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youさまへ  (meより)
IP: 202.208.134.245
自分でも、勝手な人間だな、と思う。

君に私の従姉妹を紹介したのは、私だ。

まさか自分の従姉妹と自分の好きな人が同じクラスになると思わなくて。最初はこの偶然に感動のようなものをおぼえて、私は君に従姉妹の話を、従姉妹に君の話をした。

それなのに...それなのに。
あの子から君の話を聞くと、君の近況が知れる事への喜びと同時に、あの子に嫉妬してしまう。
あの子が君と同じ委員会に入ったり、君とアニメや声優の話ができた事を嬉しそうに教えてくるもんだから...
君の事を楽しげに褒めるものだから...


「あぁ、あの子も君の事が好きなのかな。」


そう思えてくる。少なくとも、他の男子にはない特別な感情を持っている事に、私は気づいてしまった。

君とあの子はまだお互いを「君」「さん」づけしているような仲だけど。

いつか二人が楽しそうに笑い合ってお互いの名前を呼び合う日が来るんじゃないかって。
そして君が私の存在を必要とせずに忘れていってしまうんじゃないかって。

どうしようもなく不安になる。

今までは年の差があったおかげで気兼ねなく話したり遊んだりできたけど。

今はそのせいで君を失うんじゃないかと心配してしまう。



最近君と連絡を取っていないせいか、私の恋心は今にも壊れてしまいそうなくらい脆い。
君の事を考えると、ただただ辛くなる。

君の笑顔が見たい、君の声が聞きたい、君の体温を感じたい。










ねぇ、呼び捨てで呼ぶ女の子は私だけにしてよ...。

私の事、置いて行かないで...。