未来への階段

2007年を迎えて最初のデート。
恒例になっている初詣に行きました。
実は初詣は私にとって鬼門で、去年も一昨年も、初詣の帰りにケンカをしてしまったのです。
それもすごくくだらないことで、私のわがままが原因でした。
だから今回は過ちを繰り返さないようにと決めていました。

今回は何事もなく初詣から帰ってきて、彼の部屋で話をしているときでした。
年賀状の話から、ふと「来年は連名になるといいね。」と私が口に出したのです。
彼が『3月に誕生日を迎えるときが結婚を考える目安だなぁ。』と以前言っていたことをふと思い出してのことでした。
今までだったら、何となくそのまま終わるでしたが、そのとき彼は私に訊いてきたのです。
「俺から見るとあげはちゃんはずっととても忙しそうに見えるんだ。仕事以外にもやっていることがあるし。もし、結婚したら今まで通りの時間はないかもしれないけれど、それでもいいの?」
私は迷わず答えました。
「結婚したら、私は家庭を一番の優先事項にすると思う。他のことをやめてしまうということではなくて。
その時その時で時間の使い方は変わるし、それは二人で考えれば良いと思うよ。」
「・・・うん、良く分かった。」
寝っ転がっていた彼が起きあがって言葉を続けました。
「・・・結納ってするのかな。」
「う〜ん、私もどうするのが正しいのか分からないんだけれど・・・。」
結納の話から、どんどん話が広がっていきました。
1月中には私の両親にあいさつ。
入籍はできれば3月中に。
式は夏休みに二人でずっといいねと言っていた沖縄で。
そうして、突然話は具体的になったのです。
プロポーズの言葉とはっきり言えるものはなかったのですが、何だかそれも私たちらしい気がしました。
何しろ散々私は彼に結婚を匂わせていたし、彼はプロポーズっぽいことをそれまでに言ってくれていましたから。

帰り道、車を運転しながら私の頭の中は結婚することになった嬉しさよりも、これからしなければいけないことでいっぱいでした。
結婚することの実感がわいてきたのは一週間くらいたってからです。

こうして私たちは未来への階段を1つやっと上がったのでした。

あげはの結婚体験談2月3日