結婚奮闘記

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彼と距離を置いた時間はとっても苦しい時間

「冷静になろう」と決めてから2日が経ちました。

たった2日ですが、私にはとても長く感じられました。思い出すのは大好きな彼の笑顔や、手のぬくもりや、生きててくれるだけでいいって思えたこと。そして、楽しかったことばかり。彼がくれた手紙を読み返しては泣き、彼がくれたものの大きさを感じていました。

私なりの答えを出して3日目に彼に連絡を取ろうとしました。本当は帰ってくるまで待とうと思ったのですが、どうしても今伝えたい!そう思ったのです。

が・・・・・・・・・・・つながりません。

長い長い呼び出し音のあと「留守番電話サービスに接続します。」という声。
「電波の届かないところにおられるか、電源が入っていません。」という声。
何回この声を聞いたかわかりません。

それこそストーカーのように何度も何度も電話をかけました。(恐ろしいですね)

その間私の頭には「別れるって言われる。ていうかこのまま消滅するのか?」という不安と「もしかしたら、体調を崩したとか?事故に遭ったとか!?」という恐怖が渦巻いていました。いっそのこと北海道まで行こうか!?と飛行機の便を調べたりもしました。(思いとどまりましたが)

連絡が取れない日が1日2日3日と経つにつれ、段々とこうなってしまったのは私が悪いんだ。

 結婚にとらわれすぎて、彼の気持ちを考えもしなかった。
 彼がどんな結果を出そうと、それはそれで受け入れよう。

という諦めにも似た気持ちになってきました。

そして、気分転換をしようと伸ばしていた髪をばっさりと切りました。身も軽くなり、心も軽くするために最後だと思って彼に電話をかけてみました。また長いコール音が続き、留守番電話サービスだろう、と思っていたら「もしも〜し。」と久し振りに聞く彼の声!かなりビックリしました!!!

なんで電話にでなかったのか?心配していたんだよ、と伝えると「ごめんね。さとこと話すとさとこに甘えちゃうから。今は頑張って一人で考えなきゃって思ったから・・・。」

という彼の弁解。気が抜けたのと、嬉しいのと、腹立たしいのとが入り混じったなんともいえない不思議なふにゃ〜っという気持ちでした。

何がともあれ
「別れることはまったく考えてないよ。
 ただ、さとこの幸せと俺の幸せとさとこの親、俺の親の幸せを考えて、
 どうしたらいいのか考えてた。」
ということで、一安心・・・!?
(私の苦しかった時間を返して〜!!!!!と叫びたかったです)

電話の最後に彼から
「明日帰るからね。お迎えに来てね^^」
とのんきに言われたら悔しくて
「行けたら行く。」
とかわいくないことを言って電話を切った私ですが、次の瞬間から空港行きの電車の時刻を調べていました。

さとこの結婚体験談1月9日



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