結婚奮闘記

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ファーストキスと初クリスマスイブ

 飲み会で彼と初めて会い、電話番号を交換しました。
 初めての電話は、その2日後に彼から。でも、電話はなかなか繋がらず、最初はすれ違ってばかりの2人でした。

 そんな2人を唯一結びつけてくれたのが、私からのメールです。

 彼はね、2回も電話してもウンともスンとも言ってこないから、「やっぱりダメなのかなー。」と諦めかけてたところだったみたい。

 そこに私からの、電話にでれなかったお詫びと”また誘ってください”メールがきたので、”ヤッタ!!”と思ったらしい・・・。

 やっと彼と話ができたのは、初めて会ってから1週間も経ってから、彼からの実に5回目の電話でだったの。そして、その2日後に初デートをすることになりました。

 さて、当日。金曜日の夜7時半に待ち合わせをしました。時は忘年会シーズン。当然どこのお店も混んでいてなかなか入れず、寒空の中、40分も街中をウロウロしてしまいました。

 彼はとても冷静に見えたけど、内心はとっても焦ってたんだって。「あ〜、俺ってかっこわりーィ」って。(笑)

 でもね、結果的にはそれがよかったの。正直言うと、とっても疲れたけど、最初の印象が印象だけに、これでお店も予約もバッチリだったらいかにも!!って感じでしょ?これで一気に親近感が増して、その後の会話も弾みました。そう、もう随分前から知っているような不思議な感じがしたのはこの時です。

 1軒目、2軒目・・・で、そろそろ終電の時間。翌日は土曜日。当然私は朝早くから仕事です。乗換えをする駅に着いた時、彼から「もう1軒だけ行こう。ちゃんと送るから。」と言われ、翌日のことなんてすっかり忘れ、(それこそ本能の赴くままに)彼について電車を降りてしまいました。

 連れて行ってくれたのは夜景の綺麗なバー。そこで、「本当に彼氏いないの??」とつっこまれ、嘘をつくのも嫌だったので、本当の事を話しました。話してるうちに自然に涙がポロポロでてきて、そんな私の涙を拭い、「そんな奴のこと俺が忘れさせてやるよ。」・・・って、本格的に口説かれたのかな?

 バーを出てからタクシーで彼の家へ。彼の家は偶然にも前の彼の会社や住んでいた所の近く。その事をポツリ、ポツリと話す私の手を、彼は無言でギュッと握り締めてくれました。

 彼の車で私の家まで向かう途中は、何を話したのかもう前のことで覚えてないけれど、家に着いて私が「今日はありがとう。楽しかった。」と言った瞬間、彼にkissされたのだけは忘れません。何だかね、私も自然にひきよせられるようにKissしてたなぁ・・・恥ずかしーぃ(*^o^*)

 そして、彼から「クリスマス誘っていい?」と、次のデートの約束までしちゃいました


 クリスマス・イブ当日は、ちゃんと素敵なレストランを予約してくれて、プレゼントまで用意してくれていました。プレゼントは、あの”ダンシング・サンタ“。(笑)

 初デートで行ったお店に置いてあったのを、私が「可愛いー。欲しいなぁ。」と言ったのを覚えていて、わざわざ探して用意し、食事を終えてさあ帰ろうという時に、突然車の後部座席から出してくる・・・という憎い(?)演出をしてくれました。

 これが初デートだったら、きっと「うわー、遊び慣れてるってカンジだわーこのキザ男
くん!!」と思い込んで、続かなかったかもしれないな。

 何はともあれ、ここから、私達のお付き合いが始まりました。でもね、この時は、まさか結婚話がでるまで付き合うなんて思ってもなかった。

 どうせすぐ終わっちゃうんだろうな・・・ってね。実はこの時点では、まだ彼のことを“遊び人”と思い込んでいたの。だからなかなか彼の事信じられなくてね。

 その後、彼は、疑り深い私の固〜く閉ざされた心を開けるのに、相当苦労したみたい。(笑)

ひなの結婚体験談2月24日



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