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尊敬する君さまへ  (恋できない人より)
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本当に君って、すごいな。
他のお仕事は全部放り投げちゃって無責任なくせに、自分のやりたいことはあんなに短時間で、高いクオリティで仕上げちゃうんだよね。天才とはこのことか、って、私は馬鹿になったみたいに「すごい、すごい!」って騒いでしまった。

でもやっぱり君は相変わらずのお馬鹿さん。
君の書く文章は呆れ返るくらいヘタクソだね。
それでもそれを直そうと、私に添削をお願いする辺りは褒めてあげたい。君のすぐ側で、君に解説ができるからね。
私も絵は書くけども、君ほど上手くはないんだ。
だから、私の担当は文章だね。
他の先輩たちにも、「○○(私)ちゃん、そいつの国語の家庭教師になってやってよ!」って言われた。そのときは笑って誤魔化したけどさ、私はできることなら君の家庭教師になりたいよ。

ところで、この間、君が帰る直前に私にどうでもいい質問をした真意はなんだったんだろう、ってずっと考えてる。
私は答えられなかったけど、君はすぐに、「自分で調べろよって話だよなー」って笑ったね。
なぜ、自分で調べるより先に、よりによって私に聞いたんだい…?
結局すぐに調べちゃってさ。インターネットって本当に便利だよね。
「お役に立てず、ごめんよ」って言ったら、「でも、俺も○○ちゃんも、新しい知識が手に入ったんだから、ラッキーだな!」ってさ。ほんと、君のフォローには呆れ返るけど、嬉しかったよ。
その後すぐに帰っちゃうし。なんなのさ。その間の短さが気になってしまうよ。
もしかして、私と話すタイミングを見計らってたとか?なーんて、馬鹿みたいに妄想してみるけど、やっぱり分かんないや。
私は君よりも、別の同期の男の子と仲が良かったからね。無論、私は君の方が好きだけども。

月曜日、大人数での打ち上げだけど、私はできれば君の隣で飲んでいたいな。
叶え、恋心。