結婚奮闘記

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ケーニヒスクローネを土産にご両親にご挨拶

 ご挨拶と言っても、
 彼は、”お付き合いしています挨拶と結婚の挨拶の半々”と考えていました。

 とういうのも、今まで彼女の話をしたり紹介することは1度もなく、今回が初めて。何事も慎重に事を進めていく彼だから、もう何度も、突然連れて行って「結婚します」なんて言ったら驚いてしまうから、”結婚前提の顔見せ”として会わせたいと言われていたの。

 でもね、1週間前に、彼からご両親に引越し〜結婚式までの大まかなスケジュールを話してもらってたから、ひなは随分と悩みました。だって、半々って・・・、そんな曖昧なぁ。ねぇ?!^^; ずーと心の中で、”ってことは?また正式な結婚の挨拶をしに行くのかな?それも変な話だなぁ・・・。”と密かに思っていたけれど、何を言っても考えを変えないのは分かっていたので、あえて言わず、彼の言う通り”半々”ということで、この日を迎えました。

 ひなは結構小心者なので、1週間前から心臓はドキドキ。何を着ていったらいいか、彼相手にファッションショーまでしてしまったほど。(笑)

 初めは白のお嬢さん風のスーツにしようと思っていたけれど、何しろ”半々”だから、彼が「それじゃあ、ちょっとかしこまり過ぎじゃない?」というので、悩みに悩んだ末、敢えてスーツではなく、ベージュのロングスカートにオフホワイトのハイネックのセーター、首もとに明るい色のスカーフを巻き、上に茶系のテーラードのジャケットを着て行きました。

 (これもね、当日彼にチェックしてもらったの^^;)

 で、次は手土産。彼は「そんなのいらないよ。」と言っていたけれど、手ぶらでいく
のも失礼なので、彼が神戸に住んでいたときによく買っていたという話を思い出し、
ケーニヒスクローネのお菓子にしました。

 でね、このお菓子をめぐって、実は彼と一悶着あったのです。(また!笑) 彼が、そこのお菓子を持っていくことをポロっと話しちゃったの。(普通は言わないよね〜ぇ。)

 この時点でひなは、当日店頭に行って良さそうな物を買えばいいと考えていたのに、お母さまが大好きな”クローネ”は時間・本数限定で、並ばないと買えないもの。

 お母さまはとても喜んでいたようだけど、そんなの知らなかったひなは、彼に文句を言ってしまったのです。案の定彼は「そんなに言うなら買ってこなくていいよ!絶対に買ってくるなよ!!」と逆ギレし、数日は気まずい雰囲気に・・・。で、結局は前日までに予約すれば好きな本数買えることがわかり、一件落着。(ホッ!)

 当日は11時頃彼に迎えに来てもらい、まずは新宿までクローネを受け取りに行き、彼の実家の近くでランチを食べてから、2時過ぎに伺いました。お母さまが、「初めからお食事だと緊張しちゃうでしょうから、お茶の方がいいわね。」と気を使ってくださったのです。

 そして、いよいよ・・・。チャイムを押そうとしていた彼が「いい?いくよ。」って。

 その時、ドキドキは最高潮。

 玄関先で迎えてくれたのはお母さま。「はじめまして。」とご挨拶した直後に彼が、「もの凄く緊張してるんだって。」と言ってくれ、それに対してお母さまも「あらー、私も緊張してるのよー。」と笑ってくれたことで、少し、緊張がほぐれました。

 そしてリビングに通され、お父さまにもご挨拶をして、お土産を渡しました。

 席についてクローネをいただいた後、なんと、お父さまお手製のケーキをだしてくださったの!料理に凝っていることは聞いていたけれど、お菓子作りもされ、レパートリーも広いようなのでビックリでした。

 でも、念のため、わざわざこの日のために練習もされたようで、お母さまにそれをバラされてしまった(?)お父さまは、少し照れてらっしゃるように見えました。(生クリームをチョコレート生地で巻いたロールケーキでしたが、甘さもほどほどで、とても美味しかった〜♪

 ひなも時々ケーキを作るけれど、その時々で成功したり失敗したり、そんな話をしていて、「今度是非教えてください。」と言ったら、わざわざその場でレシピを書いて渡してくださいました。

 本当はもっといただきたかったけれど、言い出すタイミングを逃してしまい、おいしいケーキを食べそびれてしまいました。残念(>_<)ゞ 

 ひなは緊張すると貝のように口を閉ざしてしまうので、この日は借りてきた猫以上に大人しかったみたいです。(彼談) そんな状態だったので、彼やご両親が話してくれたことに対してお話しするぐらいしかできませんでした。(うぅぅ・・・ちょっと情けな
いかも。^^;)

  それでも約2時間ほど、ご両親の多趣味な様子等々、楽しくお話しできました。その中でも一番盛り上がったのが、やはり、スキーの話です。彼の家はスキー一家。

 お父さまはあらゆるスキー場に詳しく、クリスマスの3連休に彼と初滑りに行く話をしたら、いろいろと情報をくださいました。お母さまも、「今度一緒に滑りに行きましょうよー。」と。是非一緒に行ってみたいけれど、後をついて行くのがやっとかもしれないなぁ・・・。

 (練習しなきゃっ!)

 そして帰り際、お母さまの趣味の一つである造花のアレンジメントをいただきました。これもわざわざ作ってくださったようで、セロファンとリボンで可愛らしくラッピングしてくださり、ケーキとダブルで感激しちゃいました!その他にも、最近陶器の絵付けを始めたみたいで、ペア(らしい)カップをちらっと見せてくださり、「ちゃんと用意してあるわよ。」と。(^-^)

 実は、ここまで、結婚についての話は一切でてこなかったの。でも、帰る際に席を立ったときにお母さまが、「今後ともよろしくお願いします。○○のことお願いしますね。」と。

 ひなも慌てて「こちらこそ、よろしくお願いします。」と、ここで初めて、改めて挨拶らしい挨拶をしました。

 後で「これって挨拶したことになるの??」と彼に確認したら、
 「そうだよ!」と言い切っていたので、
 一応、両親への挨拶は無事に終了しました。(笑)

 これには後日談があり、翌日お母さまから彼にメールがきました。彼はそのままひなにそのメールを送ってくれたのだけど、それには『・・・大変美しく感じの良い素敵な方ですね。安心しました。そして、貴方を見直しました、見る目があると・・・』と書かれてありました。

 彼に直接宛てたメールだけに、お世辞じゃないんだなぁ・・・と思うと、素直に嬉しかったです。(*^-^*)

 「次は是非お食事に・・・。」と言ってくださり、本当は年末にご一緒するはずでしたが、彼の仕事が忙しくて時間が取れなかったため、年明けに予定変更です。今からとても楽しみです。

ひなの結婚体験談2月17日



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