結婚奮闘記

スポンサーリンク



初めて彼の家へ 。

 やっと夏休み。4日間の予定で、車で旅行に行くことになりました。

 それだけでも嬉しいのに、この日は、彼が初めて家(一人暮らし)に招待して
くれたんです。

 それまで何度となく「今度家に来て料理作って〜。」等々と言う割には、「人を部屋には呼ぶのはあまり好きじゃない。」と言って、なかなか招待してくれなかった彼。本気なのかな?からかってるのかな?・・・と、まだまだ疑っていた私は、彼がそんな事を言う度に、招待してくれない事を遠まわしにチクチクつっついてました。もう付き合い始めて半年以上にもなるのに、招待してくれないのって怪しいでしょう??(笑)

 その日はちょうど日曜日、日中は道路が混むので、夜東京を出ることに。で、それまで時間があるから・・・と、招待してくれることになりました。 

 「家においで。」と言ってくれたとき、「あんまり待たせると、ますます疑っちゃうだろ??」と言ってました。確かに・・・メチャクチャ疑ってた。(笑)で、行って安心しました。お世辞にもキレイとは言い難かったけど、女性のニオイはしなかったから・・・。ヽ(^。^)ノ 彼も、「な?安心しただろ?」なんて言ってたな。

 当時私はホテル勤務でブライダルの仕事をしていたから、シフト制の上、土日は必ず出勤、休みも不定休。当然彼とは、夏休みや冬休み以外は、丸一日休みが合うことは滅多にありませんでした。デートと言えば、土日のどちらか1日、私の勤務が終わる頃に彼がホテルまで迎えに来て、食事をした後家まで送ってくれる・・・という具合に、1週間に1度は会っていたものの、時間的には3〜4時間という短い時間でした。

 でもね、彼が家に招待してくれてからはお泊りもできるようになり、少しだけど、一緒にいる時間が増えたんだ。だから、彼がやっと決心してくれて嬉しかった!

 私がホテルを退職するまでの約1年間は、本当にお互いに時間をやりくりして、頑張ってたなぁと思う。私の周りでは、休みが合わなくて別れちゃった人がたくさんいたから、私達は大丈夫かな?なんて心配だったんだ。やっぱり休みが合わないのは辛いからね。

 一度彼に聞いてみたことがあるんだよ。そうしたら、「正直言うと、休みの日に一人でいると寂しいなぁと思うことはあるけど、そういう仕事なんだから、仕方ないよな。ひなのせいじゃないよ。」って、優しく言ってくれました。

 ちょうどこの頃、婚約解消の傷もまだ癒えてなくて、ブライダルの仕事をしているのがもの凄く辛かった。それに、彼との時間ももっと欲しいなぁと思っていたから、ふっと、「転職しようかなぁ。」って呟いたら、彼がすかさず、「じゃあ、今度は土日休みの仕事にすれば?」って・・・。やっぱりそれが本心なんだなって思った。

 今こうして付き合っているのも、彼の努力があったからこそだと、本当に感謝しています。

ひなの結婚体験談2月23日



リンク

スポンサーリンク


XML

Powered by teeter totter Ver.2.16-C