もどる 過去ログ ラブレター閲覧

親切な想い人さまへ  (U・Nより)
IP: 42.148.228.109
あなたは、いつも笑わせてくれる魔法を持った人。

誰に笑われようとも、

私は少なくともそう思ってる。

あなたに思いを寄せて、時間はあまりたっていない。

そう、あれは委員会の時。

友達としゃべっていて、遅くなった私を、

あなたはずっと、待っていてくれた。

早く行くぞ、と言われた時、

キュンってした。

胸が熱くて、息が苦しくて。

待って。 私は想い人が2人いるのよ?

なのにあなたは胸から消えなくて。

あなたを含めた3人は、

同じ部活で、仲良しで。

廊下で3人が揃うと、

心の中で私はいつもガッツポーズする。

そんな気持ちになってからも、

あなたは知らずにしゃべりかけてくれて。

私もニヤけるのを我慢して、平然のふりして。

でも今日はごめんね?

怒って、ごめんね。

あんな些細なことで怒るなんてばかだよね。

あなたが言われてやったのは知ってる。

でも、やれって言った子が女の子で、

その子と組んでやるほど仲がいい。

その子の言うことを聞く。

私が悲しむのを知ってるくせにその子を取るんだ。

遊びの一環ってわかってても、

仲良しこよしの場面が頭から離れなくて。

あの女の子が憎い。

その気持ちはなぜかあなたに行って、

あんなこと言っちゃった。

あなたは、怒ってるからやっぱりやらないって言ったね。

それで、カッとなって、

どうせやらないならわざわざ言うな!

なんて。

その後は話してくれなくて。

顔がこわばってるのが自分でもわかるほど怒ってた。

でもそれはあなたにじゃない。

自分になの。

好きなのに、大好きなのに

なんであんなこと言えたんだろう。

嘘でもあんなこと言われたら、

傷つくにきまってる。

好きなの。

今はもう、それしか言えない。

あの出来事が頭の中でこだましてる。

ごめんね? 許せないと思うけど。

精一杯の、感情。

「愛してる」

伝えたい。今すぐにでも。

おこがましいなんて、百も承知。

でも、謝りたいよりも、愛してる。

伝えたい、教えたい。

こんなに好きなんだよって。

振り向いてくれるかな?

今はこのままでいい。

ゆっくり、行こう。

ごめんね、あなた。

ごめんね、私。

いまはそんな勇気はないんだ。

始まったばかりの恋。

どう変わるかは私次第。 いや、2人次第。

ゆっくり、行こう。

いつか、言える日が来るから・・・。

fromU・N