もどる 過去ログ ラブレター閲覧

みーたんさまへ  (あーたんより)
IP: 126.21.102.185
約40日ぶりに会ったきみは、
平凡な夏を過ごしていたわたしにとって、すこし刺激が強すぎました。


「髪、切った?かわいい」とか、
「お〜久しぶり〜!何日ぶり?」とか、
きみとバッタリ会ったときのこと、頭の中で何度もシュミレーションしてさ。
普通に、フツーに、不自然なほど自然にちゃんと会話できるように、イメトレいっぱいしちゃってたのに。


ああ、「みーたん」だ


って脳がいっせいにきみを感じた瞬間に、いとも簡単に言葉は失われて、あれだけ練習したはずの言葉は、すぐにきみにのみこまれてしまった。

脳内はきみに掻っ攫われた。


「わたし」のからだぜんたいで。「きみ」というひとりの女性を意識してしまって。


恋、じゃないんだよ。
愛、じゃないとも思います。


”いつも通り”なことなんです、きみをすきでいること。
きみを想い慕うことが日常すぎたんです。当たり前すぎて、それが”ふつう”であったことが思い出されました。


すごく迷惑なおはなしだと思うけど。


一度貼ってしまったレッテルが、はがせない。
いつまでも「とくべつなひと」のままで、どうしたって、どう考えたって、ただの友達にみえないんです。


お互いどんなに努力しても、何もしなくても、ただの友達になんてなれないんです、きみは。

ごめんとか言わないわ。
すごく自分勝手だけど、この関係のまま、この距離のまま、このきもちのまま、時間に流されていたい。

或いは、このままもっと会えなくなってもいいのに。



相変わらず、「こいつはわたしのことすきだから」みたいなノリで構ってきてくれるきみですけどね、
わたしにだって、きみを忘れる時間くらいは有り余ってると思います。


久しぶりに会ったきみが、どうしてあんなにも「きみ」だったのか。


…約40日間、会えなくて、さびしくて、会いたくて、

きみのこと、
わたし忘れかけていたんです。


だから、
刺激的だったんです。


多分