結婚奮闘記

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彼が私の両親に挨拶。一生大切にします。

 1週間前から彼は「何ていおう。」とか「何着てこう、、、。」とかいろいろ悩んでたみたいです。それで前日の金曜日、会社帰りに彼に会いにいきました。「打合せしたいから、、、。」って言われて。

 うん、うん。あの日はバーミヤンで夕飯だった。それでその後彼の部屋で向かい合って、正座して、二人でロールプレイをしました。(笑)

 お昼ご飯を食べに行くって設定だったから、お昼を食べる前に話しをきりだすか、それとも終わってから話しを切り出すか、、、。結局なるべく早く話しを済ませようということで考えがまとまりました。家に着いてから彼に電話すると、「眠れないかもしれない。眠れなかったら電話するよ、、、。」って、かなり緊張してるみたいだった。

 当日、朝10時くらいに彼の家へ向かいました。(彼がビールを飲めるように私が車をだしたのです。)部屋につくと彼はもう準備万端。「く〜っ、お前は余裕だよな。なんかむかつく。」といいながら、朝ご飯を食べていました。「よく眠れた?」って聞いたら、「眠れるわけないやろ。」って言ってたな。

 11時半ころ家へつきました。彼とお父さんの初対面です。私はお父さんに「緊張してるんだから厳しい事言わないであげてよ。」って前もって頼んでおいたけど、少しだけ心配してました。だって私のお父さんってすごく愛想ないの。そっけなくて。だから彼にも冷たくしちゃうんじゃないかって心配だったの。

 でもね、お父さんは一生懸命彼に話しかけてくれた。ヘリコプターの話しばかりだったけど、頑張って話しかけてくれてるのが伝わってきた。

 食事の前にねお茶をしたんだけど、その時がねらい目だねって言ってたの。彼はちょくちょく私の方を見て、どうしよう、、、って合図を送ってたけど、なかなか言い出すきっかけがつかめないでいたみたい。汗っかきだから何度も何度もハンカチで汗をぬぐってた、、、。

 そうしてるうちにお母さんが、話しを切り出すきっかけを作ってくれたの。「うちの娘ってボーっとしてるけどいいの?」って。それで彼が「はい。私がせっかちな方なので合っていると思います。」って。

 それから「あの、足をくずさせていただくまえに、お話しがあります、、、。」といって話しを切り出したのです。

 「カリメロさんと結婚したいと思っています。もしお許しがいただけるならば、来年の春頃式をあげたいと思うのですが、、、。」って。

 それを聞いたお父さんは、「私どものほうに依存はありません。こんな娘でよかったらよろしくおねがい
します。」みたいなことを言っていたと思います。そして、「ただ、これだけは。一人娘なので、一人しかいないので、スペアはいないから、、、大切にしてやってください。」って。

 彼は「はい。一生大切にします。」と答えてくれました。

 その後お父さんは病気のことももちだしました。「この子は、知っていると思うけど、病気をもってる。命に関わるとかそういうこともないし、子どもだって産もうとすれば産める。ただ、それでもいいのかどうかは聞いておかないと、、、。」って言いました。

 これに対して彼は「自分が理解していればいいと思っています。両親にも話すつもりはありません。それにカリメロさんの発作はたぶんストレスが大きいと思うんです。自分はカリメロさんにストレスを与えるようなことはしません。幸せにしますから。」と答えてくれました。

 安心したみたい。お父さんが本当に嬉しそうな顔したのを覚えています。私も嬉しかった。彼となら幸せになれるなって思うことができたのです。

 挨拶が終わって彼はホッとしたんじゃないかな。お昼ご飯もこれでもかってくらいにたくさん食べてくれました。お母さんの料理がおいしいって誉めてくれた。「カリメロさんも料理がうまいんです。とくに味噌汁は最高です。」なんて私のことも誉めてくれた、、、。でも、味噌汁なんか誰でもできるよぉ!

 家を後にしたのは3時くらいだったかな。その後彼の家へ向かい、反省会(?)をしました。とにかく無事すんでよかったねって。彼は「実は朝、胃がいたかったんだよね。だってさ、挨拶なんて一生に一度くらいのものだよ。とにかく一安心だ。」って。「これで結婚できるのか、、、。」って喜んでもくれたし、カリメロも挨拶が無事に済んで本当に幸せ気分でした。

 彼がお父さんに言ってくれた言葉、一生忘れずにいたい。彼がお父さんお母さんを安心させてくれた事、お父さんお母さんが結婚を許してくれた事に本当に感謝しています。

カリメロの結婚体験談3月15日



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