結婚奮闘記

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初めて一人暮らし&抑うつ神経症

 この日まで、私は実家、彼は一人暮らしでした。

 彼の家にお泊りできるようになったものの、やっぱり毎週だと両親はいい顔をしないし、私もその度に言い訳を考えるのが辛くて・・・。かと言って、お互いの家は車でも電車でも1時間〜1時間半もかかるから、早めにバイバイしなくちゃならない。ずっと一緒にいたい私はすぐにでも結婚したかったけど、この頃の彼は、まだその気にはなっていなくて、それもムリ。

 だったら、私が彼の家の近くで一人暮らしをすればいいんだ!と、夏の旅行から帰って別れがたかった時、フッと思い、ずっと一人暮らしをしてみたかった私は、その数週間後には既に家探しを始めていました。←いつも思いつきで行動してるのがバレる・・・(^-^;

 こういう大事な事となると、ひなはとっても細か〜くなります。おまけに条件もたくさんあったから、なかなかコレッ!という物件が見つからなくて、契約するまでに2ヶ月半位はかかったかも。おまけに、何事も準備万端でないと済まない&心配な性格なので、新生活を始めるまでは、それはそれは大変でした。

 そんな性格と、家探し&引越しでストレスが溜まったんだろうね。この頃から、また、気分の浮き沈みが激しくなり、軽いうつ状態が長く続くようになりました。

 そして、これがキッカケで、あの時の症状が再発。

 以前通った病院はあまり相性が良くなかったので、改めて慎重に探し、自宅から近いところに、今通っている病院を見つけました。

 初診の日は、彼が付き添ってくれたの。初めに検査、その後30分〜1時間ほどカウンセラーの先生と話をしてから診察を受けました。診断内容は、この段階では、”自律神経に乱れがある”(いわゆる自律神経失調症)とのこと。その日は数種類の薬をもらって帰宅。それから2週間に1回通うようになり、しばらくして心身の状態が安定した頃、カウンセリングを受けるように勧められ、これも月に1〜2回受けるようになりました。その後、何気なく見た先生のカルテに書かれていたのは、”抑うつ神経症”という言葉。

 今でも、通院とカウンセリングは続けています。先生もカウンセラーも、「絶対に治る病気だけど、時間がかかるからゆっくり治療していきましょう、決して焦らないこと」・・・と。

 自律神経失調症は、ストレスと緊密な関係にある病気だそうです。今の世の中で、ストレスを感じないことはないよね。今のひなは、ちょっとのストレスにも過敏に反応し、それに耐え得るだけの力を持っていないの。だから、薬を飲んでいても症状は良くなったり、悪くなったり・・・。とにかく、いつも何かしらの心身症状が出ていて、半年以上経った今でも、元気!と思える日は殆どないかな。

 特に被害を被っているのは彼かも。(笑) 泣いたり、不安になったり、落ち込んだり、あたってしまったり・・・。いつも振り回しちゃってます。(^-^; でも、決して愛想を尽かすことなく、「こんな状態で一緒にいるなら別れた方がいいよ!」とヤケになって言う私に、「たとえ俺と別れて他の奴と付き合ったって、同じ事を繰り返すだけだぞ。だったら、今俺と一緒にいる間に治そうって思わなきゃ!」と言ってくれ、「これからもひなと一緒にいたいと思っているので・・・」と、カウンセラーの先生とも話をしてくれました。

 そんな彼がいてくれたから、初めは凄く寂しかった一人暮らしも、生活が落ち着いてくると楽しく思えるようになったの。自炊も楽しくて、週末はずっと彼と一緒に過ごせたから、すごく幸せだったんだ。私が一人暮らしを始めたことで、お互いに(特に彼は)結婚について具体的に考えるようになったし、思いつきでスタートして、辛い想いもしているけれど、結果的には良かったのかもしれないな。私にとっても、いろいろな面で良い経験になったから!(*^-^*)

ひなの結婚体験談2月20日



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