結婚奮闘記

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彼の誕生日。彼からプロホーズ

 彼は究極の早生まれです。
 1974.4.1 23:47だったかな??(彼の実家で、アルバムを見せて頂いた時に、書いてた)ともあれ、やってきました誕生日。

 好きな人の誕生日って、どんな記念日より大事です。記念日には無頓着な優も、この日の計画は、1ヶ月前から完璧に立ててました。

 悩みに悩んだ末、お弁当が大好きな彼のために、お弁当を作って、桜の下でパーティーする計画を立てました。

 彼には「外出するから、ケーキはあきらめてね」と言いましたが、やっぱりメインディッシュ(?)、これも外せません。

 前日、遅番だったので、帰ってきたのがとても遅く、下拵えをして寝たら、3時間しか寝れませんでした。当日はお弁当とケーキを作り終えたら、もうフラフラ(>_<)

 でも心配していた、桜の開花と天候もなんとかセーフ。
 お弁当も、プレゼントのグッチのネクタイも、とっても喜んでくれましたが、彼が何より喜んでくれたのは、彼には初披露の手作りケーキ。彼の大好物の、苺のショートケーキをつくりました。

 優は、お料理よりもお菓子作りが好きで、家族の誕生日には必ず、旬の素材を使って、ケーキを焼きます。某有名菓子店で、パティシエをしていた、お従姉ちゃん仕込みの腕も結構いい感じなんですよ。

 秘密にしていた分、彼の喜びようは凄かったです。

 「優って、ほんまに料理上手やんなぁ。ケーキなんか売れるで、余裕で。何ていう名前にする?売るんやったら。カメラ持ってくればよかったー」って大はしゃぎ。

 ケーキは作り慣れてるのですが、正直、お弁当作りは結構辛かった・・・。でも、主役の彼がとても喜んでくれたので、それだけで大満足でした。

 その後、私の運転で、桜の咲みだれる、春の奈良をドライブし、お母さんが食事を用意してくれていたので、私の家で、家族と一緒に夕食を食べました。

 お父さんが、彼をなかなか放してくれなかったのですが、終電がヤバイ時間になったので、車で駅まで送っていきました。

 別れ際、彼がネックレスを着けてくれて、プロポーズしてくれました。

 クリスマスに、それっぽい言葉を言われてから、会う度に「結婚しようなー」って言われてたので、「いいよー。その時がきたら、改めてちゃんと言ってね」っト言ってました。

 でも、ホントに言ってくれるとは思ってなかったし、ましてや、ネックレスを用意してくれているなんて、考えてもみませんでした。

 リングは誕生日にもらったし、マリッジをするようになればつけないから、エンゲージはいらないって、ずっと言っていたので、彼に「優のことやから、質に入れて、海外飛びそう」って言われちゃいました。

 しないわよ!そんな事!(;-_-

 あの彼が、どんな顔して、ん十万もするダイヤのネックレスを、買ってくれたんだろうって想像するだけで、おかしくもあり、嬉しさで涙が出そうにもなりました。

 プロポーズは、彼が「一生に一度しか言わへん言葉やから」って、半年近く考えてくれてた言葉なので、私のトップシークレットにしておきます。
ごめんなさい。m(_ _)m

 こうして、彼の誕生日は、私の第2の人生の誕生日にもなりました。

優の結婚体験談1月9日



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