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元彼になったKさまへ  (元カノになったKより)
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7月18日、私たちの2年間の関係に幕を閉じた。



あの日はいつも通り、あなたからの電話を待ってた。

いつも通りの電話だって思ってた…。


「もしもし?」

「もしもし。夜遅くにゴメンね。」

「全然大丈夫だよ!」

「Kって友達多いよな。」

「え?そうでもないよwみんなこんなもんだよ」

「そうか?………それと…ゴメン。」

「なにが?」

「直接は言いづらいんだけど…、友達でいたい…。」

「え…?」

「Kとは友達でいたい…。」

「…。」

「だからその……、別れよう。」

「…。」

「何か言いたいことある?」

「なんで?」

「…いろいろあるけど、言えない。…ホントごめん。」

「そっか…。」

「じゃっ。」

「うん、ありがと。」


いつも明るいあなた。

でも、このときは違った。

とても低かったあなたの声。



言いたいことはいっぱいあるよ。

何で理由も言えないの?

ごめんって言うなら、何で別れようなんて言うの?

どうしていきなりこんなこと言うの?

どうしてあんなに優しくしたの?

他に好きな人でもできたの?



色々と言いたいことはあったのに最後に出てきた、

「ありがと」の言葉。

自分でも、何で言ったのかわからなかった。



あなたの七夕の願い

「「あなたといたい」」

あなたが七夕の日に私に言ったこと

「やっぱ俺、Kのこと好きだわ!」



あんなに優しかった君の声。

いつも向けてくれていた優しい笑顔。


だけどもう、それが私に向けられることはない。

だって私はもう、あなたの一番ではないのだから…。



正直、すっごい悔しかった…。

何でこんなことになったんだろう…。

何で呼び出したうちが笑いものにされてるんだろう…。

どうしてあなたの気持ちも知ることができないんだろう…。

って。



でも、これだけは言わせてほしい。


私は、今までもそしてこれからも、

あなたのことが大好きです。

これからは片思いになってしまうけれど、

絶対に諦めません。

何よりも、あなたと過ごしたこの日々を、大切な思い出を、

決して忘れないから。

そのために、あなたが後悔するように、

変わって見せるから。


待ってて、その時まで。


”元カノ”という過去の人にはなってしまったけど、

必ずあなたと復縁してみせるから。


最後に聞かせて。



「あなたは私といた時間、幸せでしたか?」



私は”幸せ”でした。



またいつか、あなたの隣で笑えますように。



愛しています。



                 Kより