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さくらへさまへ  (たむより)
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さくらの事がずっと好きでした。

さくらと初めて出会った時、もう自分の事友達だって言ってくれた事本当に嬉しかった。

一緒に遊んでるうちに自分と同じ趣味を持ってる事知って、それから毎晩遅くまでメールやりとりするようになって本当に楽しかった。

さくらが中学に入って色々あって異性の事苦手になって、異性の事苦手なのに自分の事は平気なの?って聞いた時、たむは特別だから大丈夫!って迷いなく言ってくれたこと本当に嬉しかった。

夏祭りでは毎年屋台の灯りが消えるまで一緒に話してたりもして、その時間が自分にとってはすごく幸せな時間だった。

Twitter始めてみたいから教えてほしいって言われて、一緒にTwitter始めて、お互いに規制がかかるまで沢山リプライし合って、毎日本当楽しかった。

周りのみんなにお前達もう付き合えよって茶化されたり、付き合ってるようにしか見えないとか言われたりもして、そんなんじゃないって思って恥ずかしかったけど、内心さくらが相手なら満更でも無いかなって自分ずっと思ってた。

ライン一人で始めるの怖いから一緒に始めてほしいって言われて、多分それが無かったら自分今もラインやってなかったと思う。

受験の時期になってあんまり話せる時間少なくなって、さくらと話せない事を寂しいって思うようになって、初めてさくらの事が好きなんだって気がついた。

あの時本当は伝えたい事沢山あったのに、好きになったかもしれないって曖昧な気持ちしか言えなくて、たむとはずっと友達として仲良くしていきたいと思ってる!って言われて、嬉しかった気持ちと悔しい気持ちとで内心すごく複雑だった。

でもその後もさくらは今までと変わらずに接してくれて、イベントとか二人で一緒に行こうとか誘ってくれたりもして、自分本当に嬉しかった。

振られた後もお互いに今までと変わらない関係のまま仲良く居られて本当に嬉しかった。

自分のやってるゲーム始めようか悩んでる時、たむもやってるなら始めようかなって言ってくれたこと本当に嬉しかった。

チームの仲間達とも仲良くなれて、さくらがみんなに好かれて楽しそうにしていて、本当に自分の事のように嬉しかった。

上手くいかないところがあって色々とアドバイスした時、素っ気ない態度とられるようになって正直へこんだけど、さくら普段人にあんまり面倒な面を見せようとしないから、そんなさくらのふてくされてる姿が見られて正直ちょっと嬉しかった。

自分が上手くいかなくて一人で思い悩んでる時、心配して声かけてくれて話聞いてくれたりして、分野は違うけど自分もそういう時あるって辛い気持ちすごく共感してくれて、本当すごく心救われてた。

さくらの初めての演奏会、呼んでくれて本当嬉しかった。

演奏の後ロビーで待っててくれて、来てくれてありがとう!って言ってくれた時の嬉しそうな笑顔は今でも鮮明に覚えてる。

あの時のさくらはいつもと違ってすごく女の子らしくて、着てる服とか可愛くて内心すごくドキドキしてた。

自分の好きな事に一生懸命なさくらを間近で見て、なんか自分心動かされて、自分も負けずにもっと頑張らなきゃってすごく勇気もらえて、その日から自分気がついたらさくらの事ばっかり考えるようになってて、演奏会の時の嬉しそうなさくらの顔がずっと頭の中で浮かんでて、それがキッカケで今までの思い出とか色々振り返ってみて、自分やっぱりさくらの事が好きなんだって改めて思った。

昔みたいな好きかもしれないって曖昧な気持ちじゃなくて、これから先の人生ずっと一緒に生きていきたいって思えるくらい、本気でさくらの事が好きだって思った。

笑ってる顔もふてくされてる顔も、楽しそうにしてる時も落ち込んでる時も、さくらのいいところも悪いところも全部含めて、さくらの事愛おしいって思うようになってた。

名前の響きも、短めの黒髪と浴衣が似合ってるところも、ゲームとかアニメとか漫画とか音楽とかいろんな趣味が合う所も、なんとなく自分と似てるって思う所もあって親近感湧きやすい所も、喜怒哀楽豊かで隠そうとしても隠しきれずに感情が表情に出やすいところも、周りに流されない自分の意思をしっかり持っていて、思ってる事隠さずにちゃんと言ってくれるところも、自分の好きな事に対して本当に前向きで一生懸命なところも、困ってる時に何も言わなくても声かけてくれるような優しくてあったかいところも、全部含めてさくらの事が大好きでした。

さくらの事が褒められてるの聞くと本当に自分の事のように嬉しく思えたし、さくらも頑張ってるんだって思うと自分も今よりもっと頑張らなきゃってすごく元気貰えたし、何よりさくらが嬉しそうにしてると本当に自分の事のように嬉しく感じて、さくらが楽しそうにしてる姿を見てるのが自分もすごく楽しくて、だからそんなさくらの笑顔をこれから先もずっと傍で見ていたいって思ったし、頑張ってるさくらの事支えていきたいって思ったし、他の誰かじゃなく自分がさくらの事一生かけて幸せにしたいって思ったし、自分さくらの事が本当にずっと大好きでした。

こんなに心の底から誰かを好きになる事なんてもうこの先二度とないと思う。

もうきっとこの気持ちが届く事はないと思うけど、自分は今でもずっとさくらの事が大好きです。

こんな自分と7年間ずっと友達で居てくれて本当にありがとう。