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スポーツ馬鹿のくせ彼女持ちの誰かさんさまへ  (優等生ぶった笑い上戸より)
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久しぶり。
クラスが変わって2年経ちます。寂しいな。とか言ったら君は困った顔して爆笑するんだろうな。ちょっと切ないなー。やだな。悔しいな。私が一人で傷つくしかないじゃんか。なんて、私らしくもない弱音を吐かせて。君を見てるしかない毎日を、ココで変えさせて。ちょっとだけ。
ねえ、好きです。
好きだよ。前から、ずっと前から。
ほんとだよ。このあと「冗談ー」とか言わないからね。
いっぱい嘘をついたけど、本当だよ。信じてくれる?
卒業式で諦めようって決意して卒業して入学して、新しい恋を探してて、でも君が何回も目に入って、ああ好きだなって辛かった。その頃から友達関係にも悩んでて、君の底抜けに明るいやさしさがすごくすごく欲しかった。君の明るい笑い声と予想外なあったかさで、慰めて欲しかった。
恋してました。ほんとに。
知らなかったでしょ。
知らないでしょ。
だって言わなかったもん。
だってばれないように嘘ついてたもん。
気づかれたらおしまいだったから。
これからだって言わないよ。
静かに静かに、終わらせるから、これがきっと最初で最後。
ありがと。ごめん。じゃあね。
たぶん君が初恋だから、初恋はかなわないって法則にのっとって、この恋からさよならする支度を始めます。
だから最後に。すき。
大好き、
でした。