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吹雪よりも冷たくさまへ  (牢獄の中の思考より)
IP: 222.3.33.164
 世界は日々、変わってゆく。色んな生物の生命が誕生して、ある日突然消滅してしまう時がある。それは自然の昔から変わらないことだ。
 外の世界は色んな物が溢れている。色んな建物、色んな植物、色んな道、色んな人々や動物。今日も周りを見渡せば、色んな光景が眼に焼付くように映る。若者たちの笑い声、すれ違う人の仮面のような表情、それはまるで何もかもが嘘で塗りつぶされたような世の中の光景だった。誰かと可笑しな位、爆笑して時には平気で「ヘンテコ」で可笑しな人物を見ると弱い者に平気でその人物をあざ笑い、屈辱を浴びせる人形のように操られている人々がいた。私はそれを感じる度にそんな人々の哀れさと悲しい気持ちが日々、嫌でも見たり聞いたりして何が何だか分からなくなってしまう。
 そんなに私は可笑しいのか?変なのか?自分を好きになれない哀れな人間なのか?答えなんか分からない。誰にでも神様にも分からない。それでも生きている意味を知りたくて、本や人や自分のことを考える。私が可笑しくて、変人だと思えば操り人形のようにあざ笑えばいい。私は決して嘘の仮面を被った人々に何を言われても自分をあきらめないで偽らないで人間でいてやる。人形でいるのは疲れるから。