新居とドレス

式場も決定し、新居をぽつぽつ探し始めました。
なかなか条件に一致するところもなく、ましてや春先。
物件は皆無でした。
引っ越すのは6月ごろにしようか…と相談していたのですが(式の打ち合わせなどをできるよう、忙しくなる夏前に済ませたかったのです)、結局秋の式直前までずれ込みました。
そんな折、不動産屋さんにどんなのがあるか見せてもらおう…といったら、ほぼ希望通りの物件に遭遇。その日のうちに契約してしまいました。なので、まっきぃだけが先にお引越しとなりました。

ところが彼の仕事が忙しいこともあり、大慌てでバタバタと引っ越すことになり、まっきぃには余計なイライラを与えてしまいました。

彼は忙しいほど、言葉が少なくなり、声のトーンが下がる。
そして、忙しいほど、一人になりたがる。

それがだんだんわかってきたのも、このあたりです。
半年前なら、そんな彼にきっと腹を立ててたでしょう。

4月にはドレスを試着。
一度ホテルの衣装室で着させてもらったのですが、「4月の展示会で新作が出ますよ」との事だったので、まっきぃと母と展示会へ。5,6着着てみて、結局一番最初に着たAラインのオフホワイトのドレスと、花びらのようなデザインのピンクのドレスにしました。

思えば、不思議なものでした。
あんなに「結婚なんて!ありえない」と言っていた自分が、本気で迷ってドレスを選び、彼や母の意見に合わせて「そう?じゃぁこっちかなー」なんて乙女チックになって、ほっぺたピンクにしてたんですから!
幸せだなーなんてのほほんとしていたんですから!

それだけ丸くなったのか、考え方が変わったのか。自分は女だったのだと再認識でした。その分、まっきぃと言う存在があって、今の自分がいることにちょっと怖くなったりもしました。
彼にもし、なにかあったりしたら私はどうなるんだろ、なんてことを真剣に不安に思い始め、忙しい彼のことを支えたいと思い始めました。

彼女として、一緒にいるだけじゃなくって。妻として、彼を守り、支え、育て(笑)まさに内助の功で生きていってもかまわないと。
彼の子を生み育てていきたいと。

「結婚して、夫と子供がいて、毎日それに追われて、自分の時間も仕事も無いなんて!無理!!絶えられない!」

そう言ってた、高校時代。まさにその「耐えられない」と思った方向へ、進んでいこうとしてる自分が、なんだかすごく、すがすがしい気持ちでした。

ゆう☆の結婚体験談1月31日