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特別な君さまへ  (メガネより)
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もうクラス替えをして、
あの時、君がいた教室には、
もう君、いないのに、
階段を駆け上がると、いつもそこが見えていたから、
反射的に気にしちゃうの。
もう君、いないのに、
「今何しているのかな?」
って
想いながら、気にしちゃうの。

朝、たまたま君と目があった。
君は、
クラス替えしたこと忘れて、元の教室に行こうとしてたね。
私は、
そんな君に言ったね。
「あ、こっちじゃないですよ。」
君と一緒にいた友達も笑ってた。
君、恥ずかしがり屋さんだから、
顔赤くして、
「あぁ、そうだったぁ。」
て言って、新しい教室へと向かったね。

こんな風にね、君との出来事を想い出すだけで、
私、嬉しくなっちゃうの。
その日一日、たとえ何か嫌なことがあったとしても、
「あぁ、今日は楽しかったな。」
って思えるの。

そんな風にね、私に魔法をかけてくれる
特別な君がね、
私、





大好きなんだよ?