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言えない辛ささまへ  (mより)
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馬鹿みたいに
笑っていられるのは、
君への想いを
隠しているからです。

毎日私に向けてくれる
その無邪気な笑顔を
失うことを恐れて
いつまでも気持ちを
閉じ込めている。

この世界で、
7億人の中で、
この場所で出逢えた事。
この年代に生まれて、
同じ学校に通って、
同じクラスになれた事。
人はすごい確率だって
言う。
想いが通じあったのなら
それは奇跡に等しいのだと言う。
だから怖くても
想いだけは伝えなさいと、言う。

それは聞いてとても
納得出来るものでした。
きっと誰でも
「君が好き」、
たった一言を伝えるのに
何回も何時間も何日も
悩む。
そして出した答え。


あなたはどんな結論に
たどり着きましたか?


私は、
例えこれがすごい確率
なんだとしても、
今は伝えられません。
きっとみんなと
同じように考えて…、
考えて考えて考えて、
そしてたどり着いた。

彼はあの子を待ち続けると言った。
なら私は応援しよう。
そう決めた。
通じ合えないことは
もう決まっているようなものだ、そう思ったから。

『でも後悔するんぢゃない?
伝えられないほど
辛いことはないよ。』

『まだ分かんないじゃん。』


そんな事も言われました。
けどそれも踏まえて
だした答え。
逃げてるだけだと
言う人もいるでしょう。
でも、伝えないことが
逃げてることだと
すべてがそんな訳では
ないと思う。
だって言えないことの方が辛いでしょう?
私は今とても辛い。
切ない。
もっと自分に勇気が
あったなら?
そう考えることもある。
でも、今私が頑張らなきゃいけないことは、
自分の弱さに負けて
君に想いを言ってしまわないようにすること。
それが…私の答え。


今だけ、夜は君を
想って涙を流そう。
そうしていつか、
涙と一緒に君への
想いも流せたなら
私にはまた
新しい出会いがあって、新しい恋が
始まるんだろう。

そうして今はこの道を
進んで行こう。

この道が正しいと
ただ信じて。