幸せな時間

それから私たちはつきあい始めました。

彼からのうち明け話にはびっくりすることがたくさんありました。
旅行の時、飛行機の席が隣だったのは、彼がそうしたこと。
彼がなかなか目を合わせてくれなかったのは、私のことを嫌いだったからではなくて照れていたということ。
謎が解けたような気持ちとともに、私のことを見ていてくれたということがとてもくすぐったくて、嬉しくなりました。

毎日のメール。
ときどき電話。
彼の新たな面を知るたびに、どんどん惹かれていく自分がいました。
毎日が楽しくて、夢のようでした。

初めてのデート。(食事をしに行って気づいたら4時間たっていました。)
初めて車に乗せてもらったときのこと。
初めて手をつないだときのこと。
初めてのキス。

少しずつ少しずつ、距離が縮まっていくのが本当に嬉しくて幸せで、私は何回涙ぐんだか分かりません。
そのたびに彼は私が悲しいのかと勘違いして、おろおろしながら「大丈夫だから泣かないで。」と抱きしめてくれました。

あっという間に一年がたち、私の気持ちは深まる一方でした。
このまま彼と未来へ向かって歩いていけると思っていました。
何を心配することもなく。
ふたりで歩いていけると信じていました。

でも、ふたりで迎える二回目のお正月の後に、思いがけない危機が私を待っていたのです。

あげはの結婚体験談1月25日