ」の中に、愛情を込められるから、
「アホ」の中に、「愛情」を感じるんであって、
見よう見まねの「アホ」では「愛情」はなかなか入らんみたい。
「アホ」は深い。深いわ。

夏木さんが一生懸命なのは伝わってくるんやけど、
彼女の「アホ」には、どんな気持ちが入ってるか見えないの。
夏木さんの「アホ」は「アホ」にしか聞こえなくて。こわい。
何かそんなアホなことを思いながら見ていた10日間でした。

でも、今日(135話)は、ひさしぶりにおもしろかったです。

怪我して弱気になった糸子。
祖母を思い遣る孫。
娘やから言えてしまうデリカシーのない助言。
年寄り扱いされることの惨めさ。
みんなが、それぞれ「らしくて」、みんなに共感できた。
ひさしぶりに物語に集中できた感じです。

年を取るということは、当たり前にできることができない。
その情けなさに耐えること。
今できていることも、この先どんどんできなくなっていく。
その恐さに耐えること。


年取ることも切ないけど、
大家族からひとり暮らしになるのも寂しいな。

戦前と比べたら、ずっと自由で暮らしやすくなりました。
嫁姑問題は少なくなったし、独身でも形見狭くないし、
どんな格好してても怒られないし、食べたい物がいつでも食べられる。
でも、家族のあり方だけは、
戦前のほうがよかったのかなぁと思うことがあります。

不良になってしまった孫の里恵(小島藤子)。
優等生に育った長女の優子(新山千春)。

娘を不良にした優子は、「お母ちゃんより愛情を注いで育てたのに〜」
と嘆いていたけど、優子には、おばあちゃんや昌ちゃんや恵さんや北村がいて、
母親が教育に無関心でも、周りに愛情注いでくれる人がたくさんいたからね。
職場と家は同じで、仕事している母の背中をちゃんと見ているし。

でも、理恵は働いている母の姿は見てないだろうし、
母親と一緒にいる時間も少なそう。やっぱり寂しいんやと思うよ。
今の理恵には、親の背中じゃなくて、親のエゴしか見えてないんだと思う。

ところで、小島藤子演じる小原理恵のモデルである
小篠ゆまさんのサイトに、こんなお知らせがありました。

3月に入りまして、劇中にて主人公・糸子の孫が登場しましたところ、
皆様から数多くのお声が寄せられておりますが、
ドラマはフィクションであり、実際の事実とは異なります。


どうやらドラマはかなり脚色されているようで、
本人はヤンキーではなかったみたいです。
わざわざお知らせするんだから、すごい反響なんだろうね。

(追記)
コシノヒロコさんがスタジオパークで、娘(ゆま)の話をしてました。
娘がヤンキーに描かれていることをヒロコさんは笑って話してたけど、
娘(ゆま)は本気で怒ってるみたい。
「ヤンキーなんかなってない、
 ママのこと大好きだったのに、いやや〜」と。
でも、不登校になったのは事実で、
お祖母ちゃんがあずかってくれたのも事実なんだって。
子どもの頃からファッションの仕事を見ている娘は、
勉強がアホらしくなり、学校をサボり倒すようになり、
「このままでは卒業できません」と学校から言われたみたい。
ヒロコさんから相談を受けた、お祖母ちゃん(綾子)は、
「岸和田で一からしごいてやる」と連れて帰ったそうです。

3月13日




ドラマ「カーネーション」渡辺あやシナリオ

カーネーションのシナリオが載っていた
ドラマ2012年3月号 [雑誌]を買いました。

どんだけ好きやねんって感じでしょ。
あきれてる?

私もあきれてる(笑)
すんません嵌ってます。

カーネーションの脚本家は渡辺あや。過去の作品は「ジョゼと虎と魚たち」(←観た)、「メゾン・ド・ヒミコ」(←観た)、「天然コケッコー」(←観てない)。テレビはNHKのドラマだけ。

掲載されていたシナリオは、優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)と聡子(村崎真彩)が大きくなり、ファッションショーで始まった18週「ライバル」から、さらに大きなった聡子(安田美沙子)が、初めて母親に「もうさびしい」と本音をぶつけ、洋裁の道に進む決心をした20週「あなたを守りたい」まで。

時代は「もはや戦後ではない」といわれた辺りから「3丁目の夕日」辺りまでだから、上向いて明るい。ガッツある時代だから読んでいて気持ちいい。ドラマで堪能してるから、頭の中で糸子や昌ちゃんや恵さんや北村がスイスイ動いてスイスイ読めた。

あ〜あの頃が懐かしいわ。
まだ、うちは生まれてないけど〜。
あの頃の日本は元気やったわ。生まれてないけど〜。


ただ、この雑誌、渡辺あやのコメントがほとんどなかったの。映画批評家の樋口尚文さん語る「渡辺あや論」が掲載されていたけど、それだけじゃあもの足りない。もっと苦労話とか裏話とか聞いてみたかったです。そういう本じゃないか。

渡辺あやさんって、島根で脚本を書き続けたんだね。
島根からでも書けるんだ。才能があれば場所は関係ないか。
でも、連続ドラマの経験がない脚本家に、よく任せたと思うわ。
彼女の才能を見つけたNHKはすごい。
これからどんな仕事をするんだろう。大河ドラマも書いて欲しいな。

渡辺あやといえば公式ガイドブックに掲載されていた尾野真千子との対談がおもろかったです。オノマチが小林薫さんに「渡辺さんて、今までどんな作品書いてんやろ」と聞かれて、スマートフォンで検索して見せてあげた〜という話や渡辺さんが描く人物像について語ったあたりが。NHK出版にもアップされてたね。



●128話(3月5日)の感想

小原糸子が72歳になり夏木マリに変身しました。
ゆっくり喋るナレーションが気になる。
岸和田弁は思ってたより違和感なかったかな。
(最悪を想像していたので)

それより、いろんな人があっちにいったことが、さみしかった。
木岡のおっちゃん、木之元のおっちゃん、組合長は覚悟してたけど、
八重子さんや北村のアホまで、あっちにいってしまうなんて。
お母ちゃんだけは、やっぱり一緒に見送りたかったし、
なんか最初の写真で動揺してしまい、糸子を観察する余裕がなかったよ。

Yahooの感想を見てきました。ほんのちょっと荒れてました。
今まで★5点満点が多かったのに、1点や2点の感想が増えてました。
それはそれで複雑、平均点が下がるやん。

でも、気持ちはわかる。
時代は大きく進み(昭和48年 → 60年)
いきなり「積木くずし」みたいな不良少女(孫)が登場し、
岸和田の街も、オハラ洋装店も、がらりと変わり、
なんや別のドラマを見ている感じがしました。
三姉妹が別人だったら、ほんま別のドラマ。
大人になった三姉妹を見てほっとする日が来るなんて・・・。

気になったのは、昌ちゃんと恵さん。
写真の中にはいなかったよね?元気なんだろうか。
奈津もいなかったよね?また会えるの?

3月5日




「カーネーション」木曜日に関西限定で再放送

第22週「悔いなき青春(クロッカスの花言葉)」。

尾野真千子の小原糸子が終わりました。
やっぱり最後は、糸子の大好きなだんじり祭りでした。
そして私は、祭りの後のようにさみしいです。

なんか急に第一回の「ふたりの糸子の歌」が聞きたくなりました。
半年前はワクワクしながら聞いたのに、今は寂しいです。
ほんまに好きやったみたい。

今日は、オノマチ糸子の最後だから、最後だから、
とオノマチにばかり気を取られていたら、
千代お母さん(麻生祐未)にやられました。泣。

千代にしか見えない善作(小林薫)が現れ、エアーお酌。
時間にしたら、たった1分の逢い引きだったのに、泣けました。

善作さんの手には、ある、おちょこ。
千代さんの手には、ない、とっくり。
あるのと、ないのに、どんな違いがあって、
どんな意味が込められているのか、わからないけど、
いろんなことが想像できて、泣ける。

そんなに大事にされていたわけでもないのに、
食べるものにも着るものにも苦労させられたのに、
いつも怒鳴られてばっかりだったのに、
やっぱり大好きな旦那さんなんだね。

洋服の時代になっても着物を着続けているのは、呉服屋の嫁だから?
千代さんのそういう一途なところが、健気でいじらしい。
糸子と周防さんには萌えなかったけど、善作と千代には萌えます。

よく考えたら、麻生祐未も長かったね。
出番は尾野真千子のほうが多かったけど、
チビ糸子(二宮星)の時代からお母さんなんだもんね。

糸子の作ったドレスを着て、社交ダンスを踊っていた千代さんと
認知症になって町の中を徘徊している千代さんを
同じ人が演じているなんて・・・。
ちゃんとお祖母ちゃんに見える麻生祐未。すごすぎます。
千代さんの優しさには何度も癒されました。ありがとう。



最初に戻りますが、尾野真千子の小原糸子が終わりました。
オノマチだけじゃない。
ほとんどのメンバーとお別れでした。
昌ちゃん、恵さん、八重子さん、サエさん、北村、組合長、
木之元のおっちゃん、木岡のおっちゃんおばちゃん。
中村冬蔵(春太郎)、私も見たかったな。
そして、最後にもう一度だけ、奈津に会いたかったな。

自称、親戚のおばちゃんは、めちゃんこ寂しいんです。
だから、最後の糸子の台詞には応えました。
「ヘタレはヘタレで泣いとれ。うちは宝抱えて生きていくよって」
糸ちゃんに、ひっぱたかれた感じです。
うぅぅ。でも、さみしいもんはさみしいんや。



ところで、カーネーションの再放送が関西限定でスタートするそうです。
ダイジェスト版だけど、毎週木曜日に全25回。
朝ドラの再放送は「すずらん」(北海道限定)以来なんだそうです。
最終回から間をおかずに再放送されるのは朝ドラ史上初なんだそうです。
「終わるのは寂しい」「もっと見たい」という声に答えたそうです。

ちょっと、ちょっと、ちょっとまってよ。
私も寂しいんだけど。私だって寂しいんだけど。
関西だけなんて、もっと寂しいやん。ちぇっ。
関西はいいなぁ。ファンミーティングとか展示展とかあって。
全国を回ってくれたらええのに。回って欲しいなぁ。



最後に、尾野真千子さんおつかれさまでした。
小原糸子を演じるために生まれてきたのかと思うくらい
尾野真千子の小原糸子は素晴らしかったです。
糸ちゃんには元気をいっぱいもらいました。ありがとう。
麻生祐未さんがスタバで「みんな、ホント大好きだから」と言ってたけど
私も大好きです。

3月3日




尾野真千子「スタジオパークからこんにちは」

尾野真千子がゲストの「スタジオパークからこんにちは」を見たら、嘘みたいに、昨日の「カーネーション」のもやもやが消えました。

かわいかったよ。
チェックの洋服も一生懸命なところも。
ミシンと一緒の登場も。

オノマチは、あさイチ「プレミアムトーク」の時も、糸子のイメージを壊さないよう無理に明るくしている感じがあったけど、今日のスタバも、頑張って明るく明るくしている感じがしました。

頑張ってる感がすごく伝わってくるので、途中で壊れるんじゃないかとドキドキしてたけど、まぁそんな心配はいらぬ心配でした。

でも、「スタッフからのメッセージ」や「いちばん共演が長かった麻生祐未からのメッセージ」が紹介されたときは、《素の尾野真千子》に。《泣かないもんという顔》をしながらポロポロポロポロ泣いてました。司会の二人はオロオロオロ。

私って、泣くのを我慢している人の涙に弱いのよ。
自称、小原家の親戚のおばちゃんだし、
一緒にポロポロポロポロしちゃったよ。

麻生祐未のメッセージも泣けました。目に涙ためて語ってた。「本当の娘にしか思えない、母親で幸せだった、大好きだから」とオノマチのことを誉めて誉めて誉めてました。そして、カーネーションが終わってしまったら元気なくなるんじゃないか、ストレスためてるんじゃないか、とオノマチの心の心配もしてました。もしかしたら交代することをいってたのかなぁ「気を落とさずに」ってうるうるしてたよ。

麻生さん、ちょっとぽっちゃりしてました。「仁」のときは病気の母親を演じるため8キロもダイエットしたそうだけど、今、カーネーションでは曾孫がいるおばあちゃんだから、高齢に見えるように痩せていたのかもしれないね。

オノマチは夏木マリさんのことも聞かれていました。「交代するのは寂しい。正直寂しい。私が死ぬまでやりたい気持ちはたくさんある。でも、私の力ではおばあちゃんまでやる力はない。夏木マリさんは尊敬している。夏木さんでよかった。気持ちを伝えられる役者さんだから安心してバトン渡せる」というようなことを語ってました。

そして、一生懸命、夏木さんの岸和田弁をフォロー。でもね、オノマチがフォローすればするほど、オノマチの意図とは逆に「やっぱり下手なんやな」と不安になっちゃったよ。微笑ましかったけどね(笑)。

視聴者から「尾野さん、朝ドラのオーデションに落ち続けてくれてありがとう。尾野さんが小原糸子でよかった」というようなメッセージが届いていたけど、私と同じ事を思う人が他にもいるのね。「カーネーション」のヒロインは1850名の中から選ばれたそうです。

最後は視聴者からの質問。
『カーネーションの男性の中で一番のタイプは?』という東京の宇野さんからの質問。宇野さんって、どうやら「評論家の宇野常寛」みたい。どうやら視聴者としてNHKに出向き観覧者の中にいたみたい。本人がツイッターで語ってました(笑)。

で、質問の答えなんだけど、
ちなみに司会の塚原愛アナウンサーが好きな男性は泰蔵兄ちゃん。

そして、尾野真千子の答えは・・・『北村』。
あの人が一番笑わせてくれました。
ずっと笑わせてくれました。
と最後の最後に誉めてました。
感謝してました。

わたしゃ、ほっしゃん。でもないのに感動しちまったぜ。
ほっしゃん。よかったね。

2月29日




「カーネーション」ジョニーはジュリー?

●27日(122回)の感想

歌手のジョニー(浅利陽介)が出ていましたが、
モデルはジュリー(沢田研二)のようです。

浅利陽介くんがブログに(←カーネーションの話は下の方です)
一応、モデルは沢田研二さんこと、ジュリーですが、
色んな方が混ざってるキャラです、と説明してくれていました。
ジョニーはまた出てくるんだって。春太郎的ポジションかしら?(笑)

タイガースの衣裳を手がけていたコシノジュンコさんとジュリーの
ツーショット写真を載せていたサイトがあったのでリンクしておきますね。
若い頃のジュリーとジョニー、けっこう似てるかも。



●28日(123回)の感想

もし、私が女優で、玉枝(濱田マリ)だったら、
今日(28日)の玉枝のセリフは言えない。
プロとして失格かもしれないけど、言う自信ないです。

国のため、家族のために死んでいった人に
あんな無粋な台詞・・・私はよう言わんです。

いろんな考えがあるのはわかってる。
でも、考えれば考えるほど納得がいかない。
娘のように可愛がっていた糸子を激しく責めた人が、
息子を失ったショックで何年も寝込んでいた人が、
戦争の特集をテレビで見ただけで、息子を加害者にするんだろうか。
勘助が自ら語ったわけでもないのに、テレビの特集を信じるの?
テレビだよ、テレビ。

安岡家は実在しないNHKのオリジナルなんだよね。
時々思うのよ、NHKってどこの放送局って?
今日の台詞はプロパガンダにみえたよ。
小篠綾子さんも好きだった「岸壁の母」を聞いて欲しい。
息子を信じて待ってる母親の気持ち。

今週は尾野真千子が最後の週。
1日1日が愛おしくて、もったいなくて、
大事にしたかったのに、ラスト3分にがっくしです。

ただ、冷静になって考えると、今日の玉枝の発言は、
サエの顔を見てパニックになった勘助の答えなんだろうな。
やられたから苦しかったのではなく、やったから苦しかった。
わかるよ、わかる。
わかるけど、私は想像だけで勘助を加害者にしたくない。
せめて「なぁ糸ちゃん、勘助はやったんか?やったんか?」
くらいの描写にして欲しかった。母ちゃんなんやから。
それともあれかな。
死ぬ前に糸子の気持ちを楽にさせてあげたかったんだろうか。

明日は、私の思い過ごしだったと反省する展開であることを希望するよ。

2月28日




「カーネーション」ほっしゃん。ツイッター

2年前の映像だけど(ドラマ「火の魚」の頃)
尾野真千子を密着した特集を見ました。

まずは、奈良県西吉野村(現五條市)の実家へ。
お父さんが登場(渋くてかっこいい芸能人みたい)。
4姉妹のお姉さん達が登場(全員美人)。
お母さんも登場(一歩引いた優しそうな人)。
厳しく育てられたみたいだけど、家族みんな仲良し。

そして、下積み時代にお世話になった大田区のスナックへ。
オノマチを娘のように可愛がっているママさん、
家族のように応援しているお客さん達が登場。
女優・尾野真千子の活躍を心から喜んでました。
苦労した頃を知ってるからか、ママさんは喋ると泣いてました。

オノマチも故郷と同じように大事な場所だと言ってました。
つらいこと、悔しいこと、悲しいこと、嬉しかったこと
全てを受け止めてくれる優しい場所だったみたいです。

スタジオで話を聞いていた男子アナが静かに泣いてました。
女性陣は泣いてなかったのに。感動したみたい。



第21週「鮮やかな態度」の感想です。
鮮やかな態度は「ルドベキア」の花言葉。

昭和40年の正月、優子のだんなさんが、
「このあと会社の連中とちょっとありまして」
とそそくさと退散したとき、《あやしい》と思った人、手をあげて〜。
は〜い。
なんか女の匂いがプンプンする。あやしい。

「心斎橋で自分の店を始めたい」と優子が糸子に頭を下げたとき、
机の上のロールケーキが気になった人、手をあげて〜。
は〜い。
実は前日から気になってまして、
ケーキが危ない!と心配してました。でも無事でした。
お祖母ちゃんも(麻生祐未)言うてたけど、案外静かでした。

それにしても因果だね。
父親に「看板を譲って欲しい」と啖呵を切った糸子が、
娘から「看板は要りません」と断られるんだもんな。
「岸和田で働くのは、生きながら死んでるようなもんや」
と故郷や生き方まで否定されちゃうんだもん。そりゃ泣くわ。
最も、糸子が悔しかったのは「北村の物件」だったけど(笑)
「そっちかい」と突っ込んでしまいましたよ。

《心斎橋》って、東京でいうところの《銀座》みたいなもん?
《岸和田》って、東京でいうところの《八王子》あたり?
銀座で勝負できる実力をつけた人間が八王子で働くのは確かにきついね。

娘からぼろかす言われた糸子は辛かっただろうけど、
あそこまで言わなあかんかった優子もつらかったと思うよ。
親離れ子離れするのは、しんどいね。

今週も、アホの聡子が可愛かったわ。
姉たちが喧嘩している横で、動じることなくテレビを見続け、
止めることもなく、文句も言わず、ボリュームを上げるアホの聡子。
普段から喧嘩を見慣れていると、逞しくなっていくのね。

聡子がデザインしたミニのワンピースも可愛かったわ。
優子が開店祝賀パーティーで着ていた赤い服も可愛かったよ。
直子はもごもごもご。
でも、優子の独立は直子が仕向けたんだよね?
直子も可愛いところあるやん、と勝手に解釈してます。



話変わって、ほっしゃん。のスタジオパークを見ましたが、
オノマチとは、ほんま仲がいいんだね。
オノマチの悪口ばっかり言ってて小学生みたいでした(笑)
ほっしゃん。とオノマチは、ツイッターでも言い合いしてる。

ほっしゃん。と小林薫さんは、映画で共演してからのお付き合いみたいで、
ほっしゃん。は、小林薫さんが大好きなんだそうです。
カーネーションの出演が決まったときは、真っ先に報告。
でも、「わて、もう死にましたんや」と言われてしまったそうです(笑)
たしかにほっしゃん。が登場したとき、善ちゃんはいなかったね。

2月25日




文藝春秋「カーネーションと私(尾野真千子)」

気ぃついたら、50代になっていた糸ちゃん。
気ぃついたら、私より年上になってました。
小原糸子さん、更年期のど真ん中です。

瀬戸内寂聴さんが言うてました。
「私のところに身の上相談に来る人は、47才〜52才までの女性が多い」って。

パワフルな糸ちゃんでさえも元気がない。
更年期って悩み迷う年頃なのね。
まるで思春期みたい。

経験を積むことによってつけてきた自信は、確固たる産物で一生無くならないと思ってた。どうやら違うみたい。自信も磨き続けなかったら古びてしまうようで、ぼんやりしてたら時代に取り残されていくみたい。

10代の思春期は「自信が無くて」悩み苦しんだけど、更年期の思春期は「自信を失って」悩み苦しむのかもしれません。もしかしたら、自信満々だった人ほど落ち込むときついのかな。あ〜おとろしいわ。

さて、話変わって、文藝春秋を買いました。
芥川賞が掲載されているので(まだ読んでないけど)。特集も面白そうだったので(まだ半分くらい)。そして尾野真千子の手記が掲載されていたので(一番に読みました)。

オノマチの手記は、当たり前なんだけど、小原糸子ではなく尾野真千子が語っていました。だからちょっと暗いです。彼女は順風満帆な女優生活を歩んきたわけではないので、過去を話せばどうしても暗くなるのかもしれません。

ドラマや映画に何度出ても「尾野真千子」という名前で覚えられることは少なかったそうです。ドラマの役名で覚えられることが多く、 芦田愛菜ちゃんがブレークするきっかけとなったドラマ「Mother」にいたっては、役名ですら覚えてもらえなくて「虐待した母」と呼ばれたそうです。

朝ドラのオーデションに何度も落ちた話もありました。バイトしながらでも、自分が好きだと思える役者を続けようと思った話もありました。別の記事だけど、不動産、眼鏡屋、スナックなどでバイトしてたそうです。

苦労したみたい。カーネーションの制作発表会の日、「嬉しいんです」と号泣してたけど、あの涙にはいろんな思いが詰まっていたんだろね。ただ、オノマチには悪いけど、「オーデションに何度も落ちてくれてありがとう」と私は言いたい。だって、小原糸子は尾野真千子じゃなかったらこんなに面白くなかったと思うもん。オノマチの糸ちゃんは最高です。

そして今まで諦めずに女優を続けてくれてありがとう。
これからの活躍(一気にブレイク← 読んだ人にはわかる)も楽しみにしています。

2月21日




「カーネーション」安田美沙子とホリエモン

こんにちは。ももっちです。
無敵の外面のももっちです。

第20週のカーネーションは「あなたを守りたい」でした。
「あなたを守りたい」は「エンゼルランプ」の花言葉。

今週は、北村と優子が抱き合って泣き、←茶番(笑)
あの気の強い直子が、(無敵の外面の)優子の顔を見て泣き、
いつもご機嫌の聡子が、「もう寂しい」と泣きました。(泣)
どんなにたくさんの人から褒めてもらえても、
一番、褒めて欲しい人(母)が無関心なんだから切ないね。

安田美沙子が思ってた以上にかわいい。
一度も会ったことがない、一度も抱いてもらったことがない、
父親によく似ているところが、これまた切ない。
勝さんと同じようにニコニコしながら、お母ちゃんを目で追い、
みんなの前では喜びながら、寂しそうにする表情がたまらなかったです。

安田美沙子って29歳やで。
お母ちゃんの尾野真千子は30歳。
1歳しか変わらなんのにちゃんと学生に見える。
短い前髪に、ノーメイクで、よくがんばってるよ。
白いシャツがすっごく似合ってます。

「寂しい」と娘に泣かれても、
「そうか、聡子悪かったな、お母ちゃんが悪かった、
 聡子はよう頑張っとるのに、ごめんな、聡子は自慢の娘やで」
と言わない糸子の徹底ぶりが気持ちいいわ。
やっぱり血筋やな。(ちゃう!)

今週は、泣きながら大笑いして、笑いながら泣いたわ。
なんとなく、演出や音楽や展開の仕方が、
三谷幸喜を彷彿させるコミカルさを感じました。

そうだ。
優子の結婚式の日、八重子さん(田丸麻紀)が着ていた着物は、
糸子が戦争中に開いたモンペ教室で作った着物に戻せるモンペだって。
泰蔵さん(須賀貴匡)の出征を見送る日に着ていたモンペ(着物)。
きちんと、着物→モンペ→着物に戻してリサイクルしてたんだね。
そういうところをいちいち言わないところがすごいわ。



話変わって、先日、田原総一朗さんが、長野刑務所に服役中のホリエモン(堀江貴文)と面会した様子を語った番組を観ました(司会はひろゆき君)。ホリエモンは20キロ以上も痩せ、刑務所の中でもよく働いているそうです。

刑務所の仕事は介護衛生係。食事の配膳や洗濯物の回収、高齢受刑者の入浴の世話やオムツ交換などしています。自由な時間は、新聞を読み、本もたくさん読み、映画も観て、テレビも観ています。間違いなくシャバにいる私より物知りだと思います。

そのホリエモンも「カーネーション」にはまっていました。「おひさま」にもはまっていたけど、「カーネーション」はクオリティが高い!と絶賛。昼休みに見ているらしく「朝ドラの時間の面会は避けて」と関係者にお願いするくらい朝ドラに夢中になんだそうです。

その昔、ホリエモンと安田美沙子はミュージカルで共演していました。頑張り屋の安田美沙子を気に入っている様子だったので、ホリエモンも安田美沙子の活躍が嬉しいんじゃないのかな。あの聡子の可愛らしさを見たら恋しくなるかも。だってかわいいもん。

※追記
予想通り、ホリエモンの近況報告で、
美沙子(安田)は本当にハマリ役だなぁ、と絶賛してました。

2月18日




カーネーション・直子(川崎亜沙美)の男友達

写真は、ピンクハウスのアニバーサリーBOOK
その昔、ピンクハウスが好きでした。インゲボルグの水玉も。今年は30周年なんですね。

そのピンクハウスを設立した金子功のモデルらしき人が出ているカーネーション。第19週「自信」の感想です。「自信」は「雪割草」の花言葉。

マイペースな次女の直子に友達ができました。
ただし男友達。
岸和田に連れて帰ってくるほど仲良し。

3人の男友達は、直子と同じくらい田舎者で、
ファッションに興味があるとは思えない風貌。
しか〜し!3人はこちらの大先生がモデルです。

●PINK HOUSE(ピンクハウス)の金子功
●KENZO(ケンゾー)の高田賢三
●NICOLE(ニコル)の松田光弘


4人は文化服装学院の「花の9期生」。
ジュンコさんがインタビューで「プロ意識の高かった私たちは、お互いに尊敬し合い、ライバルとして大いに競い合った」と語ってました。ドラマでは、おばあちゃんがご馳走してたけど、お母ちゃんも3人を大事にしてたようで、トンカツを食わしてあげてたんだって。

ライバルの存在は偉大だ。
姉妹で競争し合い、友達と競争し合い、才能を磨く。
良きライバルに恵まれると成長するよね。

追記。
源太(じゃがいもくん)が装麗賞を受賞しました。
ジュンコさんが装苑賞を受賞した翌年、受賞したのは高田賢三さんなので、
源太(じゃがいもくん)のモデルは高田賢三さんですね。
4人が卒業した文化服装学院も撮影協力されているようです。



さて、今週はそんな直子と千代おばあちゃんに泣かされました。
「おばあちゃん長生きしてな」にきゅん。
「任しとき」にきゅん。
「神戸箱」で神戸のおばあちゃんのことを知り、涙。
川崎亜沙美ちゃんが初めて可愛らしく見えた(ごめんよ)。

病気になると弱気になるのは、直子も同じ。
怪獣直子も千代おばあちゃんの前では素直に甘えられます。
母親が「仕事仕事の人」だから、おばあちゃんの存在は大きい。

長女の優子は、昌ちゃんと恵さんがフォロー。
小原家は母子家庭だけど、母親が父親の役割をして、
母親代わりみたいな人がいっぱいいます。
昌ちゃんと恵さんのアドバイスは沁みました。
「最初から何でもうまくいく子ほど伸びへんねん。
 初めのうちは失敗しといたらええんやて」
糸子だって、最初のお客さんは、代金をもらわなくて、失敗してました。
父親から殴り飛ばされ、歯を食いしばって頑張ってたもん。
優子だって、きっと乗り越えられる。(本物は超人級の乗り越えだけど)

とはいえ、失敗はつらい。
私も何度、悔しくて泣いたことか。
そして、落ち込んだときの優しさは身に沁みるのよ。
妊婦さんの優しさも優子を成長させていくんだろうな。

ところで、あの優しい妊婦さん。
榎園実穂という女優さんで、朝ドラ「あすか」の
ヒロイン(少女時代)を演じた女優さんなんだって。
何年後かに、二宮星ちゃんも大人になって登場するのかしら。

2月12日




あさイチ「プレミアムトーク」尾野真千子

TBSラジオ(キラ☆キラ)でカーネーションが大絶賛されていました。
大絶賛していたのは、映画評論家の町山智浩と水道橋博士。

過去の朝ドラヒロインは道徳の教科書みたいに優等生だったけど、
カーネーションの小原糸子は違う。短所も描く。そこが魅力的。

近年のドラマは台詞で説明することが多いけど
(例えば「遅刻、遅刻」と呟きながら登校する女子高生)、
カーネーションは台詞で説明しない、思ったことを言わない、
(例えば「ただ靴を見るだけで恋心を表現する」)

カーネーションは映像も冒険的で、見ている方は読解力が必要。
などなど22分も熱く熱く語っていました。ファンとしては嬉しい。

カーネーションは、私も週1で感想を書いているけど、実は苦しい。
本当は、毎日毎日、熱く語りたい(笑)
なんでこんなに語りたくなるか町山智浩さんの話でわかったのは、
カーネーションは、映像になってない部分にもドラマがあって、
行間を読ませるから、いろんな想像ができるドラマなのよ。
想像するのが楽しくてついついお喋りになってしまう。

水道橋博士が、ラサール石井の若い女性との結婚は伏線か、
と冗談言ってたけど、私も同じ事を思ったもん。
伏線はありえないけど、奈津の顔は浮かんだよ。

  

話変わって、あさイチ「プレミアムトーク」。
ゲストは尾野真千子(オノマチ)でした。

8時からのドラマで、千代おばあちゃんと直子に泣かされ、
涙の乾かぬうちに始まった「プレミアムトーク」。
オノマチがポスターと同じポーズで登場、可愛かったわ。

プレミアムトークでのオノマチは、
2/3小原糸子で1/3尾野真千子って感じのノリでした。
カーネーションを見てない人が、この日のオノマチを見たら、
態度わるぅ〜と誤解を招きそうなテンションの高さだったけど、
ファンとしては、そこが可愛い。楽しい。おもろい。
イノッチ(井ノ原快彦)も柳澤秀夫も本気で楽しそうでした。
質問のFAXが40分で1000通を超えたと紹介されてた。
日本だけじゃなくメキシコやブラジルからも届いてた。すごいわ。

尾野真千子は四姉妹の末っ子。
小原糸子は四姉妹の長女。
たぶん、尾野真千子と小原糸子は正反対のタイプなんだろうな。
ドラマのイメージを壊さないよう頑張っていたんだと思う。
でも、思い出のシーンが流れると、素のオノマチに戻り、
抑えられなくなった感情が溢れそうになってて、
涙を堪えるオノマチ見てたら、もらい泣きしちゃったよ。

すっかり親戚のおばちゃん気分で、
生放送だから粗相をしないで〜と始終ドキドキしてました。
録画したから2度目はじっくり堪能しようと思う。

ドラマ「火の魚」が紹介されていたけど、見たい。
渡辺あやと尾野真千子コンビのドラマなんだよね。見たい。
初めてNHKオンデマンドを利用したいと思ったけど、
もう配信は終わってました。ますます見たい。

2月11日




カーネーションの新山千春がスタジオパーク

スタジオパーク(3月7日)に新山千春が登場。

ピンクのワンピース姿(ノースリーブ)。
第一印象は細い。ドラマで見るより細い。
抱いていたイメージより清潔感あり。
ほっぺたが林檎みたいに赤くて(←実際は薄いピンクだけど)、
ずっとニコニコ笑っていて好感度上昇。
さすが、無敵の外面(笑)

スタジオには、コシノヒロコさん(優子のモデル)から
紫色のカーネーションが届いていて、
見守られている感じがします、と喜んでいました。

朝ドラ「カーネーション」は、普通にファンとして楽しんでいたらしく、
撮影に入ったときは、小原洋装店や〜糸子さんや〜
と一般人と同じような反応しながら、ごっつい緊張したそうです。

撮影中(11月末から4ヶ月間)は、大阪にマンションを借りて生活。
憧れだった朝ドラに出ることが嬉しくて、マンションを見つけてから
ご主人の黒田哲史さん(西武のコーチ)に報告し、説得。

職種が違うので、最初は理解して貰えなかったけど、
いかに朝ドラが自分にとって特別なのかを話すと
「それだけやりたいんやったらとことんやり」と行ってくれたそうです。
そして、オフシーズンだったご主人も一緒に大阪にお引越。
仕事中、5歳の娘はどうしてんだろう?と思っていたんだけど、
どうやらご主人が協力してくれていたんです。優しいわ。

青森出身なので、岸和田弁は苦労したみたい。
台本は音符のようなものが書きこまれていて、真っ黒。
身体で覚えるくらい練習したのか、
カーネーションの話になると、ちらちら関西弁に。
優子と同じく新山千春は頑張り屋さんみたいです。

VTRのメッセージは、川崎亜沙美と安田美沙子。
三姉妹は撮影時期が同じだったので、すんごい仲良くなったみたい。
うれしいこと、大変だったこと、いろんな感情を共有したので
結束は固いんだって。わかるような気がする。

  

●18週の感想(2月5日に書きました)

18週は「ライバル」。
「ライバル」は、ロベリアの花言葉。

3姉妹が交代しました。
●長女・優子役の新山千春(31歳)
●次女・直子役の川崎亜沙美(27歳)
●三女・聡子役の村崎真彩(17歳)
★三女・聡子役の安田美沙子(29歳)

そして、
●母親役の尾野真千子は(30歳)。

尾野真千子は、長女役の新山千春より年下。
でもさ、これがちゃんと母親に見えるのよ。
新山千春の若作りも頑張ってるけど、
それ以上に、尾野真千子の大阪のおばちゃんは凄い迫力。
それだけに交代は残念。オノマチ祖母ちゃんも見たかったです。

三姉妹って、ちょっと憧れてたけど、ええことだけじゃないんだね。
大人になっても、涙流して悔しがるほど嫉妬し合う、姉と妹。
互いに相手の活躍が喜べない、姉と妹。
でも、その「姉には負けたくない!」「妹には負けたくない!」
という気持ちが三姉妹を成長させていったんだろうね。

私は、長女だから、優子(新山千春)に似たところがあるけど、
みんなの前で怒ったり泣いたりすることはないなぁ。
喧嘩は嫌いだし、苦手だし、喧嘩するのが面倒なので、
どんなに腹立っても悔しくても、冷静になるよう頑張ってる。
だから、優子がちょっと羨ましい。感情を露わにできる環境が羨ましい。

しかし、毎日のように聞いてる東京弁。
カーネーションの中で聞くとめちゃくちゃ違和感あるね。
直子が「気色悪いんやけど、普通にしゃべりいーや」
と怒ってたけど、めちゃくちゃ同意。気色悪い。
青森出身の新山千春が、なんで長女役?と思ってたけど、
気色悪い標準語が上手だったからかもしれない(笑)

  

新山千春ちゃんのブログを見たの。
夏木マリさんがよく登場してました。
素敵な方! 尊敬する! 憧れる! かっこええお母ちゃん!
などなど、誉め言葉のオンパレード。

なんでやろ。なんか寂しい。素直に受け止められない。
オノマチが・・・・・。ますます恋しくなる。

2月5日




「カーネーション」ヒロイン夏木マリの関西弁

3月3日から「カーネーション」のヒロインが交代します。
尾野真千子から夏木マリにバトンタッチします。

オノマチ(尾野真千子)でええや〜ん。
と思った人は私だけじゃないはず。
ねぇねぇ思うよね?思うよね。

報道によると、夏木マリには昨年9月に打診し10月に確定。
尾野真千子に伝えたのは12月。そして私には1月。
いや私はどうでもええんやけど、なんか納得できん。
夏木マリさんは好きやけど、オノマチがええね〜ん。

「岸和田弁は英語より難しいかも」と夏木マリさんが言うてました。
二宮星ちゃんも尾野真千子も上手やったからちょっと不安です。

  

17週「隠しきれない恋」の感想です。
「隠しきれない恋」は、ジギタリスの花言葉です。

さようなら周防さん。がんばってや周防さん。
糸ちゃん、無断外泊した日のお風呂はどうしたんやろ。
大きなお世話ですね。すんません。

  

《追記》
3月3日(127話)から夏木マリの小原糸子が登場しました。


尾野真千子が、スタジオパークに出演したとき、
一生懸命、夏木さんの岸和田弁をフォローしていて、
オノマチには悪いけど、フォローすればするほど、
「やっぱり下手なんやな」と不安になっていましたが、
まぁ期待していなかったせいか、思ったより違和感なかったです。
どちらかというとゆっくり話すナレーションに慣れない。

新山千春ちゃんのブログを見ていたら、岸和田弁の台詞は、
方言指導の林先生が、吹き込んでくれたCDを聞いて勉強するみたい。
方言の勉強は大変だよね。

1月29日




カーネーション(周防龍一と不倫)綾野剛

スタジオパーク(3月8日)に綾野剛が登場。

す、すごい。
そんなに人気があったんかい、ちゅうくらい沢山の来場者。
ギャルいっぱい。黄色い声がきゃ〜きゃ〜いっぱい。
最初の人は、午前3時から並んでいたんだって。
FAXも始まった段階で1800通を超えていました。すごい。

カーネーションの周防龍一には萌えなかったけど、
スタジオパークに出ていた今日の彼はかっこいい。

謙虚で思いやりがあって、言葉遣いが綺麗。
声がいいね、この人。すごく優しい声をしてるよ。

今回のスタジオパークは2度も延期に。
2度目はスタッフルームにわざわざ来て、
ツイッター通じてファンにメッセージを送りたいお願いに。
NHKのスタッフはみんなで感動したそうです。

糸子と周防龍一の思い出のシーンが流れた後は、

照明とかカメラのアングルだとか尾野さんも含めて
周防龍一はみんなに作ってもらったんだと思いました。
僕を通して、尾野さんが演じる糸子がとにかく魅力的で美しくあって、
そして女性であってというのが映ればいいと思っていたけど
自分一人じゃ何にもできないので、
そういう部分を改めて助けていただいたんだと思った。

と語り、尾野真千子との二度目の共演については、

楽しいより楽の方が近い。
寄り添い、肌の隙間を埋めていけたのは、尾野さんだったから。
尾野さんだったから、たくさん引き出してもらった。

というようなことを語っていました。
思いをこめて丁寧に話している感じ。いいわ〜。
そして、脚本家の渡辺あやさんからメッセージ。

ハンサムすぎる。
周防さんのあまりの存在感の強さに、おそらくは現場全体も夢中になってしまったと思われ、彼の出演回に限っては、私が脚本に組んでおいたはずの構成のバランスが見事にふっとんでしまっているのが辛いやら怖いやらでした。
でもそのように作品が自分のコントロールを超えて暴走してしまうことこそ、 創作の醍醐味なんだとも感じました。
周防さんが登場した3週間は全部、綾野さんにもっていかれたような気がして敗北感でいっぱいなのですが、それも含めて周防龍一は私にとって本当に面白い体験でした。綾野さんにとってもそうだといいなと思っています。


デビュー作「仮面ライダー555」の石田監督からもメッセージが届いていました。
あたたかいメッセージに感動してる姿もよかった。好感度上がりまくり↑。

  

カーネーション第16週の感想です。
第16週は「揺れる心」。ホテイアオイの花言葉です。

ただいま、糸子は恋する乙女です。
サザエさんみたいな頭してのぼせ上がっています。
目と目が合っただけでウフフフ♪と中学生みたいです。
でも、しゃあないんです。
糸子のモデルである小篠綾子さんが不倫されていたので。
相手の男性が病死するまで(20年近く)関係は続いたそうです。
20年も続いたら、夫婦と呼んでもいいような気がするけど、
別れなかった奥さんの気持ちを思うと軽々しいことは言えません。

小篠綾子さんの人生にとって、不倫相手は無くてはならない人なのでしょう。
だから、ドラマでも避けては通れないエピソードなんだと思います。
わかっているけど、ちょっとくどい。
朝ドラで不倫を描くのが難しいのか、それとも不倫に力を入れたいのか
わからないけど、今までと比べてすごく丁寧に描かれていて、
あさイチの有働由美子アナのテンションまで高くなってます。

先入観はあかんけど、綾野剛とオノマチが並ぶと
芦田愛菜ちゃんの顔が浮かび、いらぬ想像をしてしまい、
素直な気持ちで二人の恋が見られないの。
周防さんが綾野剛でなく他の役者さんだったら、
糸ちゃんと一緒にドキドキできたかもしれんです。
例えば、長崎出身といえば「福山雅治」。
福山なら燃えたのに〜。無理ですか〜。
綾野剛さん、綾野剛ファンのみなさまごめんなさい。

しかし、綾野剛さんのインタビューを見たら惚れた。
長崎弁は初めて、三味線もオルガンも初挑戦。努力家さんみたい。
いや、努力できる人だから朝ドラで大役を演じているんだけど、
今まで演じた役から想像していた人と違い優しそうな人でした。

明日(1月26日)は綾野剛さん30歳の誕生日。
オノマチがほっしゃん。に祝えとツイッターから命令してました。
私の周防さんを祝いなさい。
さーご一緒に!ハッピバースデー周防さ〜ん。

私もお祝いさせていただきます。おめでとうございます。

1月25日




「スタジオパークからこんにちは」栗山千明

こんにちは、ももっちです。
カーネーション第15週の感想です。
第15週は「愛する力」。ベニバナの花言葉です。

先週末はちょいと忙しくて、朝ドラを観る時間がなかったので、
11日(水)〜16日(月)をまとめて一気に観ましたが、
正解でした\(^o^)/。
16週の月曜日は、15週から続いていて、
最終回みたいな美しい終わり方だったので。

奈津(栗山千明)が立ち直り、
安岡のおばちゃん(濱田マリ)が元気になり、
八重子さん(田丸麻紀)の苦労が報われ、
目からいっぱい涙が出て、
もう何回、泣かせるねん、ってくらい泣きました。

あんなに病んでいた、安岡のおばちゃんの回復力にはびっくりやけど、
日曜日を挟んだことで違和感を感じさせないようにしたのかもしれないね。
でも、ちゃんと見ていたら、続きが気になって日曜日はもやもやしてたと思うわ。

安岡のおばちゃんを見てて思ったんだけど、
自分を守ろうとする人は、弱くなっていくもんやね。
周りが見えなくなって、性格もどんどん悪くなっていくし。

守りたい人がいる、助けたい人がいる、
ってことは幸せなことなんだと思ったよ。
息子を二人亡くしたおばちゃんだけど、娘が二人出来て、
そのことに気づけて、ほんまによかったなと思いました。

私の大好きなおばあちゃんが死んでしまった10日の火曜日。
遠い遠い昔のことのように感じる濃厚な1週間でした。



「スタジオパークからこんにちは」に栗山千明ちゃんが出てました。
やっぱり若いよね。まだ27歳だから若いか。
ドラマでは30代を演じていて、キレイな着物姿の奈津、
白い制服姿を見た後だったから、急に現実に戻された感じがしました。

知らなかったんだけど5歳でデビューして芸歴は長いんだね。
若い頃はモデルとして活躍していたみたい。
小学4年から5年の1年間で11センチも背が伸びたらしいけど、
その後、身長が伸びなくなり、モデルは諦めたそうです。

おひとりさまが好きで、お酒が好きで、
ひとりで居酒屋に入ったり、家でもひとり酒を飲んでるそうです。
濱田マリがコンビニで酒を買っているのを目撃したと言ってました。
クールビューティーと言われているらしいけど、
人なつっこくて気さくで、可愛らしい女性でした。

1月16日




「カーネーション」まさちゃん役の玄覺悠子

第14週のサブタイトルは「明るい未来」。
「明るい未来」は「ムスカリ」の花言葉です。

戦争が終わって、ちょっと明るくなったけど、
明るいのは、糸ちゃんと愉快な仲間達と闇市くらいで、
世の中は、まだ貧しくて貧しくて、まだまだ暗いです。

生きるために泥棒にならんとあかん戦争孤児。
生きるために身体を売らんとあかんパンパンガール。
なんて悲しい世の中なんだろう。
(関係ないけど、パンパンって言うてええんやな)

今週の土曜日は神回でした。
一行にまとめると、
値切り上手なおばちゃんが、戦争孤児のカモにされる話。
たったそれだけのことだったのに、号泣。
ぎゅっと握った手と手を思い出すだけで泣けてきます。

生きのびや。
おばちゃんら頑張って、もっともっとええ世の中にしちゃるさかい。


これってさ、先週、神戸のお祖母ちゃんが言ってた、
「あんた、生きのびや」から繋がってるんだよね。
帯にお金を隠す癖は、チビ糸子の時代から繋がってるし、
カーネーションってメッセージがぶれないよね。

大事なお金を盗まれ、落ち込む糸ちゃん。
でも、盗んだことを怒らない糸ちゃん。
盗んだ子どものことを本気で心配している糸ちゃん。

「嘘くせ〜」とか「偽善者や〜」などと思わせないところが、
カーネーションのすごいところやと思いました。

しかし、子どもを泥棒にする世の中はあかんよ。
泥棒に同情してしまう世の中はあかんよ。
そんな世の中に二度としたらあかん、と
平成のおばちゃんも強く思いました。

私、まさちゃん(昌子)がけっこう好きです。
父ちゃんが死んでから、まさちゃんが父ちゃんの変わりというか
昌ちゃんあっての糸ちゃんになってる気がして、
そんなふたりの関係がとっても気に入ってます。

今回も、「あの子、お菓子の一つでも買えたやろか」と心配している糸子に、
「元締めにお金を渡すやろうけど、
ほんでもチョロっとくすねて、お菓子くらい買うたやないですか」
とフォロー。嫌みの中にも優しさがあるんだよね。



まさちゃん役の玄覺悠子さん。
大阪じゃなくて石川の人なんだね。
インタビューで、岸和田の言葉はかなり苦労したと語ってました。
しかし、玄覺悠子(ゲンカクユウコ)って変わった名前だよね。

1月8日




「カーネーション」安岡八重子役の田丸麻紀

今年のカーネーションが終わりました。
第13週の花は「マリーゴールド」。
「マリーゴールド」の花言葉は「生きる」。

13週は3日しかありませんでしたが、濃かったです。
神戸の祖父母、年始の挨拶、疎開先、
勝さんの戦死、勝さんの葬式、泰蔵兄ちゃんの戦死、
神戸のお屋敷全焼、空襲、玉音放送、終戦(敗戦)。

岸和田にも空襲があったんですね。
調べると、岸和田には大軍需工場や軍事施設などはなかったから、直接攻撃されたわけではなく、大阪・神戸・堺大空襲の余波として空襲被害に遭ったみたいです。

大阪は、3月13日、6月1日、6月7日、6月15日、6月26日、7月10日、7月24日、8月14日が空襲でした。戦争が終わる直前まで、生きるか死ぬかの思いをされたんですね。そりゃ夜も恐くて寝られないですよ。逃げる元気もなくなってきますよ。泣。

でも、戦争は終わってからも大変だったんだよね。家はないし、食べる物はないし、価値観は180度変わってしまうし、海外で終戦を迎えた人は命がけで帰ってきてたし・・・。生きるためなら後ろ指さされることもせなあかんかったわけ。

ドラマでは安岡家と奈津が心配です。奈津と一緒にいたあの謎の男はいったい誰なんだろう?良い人だったらいいんだけど。奈津がおちていくのは見たくないなぁ。身体を売るんだけはさせたくないです。



八重子役の田丸麻紀さんが土曜スタジオパークに出てました。
カーネーションメンバーは、小林薫、麻生祐未、正司照枝、駿河太郎、
十朱幸代と見てきたけど、田丸麻紀が一番おもしろかったです。

へぇと思ったことを並べると
●ファッション雑誌を作る人になりたくてモデルになった。
●写真は朝の光が一番キレイに撮れるので、モデルの朝は早い。
(その後、ソロモン流で押切もえを見たけどやっぱり朝が早い)
●女優デビューは「ロッカーの花子さん」。
(なんと安岡泰蔵役の須賀貴匡と共演してました)
●「安岡会」なる安岡家メンバーによる集まりがある。
(しかし男ふたり(勘助と泰蔵)は急な仕事と体調を崩して欠席)
●背が高いので八重子の着物はわざわざ作り直している。

性格はかなりの天然らしく、空気が読めないみたい。
でも、私は頭のいい人だなぁとイメージアップしましたよ。
性格はサバサバしてるし、礼儀正しい人でした。

印象的だったのが、モデルと俳優の仕事の違いを
モデルは、夢を売る仕事だから、
人前で人間くささを出さないよう気をつけていたが、
女優はまったく正反対に近い仕事だった、と語ってたところ。

あと、彼女のブログを見てびっくり。
やっぱりモデルなんですね。スタイルいいし美しすぎる〜。

12月29日




朝ドラ「カーネーション」5月に総集編

朝ドラ「カーネーション」の総集編があります。
12月31日(土)午前7時20分〜8時48分。
は終わりました。

2012年のゴールデンウィークにあります。
前編 5月3日(木)午前8時20分〜9時48分
後編 5月4日(金)午前8時20分〜9時48分



第12週の花は「アネモネ」でした。
「アネモネ」の花言葉は「薄れゆく希望」です。

勘助が戦死しました。
勘助の「いとや〜ん」はもう二度と聞けないんですね。
奈津(栗山千明)もおらんなりました。
奈津は、病気のお母さんを抱えて、夜逃げ。
奈津が心配です(>_<)。
女が、借金抱えて、病気の母さん抱えて、
戦時中にできることというたら、あれしかないやん。

「おしん」の奉公先のお嬢様「お加代さん」さんは、
借金を抱えて、女郎に身を落としてしまいました。
「おしん」の息子の嫁は、アメリカ兵の相手をしました。
なんとなく、奈津がそんな風になりそうな感じがして心配や。
どうかそんなことになりませんように。

しかし暗い。
それが戦争なんだけど、わかっていてもつらい。
そんな中、私を癒してくれたのは、脳天気な母(麻生祐未)と
軍国少女になってしまった長女の優子(花田優里音)でした。

優子役の花田優里音ちゃんがかわいい。
声と喋り方とおかっぱ頭が「火垂るの墓」の節子に似てます。
外見は、なんとなく羽野晶紀ちゃんに似てて、
もしかしたら娘かもと思ったけど違ってました。

そうだ。
昭和19年の貨幣価値を調べてみました。
わかったのは、昭和19年当時の「教員の初任給が5円」。
今がだいたい24万円くらいなので、48000倍。
だとすると、奈津の借金1万円は4億8千万円。
そんなアホな。
日本銀行の「金融の歴史、豆知識」を見てみました。
昭和19年の企業物価指数は、「2.319」
平成22年の企業物価指数は、「668.4」
668.4 ÷ 2.319 = 約288.2倍
だとすると、奈津の借金1万円は288万円くらい。
でもさ、教員の初任給5円を288倍すると1440円なんだよね。
あくまでも参考計数らしいけど、どう解釈すればいいの。

12月25日




「カーネーション」Yahoo!のみんなの感想

朝ドラ「カーネーション」。
第11週の花は「カスミソウ」。
「カスミソウ」の花言葉は「切なる願い」です。

善作お父ちゃんが死んでしまいました。
いつかは来るとわかっていても、
誰もが通る道だけど、いなくなるのは寂しいです。

善作お父ちゃんを見てたら、思うねん。
良いところだけの人はおらんけど、悪いところだけの人もおらんって。
威張っている人は、弱い自分を必死に隠そうとしているだけだって。

まぁ、とにかく理不尽なお父ちゃんでしたが、
人間らしくて憎めないお父ちゃんでした。

きっときっと、糸ちゃんは、生まれ変わっても、
お父ちゃんの子どもに生まれたいだろうね。
でも、夫婦だったら、似すぎてうまくいかんと思うよ。
今なら、すぐ離婚してしまいそう(笑)

きっときっと、親子だから、許せるんだよ。
他人だったら、許せないことも、親子だから許せる。
親子の良いところを善作さんと糸子から教えてもらいました。

しかし、今週も濃厚だったな。
全身大火傷で見るも無惨な姿から、
少しずつ少しずつ回復していったのに
あっけなく死んでしまいました。

火傷の跡はリアルで、嫁さん(麻生祐未)が恐がるほど。
メイクさんの腕は凄いです。
小林薫さんの演技も凄いけど、
全く違和感を感じませんでした。

あ〜来週から善作パパに会えなくなるんですね。
幽霊でいいので、これからもちょくちょく出てきて欲しい。
江(大河ドラマ)のときは、亡霊に違和感を感じたけど
善作さんなら嬉しい。どんどん会いに来て欲しい。

Yahoo!の感想を覗いたら、お通夜みたいでした。
善作さんの死を身内のように悲しんでいる人がたくさんいました。
気持ちはすんごいわかる。
でも、神戸のおばあちゃんが言うてたよ。
あんなぁ、辛気臭いっちゅうもんをバカにしたらあかんで。
おっそろしいほど寿命を縮めるんや。あんたも年取ったらわかる。

と。ほんまそうやと思う。
明るく生きるのは、人間の知恵だと思います。

それにしても、カーネーションの評価は高いですね。
5点満点が88%で、平均4.75点。
前回のおひさまを見てみると、
5点満点が39%で、平均2.84点。
ついでに、大河ドラマ「江」を見てみると、
5点満点が10%で、平均1.77点。
だいたい私が思う評価と変わらない感じでした。

12月17日




「カーネーション」小原聡子役の安田美沙子

カーネーションの新しいキャストが発表になってました。
大人になったコシノ三姉妹です。

長女の優子(ヒロコ) → 新山千春
次女の直子(ジュンコ)→ 川崎亜沙美
三女の聡子(ミチコ) → 安田美沙子

※名前のところに朝ドラ解禁日の日記をリンクしてあります。

川崎亜沙美さんは初めて知りました。
新山千春さんも安田美沙子さんも
尾野真千子さんの娘になるイメージが湧かないんだけど、
記者会見の写真を見たら、娘に見えるかもと思えてきました。

とくに安田美沙子は本人に見えないくらい若い。
おかっぱのセーラー服姿はどこから見ても女学生でした。
やんちゃな次女を演じる川崎亜沙美さんは岸和田出身なんだね。
しかもプロレスラー。今も現役なんだろうか。

三姉妹(新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子)と
母親(尾野真千子)の共通点は、
朝ドラのオーディションに落選した経験があること。
みんな苦労しているんだね。

さて、今週の朝ドラ「カーネーション」です。
第10週のサブタイトルは「秘密」でした。
「秘密」は「ヒメウツギ」の花言葉。

勝さんの浮気が発覚しました。
浮気されて落ち込んでいる糸子に向かって奈津は、
「あんたの旦那ごときが菊乃みたいな上玉と」と疑いの目。
同情しないところが奈津らしくて笑えます。
一方、奈津の旦那は芸子と駆け落ち。
奈津に比べたら糸ちゃんの不幸なんて大したことない。
いつまでも悩まないところが糸ちゃんらしいです。
浮気されても、旦那に逃げられても、笑えるのは、
カーネーションのええところだと思います。

でもさ、奈津の疑いも一理あるよね。
女房の妬くほど亭主もてもせず、と昔の人は言ってるし。

ポケットの中から見つかった浮気の証拠写真。
浮気が事実なら、ポケットに入れずに捨てるよね。
悪気がないからポケットに入れてたんだと思うよ。
でも美人と浮気できたら勲章になりそうだし、
捨てるのがもったいなくなったのかもしれないね(笑)。
どちらにしても隠さないんだから大したことないと思うけど、
糸ちゃんと同じ立場になったら気になるんだろうな。

たださ、夫婦喧嘩ができないのは、寂しいよね。

12月11日




「カーネーション」安岡玉枝役の濱田マリ

朝ドラ「カーネーション」。
第9週のサブタイトルは「いつも想う」でした。
「いつも想う」は「母子草」の花言葉です。

勘助(尾上寛之)に赤紙が来て、国家総動員法が施行され、
ぜいたくは敵だ!と七・七ぜいたく禁止令が発令され、
戦争色が一気に強まってきた朝ドラ。
暗くなるのかなぁと心配してたけど、相変わらず元気な朝ドラ。
元気じゃない人もいるけど、糸ちゃんの勢いは衰えません。

ただ、若い頃と違って、母になり年とってきた分、
糸ちゃんのこだわりが、ワガママに思えてきました。
口の悪さが、大人げなく感じてきました。
若いときは、それが可愛らしかったんだけど、
良いところも、悪いところも、お父ちゃんに似て
ずうずうしい女になっている感じがします。

でも、人間らしくていいと思う。
長所ばかりの主人公なんておもろないから。
お父ちゃんもそう。容赦なく子どもを殴る父親だけど、
現代の価値観で考えたら、最低の父親だけど、
明治、大正、昭和初期の父ちゃんなら、別に変じゃない。
時代的には、そういう父ちゃんはたくさんいたから。
むしろ、そういう所をぼかさず、描いてくれるところが好きでした。

でも、戦争は別でした。
あの時代の価値観を見せてくれると期待していたんだけど、
やっぱりNHK、反戦メッセージのほうが強まるのね。
片一方だけに偏りすぎで萎えてきます。
勘助の母ちゃんが、反戦になるのは理解できるけど、
お国の悪口を強調されると違和感覚えてしまうのです。
「戦は嫌にございまする」と言ってた戦国時代のお姫様、
江(大河ドラマ)と同じものを感じるのです。

勘助の母ちゃん安岡玉枝役の濱田マリさんは、
NHKのドラマ「カレ、夫、男友達」にも出演中で、
出番はちょっとだけど、DVに悩んでいる女性を演じてます。
顔にアザを作って、いつも何かに怯えてます。
そのビクビク怯えている雰囲気が、
勘助が帰ってからの玉枝さんに似てました。
戦争が与える傷、DVが与える傷、どちらの傷も深い。
それはよくわかる、よくわかるんだけど、わかるだけに、
そのメッセージを押しつけられると反発したくなる。

もっと視聴者を信じて欲しい。
「心をなくす」なんて現代風の表現しなくても、
表情で読み取る想像力はあると思うんだけどな。
急に押しつけがましくなった気がするの。

脚本家の渡辺あやさんがインタビューで語ってました。
チビ糸子が集金したお金を川に流し、
父親の善作に思いっきり張り倒した場面を書いたとき、
スタッフから「視聴者に誤解されるんじゃないか」と指摘されたこと。
でも、その指摘で怯まなかった渡辺あや。
期待してたのにな。私の勝手な期待なんだけど。

さて、やんちゃな直子が誕生しました。
来年から直子を、チビ糸子を演じた二宮星ちゃんが演じるそうです。
これから先、もやもやしても、それを楽しみに見続けよう。

12月4日




カーネーションの正司照枝「スタジオパーク」

朝ドラ「カーネーション」。
第8週のサブタイトルは「果報者」でした。
「果報者」は「チトニア」の花言葉です。

今週も、濃厚な1週間でした。
ハルお祖母ちゃんと糸子の二人暮らしが始まり、
糸子は、念願の「小原洋裁店」を開業し、
結婚式して、妊娠して、出産しました。

たった1週間で、『独立』『結婚』『出産』ですよ。

結婚式なんて5分くらいだったけど、
妊娠と出産も5分くらいだったけど、
ちっとも手抜きに見えませんでした。
駆け足だったけど、ちゃんと感動させてくれました。

幼馴染みの吉田奈津は、花嫁に向かって、
「アホ!」「このブタ!」「アホか!」
「馬子にも衣装」「ブタにも晴れ着」「猿にも化粧」と言い、
花嫁のお祖母ちゃんは、花嫁に向かって、
「あのアホが!」「このアホが!」と言い、
花嫁の父は、結婚式に出席してくれた人に向かって、
「アホ抜かせ、わしの高砂が先じゃ」と言うし、
どんだけ口が悪いねん、ちゅうくらい口が悪いのに、
ちっとも嫌な気持ちがしない。
ほんま不思議なドラマです。

奈津が着ることができなかった白無垢は、
もう登場する事なんて無いと思ってました。
糸子は、奈津の白無垢を着させてもらったので、
糸子の花嫁衣装は、日の目を見ませんでしたが、
代わりに、貞子お祖母ちゃんの心の広さを見せてくれました。
あんなに楽しそうに衣装を選んでいたのに喜んでいました。
ほんま無駄のないドラマです。



糸ちゃんは勝さんと結婚しました。
婿養子なので、川本勝が小原勝(駿河太郎)に変わりました。

ハルお祖母ちゃんに「ちゃんと同じ部屋で寝りや」と叱られ、
やっと一緒の部屋で寝るようになった、糸子と勝さん。
11月に結婚して年が明けてたから、かれこれ2ヶ月は家庭内別居。
ハルお祖母ちゃんがおらんかったら、この二人はどうなってたんだろう。

カーネーションに出てくる人はみんな魅力的ですが、
私は、ハルお祖母ちゃんが大好きです。
働き者で、厳しいけど、優しいおばあちゃん。
糸子が陣痛で苦しんでいる隣で、産婆さんとお茶を飲んで和んでました。
その余裕がお祖母ちゃんらしくてかっこいい。

最近、白髪が増えて、髪の毛も薄くなってきてます。
勝さんも糸子に言うてましたが、
ええもん食べて長生きして欲しいです。

「子ができて、自分は弱くなった気がする」と言ってた糸ちゃん。
強くなったんじゃなくて、弱くなるところが糸ちゃんらしかったです。



正司照枝さんのスタジオパークを見ました。
正司照枝さんは、磯野貴理子の元姑さん。
スタジオパークでもその話をほんの少ししてました。

78歳の正司照枝さん。芸歴は75年。
初舞台は3歳。学校にきちんと通ってないので
漢字を読むのは苦労されたそうです。

健康のために心がけていることは、早くご飯食べて、早く寝ること。
好きなお酒は飲んで、好きなようにすること。
ストレスは絶対ためない。人に嫌なこと言わないこと。
あやかりたいと思います。

11月26日




「カーネーション」吉田奈津役の栗山千明

朝ドラ「カーネーション」。
第6週のサブタイトルは、「移りゆく日々」でした。
「移りゆく日々」は、「ワレモコウ」の花言葉です。

カーネーションを見てるとホント元気もらえます。
どんなに落ち込んでいても、ドラマを見終わると
よっしゃ!うちも頑張ったるで〜!と思えるんです。

ただ、問題は、朝ドラなのに、朝、見ていないこと。
いつも夜の夜中の寝る前に見ているんです。
夜の夜中に気合いを入れても、朝になったら忘れているんです。
そこが問題なんやな。
まぁ嫌なことは忘れてぐっすり寝られるのは、ええことやけどね。

そんなこんなで、元気印の朝ドラですが、今週は泣かされました。

まず私を泣かせてくれたのは、吉田奈津(栗山千明)です。
父親が死んでずっと泣けなかった奈津が、
髪結いの玉枝(濱田マリ)に「泣き! 奈っちゃん」と言われ
やっとやっと泣けたところ。

お父さんが死んでしまったのに泣けなくて、
大好きな人がいるけど、その人は結婚してて、
明日、お父さんが決めた人と結婚する前に、
自分の気持ちを全部吐き出した奈津ちゃん。

奈津にとって結婚は憧れじゃない。
吉田屋を継ぐという現実。
気持ちにケジメをつけるために泣いた涙です。
素直じゃない子が素直になると、切ないんだよなぁ。

それにしても栗山千明の涙は美しかった。
ただ泣くだけじゃない。
自分の運命を受け入れる強さもちゃんと感じたよ。



次、泣かせてくれたのは、小原家の人々。
クリスマスの夜です。
お父ちゃんが糸子を殴り暴れるところです。
もう最低のお父ちゃんやけど、理不尽なことばっかり言うてたけど、
お父ちゃんの気持ちもわかるの。
糸子の悔しい気持ちもすごくすごくわかるの。
あんなに頑張ってるのに認めてくれんのはホント悔しいと思う。
でも、あのお父ちゃんじゃなきゃ、糸子にはなってなかったと思うの。

怯えて泣き続ける妹たち。
泣きながら糸子を励まそうとするお母ちゃん。
みんなみんな、みんなの気持ちがわかって、わかるから、
私も小原家の家族になったみたいに一緒に号泣しました。

でも、一番、感情移入してしまったのは、お祖母ちゃん。
自分の育てた息子が、自分の孫を目の前で殴るんです。
おばあちゃん、つらいやろな〜。つらかったと思うよ。
なのに、崩れたケーキを泣いて笑って食べようとするの。
ハハハ! 食べれる、食べれるて。大丈夫や、大丈夫!
ちょっと、へちゃがっただけや。味変わってへん。
ほれ、ほら、味変わってへんて。

おばあちゃん、けなげ過ぎる〜・・・
お祖母ちゃん役の正司照枝さんがうまいんだよね。

そして、最後はお母さん(麻生祐未)。
「小原呉服店」の看板を見上げる夫(小林薫)を
愛おしそうに見つめるあの表情。
言葉なんていらないんだよね。やられました。
いろんな夫婦の形があるけど、善作と千代はお似合いだと思います。



栗山千明のスタジオパークからこんにちは」を見ました。
吉田奈津は架空の人物なんだね。
安岡家や商店街の人々なども特定のモデルはいないみたいです。

11月21日




カーネーション・川本勝の駿河太郎(鶴瓶息子)

カーネーション第6週の感想です。
第6週のサブタイトルは「乙女の真心」。
乙女の真心は、コスモスの花言葉です。

すぐ儲けっちゅうもんが頭から飛んでしまう。

と糸ちゃんは言ってましたが、
私から見たら、糸ちゃんは商売上手やと思うわ。
その時は儲からんでも、
後でちゃんと儲けられる仕事をしよるって。

糸ちゃんは自分の腕を信じとります。
自分の仕事に誇りを持っとります。
自分を絶対に裏切ったりしません。(今のところ)
自分を裏切らん人間は、他人に対しても同じなんやろな、と思います。

だから、お客さんにため口でも大丈夫。
口の聞き方が悪うても、上から目線でも、そんなん関係ない。
ええ仕事して、お客さんを満足させよるから。
いや、それだけじゃないで、客の心まで変えてしまいよった。
ほんま、すごいと思うわ。

第6週は、黒谷友香と駿河太郎が登場しました。
黒谷友香は綺麗やったね。どんどん綺麗になってました。
関西弁もすごい上手・・・と思ったら生粋の関西っ娘なのね。



勝さん役の駿河太郎は笑福亭鶴瓶さんの息子です。
鶴瓶さんに似てる?あんまり似てないような。
お母さん似なんだろうか。

若く見えるけど33歳。
実生活では結婚もしてるし子どももいます。
さんまちゃんが司会した27時間テレビで
「孫が生まれた」と鶴瓶さんが大騒ぎしてたけど、
その時の孫が、駿河太郎さんの息子だったみたい。

朝ドラ出演が決まった時、
鶴瓶さんがごっつう喜んだ、という記事を見つけました。
ここにリンクしておくね。

駿河太郎は、糸ちゃんが働く「紳士服ロイヤル」の同僚。
川本勝という役名です。優しくてええ人。
たぶん、糸ちゃんのことを好きなんだと思う。
でも、残念ながら、糸ちゃんは仕事に夢中。
今のところは、彼の片思いちゅう感じです。

11月12日




カーネーションの善作さん「小林薫」土スタ

カーネーション第5週のサブタイトルは「私を見て」でした。
「私を見て」は、「スカシユリ」の花言葉です。

父親の善作(小林薫)は、根性悪いです。

糸子は、一晩でパッチ100枚という大仕事を引き受けました。
父親がちゃんと仕事をしないから、
家族のために引き受けた仕事なのに、
お父ちゃんは、糸子の仕事の邪魔をします。
糸子が反発すると、暴力まで振るいます。
お祖母ちゃんやお母ちゃんが手伝おうとしているのも邪魔をします。

糸子が稼いだお金は、当たり前のように自分の懐に入れてました。
ありがとうも言わんし、おつかれさんも言わんし、誉めません。

なのに、嫌いになれない。
前回の朝ドラ「おひさま」のお父さんは、
強くて優しくて、素晴らしいお父さんでした。

なのに、なんでやろ、
カーネーションのお父さんの方が好きなんだよな。
おひさまのお父さんと比べると、とんでもない頑固親父だけど、
なのに、なんでやろ、めちゃくちゃ魅力的なんです。
なんでやろ〜。
私って、悪い男に引っかかりやすいんやろか?

なんやかんや言いながらも、お父ちゃんは糸子の味方です。
神戸への意地かもしれんけど、財産売ってミシンを買ってくれました。
寝ようとしていた糸子を起こしてくれました。
ほんまに困ったときは助けてくれます。
糸子の仕事の邪魔をしたのも、商売の大変さを教えてたんだと思います。
だから、糸子もどんなに殴られても、どんなに怒鳴られても、
理不尽なことを言われても、お父ちゃんが大好きなんだと思います。

私も、小林薫パパが大好きです。
だから、お父さんが死ぬときのことを考えると寂しいです。
庄司照枝おばあちゃんも死んで欲しくないです。
麻生祐未お母ちゃんは長生きするみたいですね。

心斎橋百貨店の話は実話なんでしょうか?
洋裁をちょっと勉強した糸子が、何の実績もない糸子が、
「制服を作らせてください」と営業に行くんです。
その根性、その情熱、諦めないその精神、ホントすごいです。
糸ちゃんの頑張りを見ていたら力貰えます。

心斎橋百貨店は、大阪の「高島屋東別館」で撮影したそうです。
古い建物だけど、今でもかっこいい建物やと思いました。
よく見てると、昭和8年に開通した地下鉄(梅田〜心斎橋)の
告知ポスターが貼ってたりして、スタッフさんの芸も細かいです。



●11月12日土曜日の「土曜スタジオパーク」にお父ちゃんが登場。
なんちゅうか、小林薫さん、憎たらしいお父ちゃんそのまんま(笑)
いや、善作さんのほうがまだ愛想がいいかもしれません。
バラエティ番組にはあまり出ないらしく慣れてない感じでした。
司会の小田切千アナウンサーはものすごい気を遣っていました。
でも、小林さん、ビビる大木君をいじるのは楽しいみたいで、
ビビる大木君をからかっている時は笑顔。かわいらしかったです。

10月で撮影は終わったそうです。ビビる大木君が、
「善作が死んじゃうことが視聴者にばれちゃう」んかて言ってました。
やっぱり死んじゃうんだね。わかっていても寂しいわ。

脚本家の渡辺あやサンから小林薫さんにメールが届いてました。

実は私はいつも登場人物のことを半分くらいしかわかっていないのですが、 善作という人については特によくわかりませんでした。 小篠甚作さんという実在のモデルがあったので、なるべくご本人像をそのまま生かそう、自分にわからないからと言ってわかる形にねじ曲げたり歪めたりをなるべくしないようにしよう、ということだけを心がけて書きました。

ところが、そうすると、横暴なのに子煩悩、情けないのにいつもモテモテ、といった矛盾に満ちた人になってしまい、 困ったな、全然わからないなこの人、と思いながら無責任な話なのですが 、でも、小林薫さんだからどうにかしてくださるに違いない、と思ってわからないまま書き続けては台本をお送りしていました。言わば丸投げです。

その善作がかくも魅力的な人物になったのは、ひとえに小林さんが私の描写不足を埋めてくださった。 具体的にいうなら、あの何とも言えない愛嬌やペーソスそして色気のお陰であります。 映像の中に生々しく息づく善作との再会は脚本家としてこの上ない刺激と喜びでございました。 心よりお礼申し上げます。


それに対して、小林薫は、
「作家がわからないんだから俺達にわかるわけないじゃない」と。
善作の人物像を聞かれ困っていたので鬼の首を取ったような反撃(笑)
でも、その後、
「全部書き尽くしてしまわなくて、隙間があるほうが役者もやりやすい、とかいうことはあるんじゃないですか。役者もちょっとわかってないほうがいいじゃないですか。 全部埋まってると、画面いっぱいに絵が書きこまれてると息苦しいのと同じで隙間があったほうが」
と語られていて、脚本家と役者さんってこんな風に結ばれたりするんですね。

最後に司会者から番宣をお願いされる場面があったのですが、
「こんなんで視聴率あがるの?」と最後まで渋々なお父ちゃんでした。

11月5日




「カーネーション」中村春太郎役の小泉孝太郎

朝ドラ「カーネーション」の感想です。
第4週のサブタイトルは「誇り」でした。
「誇り」は、「アマリリス」の花言葉です。

今週もおもろかったです。
おもろいだけじゃありません。
「勉強」の素晴らしさも教えてもらいました。

手加減せんといて下さい。先生。
うちの事しごきまくって下さい。
うち何が何でも、ついていきますよって!


諦めかけていた洋裁の勉強。
教えてもらうことが決まったときの糸ちゃんは、ほんま嬉しそうでした。
あさイチの司会者イノッチも嬉しそう(笑)。私も嬉しかったです。

「勉強したい」「学びたい」「教えて欲しい」
という思いが強い人が勉強している姿は、いいね。
もうなんて言うか、美しいんだよね。

糸子の家に泊まり込んで、糸子に洋裁を教えてくれた根岸先生。
先生が、恥ずかしそうに洋服を着て歩く糸子に言った言葉もよかったです。

堂々としなさい。
洋服を着て胸を張って歩くということをあなたの使命だと思いなさい。
人は、品格と誇りを持てて初めて夢や希望も持てるようになる。


洋裁の根岸先生がいなくなった後、
静かになった小原家にやってきたのはラジオでした。
中古だけどね。
でもそんな余裕あるんだろうか。心配になるよ。

あの時代、ラジオって革命的だったんだろうね。
「またこんな流行もん買うて。やかまし! やかまし! 」
と怒っていたおばあちゃんも、すぐラジオのとりこになってました。
豹変ぶりが笑える(笑)
神戸のお金持ちのおばあちゃん(十朱幸代)もかわいいけど、
岸和田の口の悪いおばあちゃん(庄司照枝)もかわいいです。



歌舞伎役者の中村春太郎。
タラシの春太郎、和みます(笑)
中村春太郎を演じる小泉孝太郎さんのインタビューがありました。

吉田奈津(栗山千明)といい雰囲気だったけど、
ちょい役で終わりそうな感じ。でしたが、
第6週でまたまた登場しました。やっぱりタラシ役で(笑)
サエ(黒谷友香)と楽しそうに踊ってましたわ。
ダンスホールのシーンは「和歌山マリーナシティ」だって。

女好きで楽天的な春太郎、また登場するんやろか。
ずっと引っ張って欲しいキャラクターだわ。
ところで、中村春太郎にモデルはおるんだろうか。

10月30日




朝ドラ「カーネーション」母親役の麻生祐未

好きなことするちゅうんは、
見てるほど楽とちゃうんや。


朝ドラ「カーネーション」は、今週もおもろかったです。
第3週のサブタイトルは「熱い思い」。
熱い思いは、カンナの花言葉です。

上の赤文字と下の紫文字は、
主人公の母親(麻生祐未)の言葉です。
姉を羨ましがる妹をたしなめた言葉です。

ええなぁ思うんやったら何ぼでも真似しい。
けど真似でけんと文句だけ言うんはあきません。


糸子の母親は、お嬢様育ちです。
のほほんとしていて、頼りない感じなんだけど、
実は、芯が強くて、働き者で、鋭いです。
娘のことも見てないようでよく見てます。
強がって落ち込んでいる糸子に
金平糖を渡すところは胸が熱くなりました。



そんな母親役を演じている麻生祐未さん。
最近、白夜行の再放送を見たんだけど、
白夜行では、どうしようもないダメダメ母。
仁では、頑固で厳しい母親を演じていたし、
いつも違う母親像を見せてくれる麻生祐未さん。
どの役も違和感なく上手に演じているがすごいです。

最近、知ったんだけど、麻生祐未って、奥村チヨの姪っ子なんですね。
あなたと会ったその日から〜恋のどれいになりました〜♪の奥村チヨ。

【追記】11月17日のスタジオパークに登場してました。
ダイエットにおすすめだと紹介していた「豆ご飯」。
「仁」で激痩せしたときに、食べてたのかしら。
カーネーションの撮影について楽しそうに語ってました。
ちよのおっとりした性格は見習いたいらしい。
でも、小さな子どもを抱えての撮影は大変だよね。



ドラマの話に戻りますが、
糸子が祖父と心斎橋でデートする場面もよかったです。
フルーツポンチと3色アイスクリームとホットケーキを注文した糸子。
初めて食べるハイカラな食べ物に感動する糸子は可愛かったけど、
わたしゃ、3色アイスクリームが溶けるんじゃないかとドキドキしたよ。

職場でしごかれている糸子を見てしまったお祖父ちゃんは、
「おじいちゃんとこ、来えへんか?」と誘います。
「ミシンならあるし好きなだけ使ってもいいから」と説得します。
でも、糸子は断ります。

うちな、勉強になる方がええねん。
おじいちゃん、うちに甘いさかいな、うち、すぐ甘えてまうと思うねん。
そしたら勉強にならへんやろ。
けど、今の店は誰もうちに甘ないよって、いっつも怒られんように必死やねん。
しんどいけどな、けど、必死でやらんとあかん方が勉強になると思うねん。


おじいちゃん、泣いてました。
糸子の成長に感動して泣いてました。私も感動したよ。
どんなことでも勉強にしてしまう。そして勉強から逃げない姿勢。
やっぱり成功した人は違います。その根性、私も見習いたいです。

10月22日




「カーネーション」サブタイトルは花言葉

朝ドラ「カーネーション」の第2週が終わりました。
2週目のサブタイトルは『運命を開く』。
運命を開くは、『プリムラ』という花の花言葉です。

カーネーションの週のサブタイトルは、花言葉から付けられています。
最終回のタイトルは、やっぱり「カーネーション」の花言葉なんかなぁ。


チビ糸子(二宮星)が退場しました。
そして、大きい糸子(尾野真千子)になりました。
29歳の尾野真千子が14歳の少女を演じております。
かなりのサバ読みやけど、違和感はあんまりないです。

チビ糸子がおらんなったらつまらんなる、と思てたけど、
クオリティーの高さはそのまんま。やっぱりおもろいです。

今週のラストは、糸子の大号泣でした。
おばあちゃん(正司照枝)に慰められ、止まらぬ涙。
いつもは元気全開の糸子が、泣いて泣いて泣いて。
そして、私もつられ泣きしてしまいました。

うちは、だんじりにも乗られへん。
ドレスも着られへん。
ミシンも使えんで、勘助にまで負けてしもうたんや。
もうしまいや。


戦前の男尊女卑に比べたら、月とすっぽんやけど、
私が14歳だった頃にも、女という理由だけで、
諦めなあかんことは残ってました。
女は生徒会長になれんかったし、
女は学級委員長にもなれませんでした。
どんなに努力しても無理なもんは無理でした。
だから、糸子の悔しさは、なんとなくわかります。
行き過ぎたフェミニズムは嫌いだけど、
糸ちゃんが「女は損や」と思う気持ちはわかります。

照枝おばあちゃんは優しいね。
「おかえさん食べるか?」にうるうるうる。
そのおばちゃんの優しさに触れて、糸子の我慢の糸は切れたわけやけど、
泣かせてくれる人がいるのは幸せなことやと思いました。

ふと思ったけど、岸和田は「おかえさん」なんだね。
私は、「おかゆさん」。
しかし、何でお粥に「さん付け」するんだろう?
たぶん、食べ物を大事にする気持ちからなんだろうけど。

糸子のお父ちゃんは、ええ事を言います。
仕事はできんけど、ええ事を言います。

働きに行くと思うな。
おまえみたいなガキが働くなんて100年早い。
勉強しにいくと思え。
勉強ばかりしとっても、勉強にならんで。


ええ事言うわ。
男やけど、だんじりに乗れんかったお父ちゃん。
男やけど、洋服への時代の流れには逆らえないお父ちゃん。
自分の仕事がしんどいときに、ええ事言うわ。

10月15日




「カーネーション」の最高視聴率25.0%

朝ドラ・カーネーションの週間最高視聴率です。
サブタイトルが花言葉なのがキレイでいいですね。

1週17.4%「あこがれ・ひまわり」
2週18.5%「運命を開く・プリムラ」
3週17.9%「熱い思い・カンナ」
4週19.2%「誇り・アマリリス」
5週18.6%「私を見て・スカシユリ」
6週19.7%「乙女の真心・コスモス」
7週19.6%「移りゆく日々・ワレモコウ」
8週19.7%「果報者・チトニア」
9週20.4%「いつも想う・母子草」
10週20.5%「秘密・ヒメウツギ」
11週20.8%「切なる願い・カスミソウ」
12週19.7%「薄れゆく希望・アネモネ」
13週18.9%「生きる・マリーゴールド」
14週18.4%「明るい未来・ムスカリ」
15週19.7%「愛する力・ベニバナ」
16週20.1%「揺れる心・ホテイアオイ」
17週25.0%「隠しきれない恋・ジギタリス」
18週20.5%「ライバル・ロベリア」
19週20.7%「自信・雪割草」
20週20.8%「あなたを守りたい・エンゼルランプ」
21週20.6%「鮮やかな態度・ルドベキア」
22週23.0%「悔いなき青春・クロッカス」
23週21.3%「まどわせないで・ヘラオオバコ」
24週20.3%「宣言・ヘメロカリス」
25週20.8%「奇跡・レインボーローズ 」
26週23.3%「あなたの愛は生きています・カーネーション」



朝ドラ「カーネーション」第1週の感想です。
第1週のサブタイトルは、「あこがれ」でした。
「あこがれ」は、「ひまわり」の花言葉です。

カーネーションに《アッパッパ》が登場。
アッパッパは1920年代から1930年代にかけて流行した洋服。
健康ランドで着る《ムームー》によく似てます。
昔、祖母ががアッパッパと言ってたので懐かしくなりました。
そういえば、《シミーズ》とか《ズロース》という言葉も聞かなくなったね。
もしかして今や《ルーズソックス》も死語ですか?

うちはますます裁縫が好きになって、
毎日針と糸で、好きなもんばっかり作るようになりました。


洋服に出会った糸子は、アッパッパ作りに夢中です。
寝る間も惜しんでチクチクとお裁縫に勤しんでいます。
その姿がすんごいかわいい。こっちまで元気になってきます。

おもちゃが溢れる時代じゃないから、今は遊び感覚なんだろうね。
糸子の洋服は、人から与えられたのではなく、自分で見つけた遊び道具。
だから、思いは強い!!「好き」の力はやっぱ凄いです。

10月9日




朝ドラ「カーネーション」泰蔵役の須賀貴匡

こんにちは。ももっちです。
あかん。あかんねん。
カーネーションがおもしろくて、毎日なんか語りたくなってます。

ちび糸子(二宮星)が、ほんまにかわいいの。
じゃりんこチエみたいで。
(ちゃんと見たことないけど)
父ちゃんの善作(小林薫)は、ナニワ金融道みたいで。
(これまたちゃんと見たことないけど)
ナニワ金融道はちゃんと見たことないけど、
なんとなく知ってるので比べちゃうけど、
ナニワ金融道の小林薫とは違い、
カーネーションの小林薫は取り立てが下手なのよ。
だから、子どもの糸子に取り立てをやらせるの。

しかし、自分勝手なお父ちゃんやわ。横暴すぎる。
自分に甘く、娘や妻にはすんごい厳しいの。
殴るし、怒鳴るし、めちゃくちゃ〜と思うけど、
かっこいいお父さんに見えるのは何故?
何故なのだ?なぜに素敵なの?

愛情を感じるんだよね。
お父ちゃんが糸子の頬をぶったのは、
糸子が男の子と張り合って、また危ない目に遭わないように、
身体で教えてあげたんだ、と伝わってくるのよね。
父なりに娘を心配してるんやと思うのがわかるのよね。

母ちゃんの存在も大きいです。
気弱で抜けてる母だけど、フォローするときはちゃんとフォローしてる。
糸子が殴られたときもすぐ抱きしめてました。
威厳ある父、優しい母、バランスの良い夫婦やと思います。



だんじり祭りで、だんじりの屋根に乗っていた大工方の泰蔵。
泰蔵役の須賀貴匡さんがかっこいいです。
吉田奈津(栗山千明)が惚れるのもわかります。
彼は大工方を演じるため約1ヶ月岸和田に通い練習を積んだそうです。
仕事に対する姿勢も素敵です。

彼、どこかで見たことあるんですよね。
どこで見たのか気になって、気持ちが悪いので調べたら、
昼ドラ「砂時計」で佐倉圭一郎という役をしていた人でした。
この佐倉圭一郎という役も、いい男だったんですよ。
また彼が見られるなんて嬉しいです。

10月7日




「カーネーション」子役(次女・直子)二宮星

こんにちは。ももっちです。
岸和田のだんじり祭りを生で見てみたいももっちです。

NHK朝の連続テレビ小説は、井上真央ちゃんの「おひさま」が終わり
尾野真千子ちゃんの「カーネーション」が始まりました。
カーネーション、おもろ〜い。

朝ドラの最初1週間って、
その新しさになかなか馴染めなかったりするんだけど、
1話の岸和田のだんじり祭りから引き込まれました。
ドラマの中の「だんじり祭り」は忠実に描かれているの?
ニュースなどで見るだんじり祭りと違って美しい感じがしたよ。
ヒロイン糸子のように高いところから見てみたいです。

尾野真千子の子ども時代を演じているのは二宮星ちゃん。
(星と書いて「あかり」と読むそうです。今風の読めない名前)
彼女がいい!

お世辞にも美人とは言えないんだけど、すんごいかわいい。
表情がとってもチャーミングで、見てると元気になるの。
ベタベタの大阪弁がこれまた元気でよろしいのよ。

二宮星ちゃんは、2002年5月生まれで、
ダンスチーム「D.unit」のメンバーとして活動し、
カーネーションがドラマ初出演なんだそうです。
全くそんな風に見えなくて、芦田愛菜ちゃんもだけど、
子役の仕事ぶりは本当にすごいです。

10月5日



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