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寂しいさまへ  (A.Tより)
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君がいない教室を見るのは段々慣れてきた

君が教室の中にいないことが日常になってきていた

視界に入らないことが当たり前になってきていた

寂しさを忘れていた

久しぶりに君に会った時の君の愚痴

「一緒にいたかった」

どこか寂しそうに

どこか悲しい目で

声で

表情で

私は何も言えなかった

君が私の教室にいない現実を受け入れ始めていた

それが無償に悲しくなった

私もだよ、って言えなかった

君はやっぱり1人で

どこまでも鈍感だから気付いてるか分からないけれども

私が心配した通りだった

君はまた1人になっていた

自分の本音も分からないくせに

無意識に答えを出している君

ごめんね

私最悪だね

私も君の側にいたい

たったそれだけの言葉を言えなかった

ごめんなさい

なるべく君のクラスに行くよ

1人は寂しいし孤独だしなにより怖いから

私も君の傷を知っている

一度や二度じゃないほど負ってるよ

だからごめんね、君に会いに行くから