結婚奮闘記

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市ヶ谷のホテル神前式結婚式(指輪の交換)

 ついにやってきたカリメロの結婚式です。

 前日私たち家族と彼はくるまで市ヶ谷のホテルに向いました。結婚式で使う数々の小物やら二次会の衣装やらを運ぶためです。本当は彼は直接実家へ帰る予定でしたが,あまりの荷物の多さに「俺も一緒にいくわ…。」ってことになったんです。
 
 式場へついて荷物を降ろして,彼はすぐに実家へもどりました。埼玉の実家までは約1時間。そう遠い距離ではないけど,カリメロはずっとずっと彼の着いたよコールをドキドキしながらまってました。

 なんだか実感がわかなかったの。結婚式するんだって。あまりに幸せで土壇場で幸せが逃げたらこわいって思っていたんだよね。そんなの心配御無用だったんだけどね。

 その夜はわたしはお母さんと缶チューハイを飲んで眠りにつきました。(飲んだら眠れるかな…っておもって)でもね,結局わくわくしすぎて眠れなくって夜中にお母さんに怒られました。(笑)「あんた!明日は早いのよ。いいかげんにしなさい!」って。

 そうはいっても眠ろうとおもってもねむれないのよお母さん。。。って心で思いながらお布団に潜りました。結局あの夜はなぜか一時間おきに目が覚めて,そのたびにおトイレに行って。ホントに興奮してたんだね。

 そして当日のあさ,7時半に美容室に入室しました。わたしは一番目の花嫁さん。さっそく白無垢の支度にとりかかりました。顔から首から手から腕まで白いどうらんを塗って,妙な顔になってました。でもこれが不思議とかつらをかぶると意外としっくりくるんですね。

 私驚きました。あんなに似合わないって思っていた和装。とってもよく似合っていたんです。(自分でいうなって感じだね。)

 うちのお母さんなんてすっかり親ばか。「お姫さまみたいね〜。^^」なんて言ってましたよ。

 そして支度がおわって外にでるとやっぱり和装姿の彼が私の方へやってきました。私を見るとにっこり笑って,「似合うよ。きれいだな。。。」って。彼もすごくりりしかった。日本男児って感じ。惚れ直してしまいました。

 2人の記念写真の撮影がおわると,今度は神前式。仲人の奥様に手をとられて,彼の後ろをゆっくりをついて神前へとむかいました。とても緊張した。後でビデオでふりかえってみたら,彼も私もすごくかたい表情。。。でも一個所だけ笑みが漏れた部分があるの。

 それはね,指輪の交換。緊張して彼がうまく私の指に指輪をはめられなかった。思わず二人で目をあわせて笑ってしまいました。(笑)

 披露宴はホントすてきでした〜。最初赤い打掛ではいったんだけど,すごく評判がよかったの。高砂の席からの眺めはなんともいえなかった。でもね,ふと隣をみると彼の額から流れるような汗。。。ほんと滝の様な汗。。。

 ビックリしてしまいました。彼は緊張するとすごく汗かきになるの。うちの両親に挨拶に来た時もうちの親がタオルを貸したくらいです。(笑)だって彼ってばお手ふきようのタオルで顔ふいちゃうんだもん。そんな感じで彼の顔は光ってました。彼はちっちゃな声で「うわぁ。。またデブ化してるよ。」なんて言ってました。

 一度目のお色直しでわたしは白いドレスに。彼は礼服(制服の豪華版。。。)を着ました。彼の礼服姿はとてもかっこよかった。皆にも評判がよくてね。腰のところにサーベル(日本刀みたいなかたちのやつね)をさすんだけど,それもかっこいい。彼はもう何割ましだろうってくらいいい男でした。もちろん私も何割り増しってくらい変身してたよ。(笑)

 二度めのお色直しは,私が黄色のカクテルドレス。彼はそのまま礼服でした。カクテル度れるの評判もよかったの。彼の礼服にすごく合っていたって。でもね,このドレス用の靴がすごいヒールでね,披露宴の最中に3回もこけてしまいました。一度は階段から落ちそうになり,彼に助けられました。(笑)披露宴でこける花嫁。。。私らしかったみたいです。

 ともだちにね,とてもカリメロらしい式だったよっていわれました。とにかくかわいらしい式にしたかったので,衣装も音楽もかわいいものを選びました。
音楽はほとんど女性アーティストの物を選んでね,”わたしはあなたが大好き!ずっと一緒にいてね!”って訴えかけるものをえらんだのです。

 おかげでわたしはおばさんとかに”カリメロちゃんが惚れ込んでるって感じだね〜。”って言われちゃったけどね。でもあとでそのこと彼に言ったら,「そうだな〜。でも俺だって惚れてるよ。カワイイって思ってるもん。」って言ってくれました。

 なんだかね,お色なおしが多かったぶん,披露宴はあっという間におわってしまいました。豪華な食事は一口も食べられなかった。。これが残念。口にしたのはウーロン茶一口だけ。

 でもあの式と披露宴は一生の思い出。人生で一番輝く一瞬かもしれない。だってあんなに大勢の人の前で,私たちが主役になるってことはないからね。

 私の彼への思いは今も変わらず,というかあの時以上にふくらんでるけど,あの時の涙は一生の宝物です。

 なみだ。。。案の定花嫁の手紙でないてしまいました。お母さんはおお泣き。お父さんは目に涙を溜めていました。。。彼は隣で”頑張れ!”ってずっと声をかけてくれてました。

 カリメロの世界一幸福な一日の報告おわります!

カリメロの結婚体験談3月3日



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