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尊敬する君さまへ  (私より)
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君に出会ったのは、君がまだ高校一年生の頃だったね。
今までの人生で、君が一番身近な後輩でした。
そして、一番長く後輩でありつづけてくれたのが、君でした。

君と過ごした長い日々は、
積み重なって、私たちの強い絆の証明となっています。
そして、いつでも私をあの時代に連れ戻してくれる魔法です。

君は私にとって、世界で一番大切な後輩です。
いやでも、実際には君の方がまるで先輩のようで、
私はいつもしっかり者の君に甘えていたような気がします。
君が慕ってくれるほどの価値がある先輩かどうかは、
全くもって自信はないのだけれど。

私はもうすぐ遠くに行ってしまうけれども、
心の距離はそのままでいられるでしょうか。
君の活躍を、遠くから願っています。
まっすぐ前を向いて、お互いの道を歩いて行きましょう。
再開した時、お互い魅力的な人間でいられますように。

君へ、愛をこめて。