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初恋の人、三上くんさまへ  (はなより)
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あなたのこと、ずーっと好きだったよ。
もう今では全然手の届かない人だけど。
あなたをずっと一途に見つめ続けてた。目が合ったり、声が聞けたり、姿が見れるそれだけで幸せだったよ。
小学生から一緒の幼なじみで、住んでるアパートが同じ。…だから、すぐには諦めきれなくて。
よくあなたはうちをからかってたね。でも、そんなことなくなったね。
それで、うちは好きだと気付くなんて遅すぎたのかな?
もう君はうちを見てもなんにもなくて。まるで、他人みたいな。
中学に上がり、ますます君を好きになった。
…だって、どんどんかっこよくなるから。それから、あなたを避けるようになっちゃったんだよ。
あなたの行動でちょっとでも期待したりしてさ。バカみたい…。
あなたにはもう大切な人がいるから。
それなのに、うちはあなたから離れられなかったんだよ。
…ごめんね。それぐらいあなたが大好きだったの。だってあなたのおかげでうちは変わったの。
まぁ、見返してやろうと思って笑
今はもうあなたのことは思い出にしてるよ。叶わない恋をいつまでもしても、つらいから。今は前へ進んでるよ。
最後に伝えたいことは、やっぱりあなたのこと本当に大好きでした。