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Hさまへ  (Mより)
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中一の春。
私たちは出会った。
あなたは覚えていますか
階段の踊り場で初めて会ったこと
その時は思いもしなかった
こんなにもあなたを好きになるなんて思ってもいなかった
私があなたを好きになったのは中一の秋です。
あなたと二回目にあったあの日、私はあなたに恋をした
でも、私の友達は中一の春からずっとあなたのことが好きだったんだよ
だから、私はあなたを好きになってはいけないと思ってた
あなたはすごくもてたよね
女子が殴り合いをするほど
あなたは私にたくさんの思い出をくれました
すごく、楽しかった。ドキドキした。これが恋なんだって思った
ずっと続くと思ってた。
でも、続くわけがなかったんだよね
あなたと私は話した事さえなくて、クラスもずっと違かった
でも、だからこそあんな風に出会って、いろんな思い出ができたんだと思う
あなたを好きになれてよかった
あなたの前では私は女の子になれた
あなたには本当の自分見せられた
自然に笑顔になれて
世界が輝いて見えた
あなたを好きになったこと、後悔はしていないよ
でも、ちゃんと伝えればよかったなって
きっともうこんなにも大好きだと思える人には出会えないから
きっともうあんな思い出作れないから
運命をずっと信じてた
あなたが運命の人ならよかったのにって
あなたは私のことをどう思ってたのかな
きっと今は嫌われてるんじゃないかなって思うんだ
なかった事にしたいと思った
あなたを忘れたいから
これ以上片思いはきついよ
ずっとあなたを思ってた
好きだと一度でいいからちゃんと伝えたい
あなたの返事が聞きたい
ちゃんと本音を聞きたい
もう、自分の気持ちを隠すのは無理だよ
あなたが好きです
大好きです
いつか伝えたい
どんな返事だってちゃんと受け止める
大丈夫だから