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舞さまへ  (虎より)
IP: 202.229.165.240

昨日、あなたが、くせっ毛を気にして、
僕に、「触ってみて」といったとき、
本当にドキドキしていたのを
あなたは知っていましたか?

僕は、とても緊張していたので、
あなたの髪を、触るというよりも、そっとなぞって、
そして、あくまでも平静を装って
「そのままでも可愛いよ」と言いました。

僕の髪はまっすぐな黒髪です。
あなたのような、ふわふわの髪に憧れたことは何度もあります。
けれど、その髪の魅力は
おそらく、あなただからこそ、現れるのでしょう。

だから、もう、僕の髪を見て羨ましがるのはやめましょう。
あなたには、僕には持ち得ない素敵な魅力があるのだから。
あなたが笑いかけるたびに、僕の心臓も跳ね上がるのだから。
そのくせして、
僕があなたの髪に触れたように、
あなたにも触れてもらえないかと、
見苦しくも、そんなことを、夢見てしまうのだから。