とんの結婚体験談です。

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とんちゃんのプロフィール

1974年6月生・B型・辰天中殺・弟ひとり。
ダーリンはひとまわり年上のバツイチ。山羊座・O型・子天中殺

2001年5月。交際スタート
2003年 9月。入籍
2003年10月。挙式

1月24日 -



両家顔合わせ

 彼とお母さんが家に挨拶にきてくれました。

 私はどうも座敷で正座をすると緊張するらしく、この日も向かい合わせに座ったら汗が吹き出て大変でした。

 せっかくお化粧したのにとれちゃうよ、なんて心配したり。そのあと、レストランへ移動してこまごましたことを決めました。

 式の日は10月4日、土曜日の大安。

 家の会社は本人の結婚のお休みが1週間なので4日から1週間お休みしたら、ちょうど連休にかかるのでたくさん休めるので調度いいね、って事で。10月になってゆっくり休んでいられない状況になっていたら話は別だけど。今、彼のお母さんに教会のほうに問合せてもらっています。

 新婚旅行、正直言って行けると思っていなかったので、両親にどこへ行くのって聞かれても返事を濁していたんだけど、彼は最初から行く気だったようです。連れて行ってくれるんだ、行けるんだって思ったらうれしくなったよ。変な話その辺の温泉一泊旅行を想像していたんだけど(笑)。ゴージャスに加賀屋一泊とか。

 今のところ候補は、国内なら北海道、海外ならオーストラリア、って感じです。全然予算も見ずに話しているのでこれから予算や日程を調べて変更は大いにありうるけどね。

 案のひとつとして平日にディズニーランドとシーで思いっきり遊ぶっていうのもあるんだけど、ディズニーランド旅行が一番お金かかるかも、とか思ったりもして。

 衣装は、彼の妹さんの結婚の時は相手の家から内掛けを着て欲しいと言われたそうで、内掛けを着たそうです。同じ日にドレス→内掛けはとても大変なので、2日ほど前に家族だけで教会で式をしたそうです。その時はみんなスーツで式に出席し、披露宴の時に内掛け→ドレスとしたそうです。

 「とんさんは着なくていいの?」と聞かれたけどドレスだけでよかったので内掛けは着ないことにしました。

 最初、初めて結婚の話をして披露宴の話をしたときは、内掛け、白無垢、着てみたいって思ったけれど、時間がたつと、そういう気持ちがあまりなくなったのね。

 別に諦めた、とかではないんだけど心境の変化というやつなのかな。でも最初はウェデイングドレスだけでいいやって思っていたけど、だんだん欲張りさんになって色のドレスを着たい、なんてと思ったりもしてきたよ。

 レストランで色ドレスは無理かもしれないけど、パーティドレス?みたいなのは大丈夫かも知れないしね。探しに行くのも楽しみだしね。そうなるとダイエットだよ・・・。頑張らなくちゃね。

 食事会のほうは年配者の方が多いので個室で、椅子席の和食に決定。
和食で個室、はいっぱいあるだろうけど椅子席の個室となるとなかなかないのでは?と心配だけどホテルで会場を借りるなりするのもいいよね、って事でこれから候補を探していきます。

 記念品や、引き出物などもこれから考えていかなくちゃいけないし、招待状という大げさなものではないけどお手紙形式の招待状を作ることにしました。これから決めていくことがたくさんあるけど二人で頑張らなくちゃね。

 親戚の食事会に会社の人を呼ぶのも居心地が悪いと言うか、お互いに気を使ったりしそうだから、会社の人たちだけを呼んでパーティと言うか宴会?しようかと思っています。・・・会社へいつ頃言おうかと今迷っています。

 彼に部長さんに先に言おうか、と相談したら考えておくよとの事でした。いろいろ考えていくとやっぱり早い時期に社長なりに報告しておいたほうが免許も取りに行きやすいよね、と話しているんだけど、話すときは緊張しちゃうな。さらに社長がみんなに報告するときはもっと緊張するよね。

 みんなが知った時、そういえば「二人でコソコソしてたな」とか言われちゃったりするかな、そうなるとかなり恥ずかしいんだけど。

 顔合わせでは思った以上に楽しくお食事し、お話できてほっとしたよ。でも、緊張していたらしくそのあと、彼のおうちで寝ちゃったし。そのせいで彼の妹さんと、姪っ子さんに会えなくて残念でした。

 せっかく私の顔を見ようと思ってくれたそうなのに寝ていたなんてあとですごく恥ずかしかったよ。なので次の日の朝、彼のお母さんに電話で謝ったら、「緊張しなくていいから、気楽にいきましょう。これから楽しくやっていきましょうね」っていって下さいました。

 「昨日は緊張よりも、うれしい気持ちの方がいっぱいだった」と言ってもらえて、私もうれしかったです。結婚は家族が増えることって言ってたよね、まさしくそうだよ、なんて思ったよ。

 ちゃんと日にちが決まったら安心というか、ますます現実的になりました。

1月23日 -



婚前旅行

 彼と初めての旅行に行きました。
 すごく長いけどお付き合いしていただけると嬉しいです。

 ツイていない時はツイていないもので、何で今日というタイミングでコンタクトレンズが割れたんだーっと焦ってしまいました。

 私のコンタクトレンズは割れたものを交換してくれるという会員になっているので、東京に着いたらコンタクトレンズ屋さんで、交換してもらおうと、割れたレンズと会員カードを持って行ったんだけどそう簡単にコンタクトレンズ屋さんが見つからずに、品川駅付近と横浜駅付近をウロウロしちゃいました。

 横浜駅附近で見つけたレンズ屋さんは処方箋がないとダメと言われ、保険証を持っていないので諦めました。結局レンズは交換してもらう事が出来ず、あきらめて当初の予定の八景島へ向かいました。

 レンズ探しにかなり疲れてしまってシーパラダイス手前の芝生で休憩することになったんだけど彼がかなり疲れたようで、申し訳なくなってしまったよ。

 芝生で彼がコロンとお昼寝して、そよそよ風の中でそれ見ていると気持が落着いてきたよ。

 彼が復活していざシーパラダイスへ。
 まずは目指すはサーフコースター。

 時間があまりなかったので、乗り物は絞っていく事に。どうしても乗りたかった、ジェットコースター、何年ぶりかに乗るので、かなり緊張したよ。彼は最初は渋っていたけれど乗っている最中はぎゅっとつないでいた手を握り締めて「わー」って叫んでいる彼が可愛くて、楽しかった。

 ブルーフォールと言う高さ107mから下りてくる乗り物はどうしてもダメってことで一人で乗ってきた。全然平気って顔してたら、変な奴って言われていたけど。

 本当は水族館も行きたかったけど、時間がなくて、彼の希望の乗り物と、ワンちゃんニャンちゃんのふれあい広場で遊んで帰ることに。

 さてここですごーく恥ずかしいお話。

 ベイブリッジとレインボーブリッジって一緒の橋だと思っていました(汗)。レインボーブリッジって東京にあるんだね。ずっと踊る大捜査線で閉鎖されるのはベイブリッジだと思ってました(笑)。ベイブリッジともう1本の橋二つ合わせてレインボーブリッジって言うんだと思っていたんだよ。あー恥ずかしい。それでもベイブリッジから夜景が見たくて渡りたくて、スカイウォークへ行く予定がバスに乗れず夜に行けませんでした。

 その日は諦めてホテルへ行くはずが迷子になっちゃいました。というのもホテルまで駅から3分て書いてあるんだけどその駅が違ったのね。私鉄とJRで駅が違うのね?JRの駅まで700mと書いてあったから、何とかなるよね、と歩き回ってなかなか見つからず、コンビニで聞くと私達はまだ全然近くに行っていなくて、やっと何とかホテルを発見。

 その時はほっとしたよ、そして元気になったところで、夜ご飯。近くの居酒屋だったけど、一番最初の「お疲れ様」の乾杯はすごくおいしかった。2杯目は、「記念日おめでとう」の乾杯。

 ベイブリッジへ行けなくて、レンズ探さなきゃよかった、そしたらもっとシーパラダイスでも遊べたしごめんねって泣いていたのにもうご機嫌でした。

 今の記念日って5月3日なんだけど結婚したらもしかして5月3日はもう記念日じゃなくなるのかな、これが最後のお祝いなのかなって。今度からは結婚記念日が記念日になるわけだし、って思って聞いてみると・・・。

 どっちも日にち覚えていないしって、どっちでもいいよって。
 結婚式の日も10月の最初の土曜日って覚え方しているそうです。「ふーん」てなっていたんだけどね。

 次の日は、念願のベイブリッジへ行く事になっていたのに、バスの時刻表の読み間違いで、1時間を無駄に過ごした後、再スタート。なんとかベイブリッジについて感動。みなとみらいの方を見ながら歩く遊歩道?は格別でした。

 やっぱり夜景も見たかったなって日帰り(車中泊)でなんとか夜景を見に来れないか本気半分冗談半分で検討したけど(笑)。

 その後、山下公園で何かイベントらしきことをしていてそこで簡単なランチを。トルコ料理のテントが出ていてそこで初めて食べるものを食べたけど、あれは鶏肉なのかな?分からないので1個買って食べてみたけどおいしかったよ。外で食べるからか(かなり暑かったけど)焼きそばが妙においしかったりした。

 その後桜木町駅から歩いてみなとみらいへ行けばいいもののバスで行こうと思って渋滞で遊ぶ時間がなかった。

 日記にも書いたけど、観覧車にはどうしても乗りたかった。夜ベイブリッジへ行けなかったのも、観覧車に乗れなかったのもいろんな事の積み重ねだけど、根源は、コンタクトレンズ探しなような気がして悔しくて、泣いてしまったよ。

 彼に「グズグズ(メソメソ)しない」って言われて、「観覧車今度絶対どこかで乗るからね」宣言したら笑っていたけど。

 帰りは余裕を持ち過ぎて東京駅で一時間ぐらい空いたのでデパ地下行ったり、うろうろしていました。帰りの電車で金沢着く直後がからからだが重くなり、家に着く頃にはあくっり来ていました。

 楽しかったな。

 悔しい思いもしたけど、今、思い起こせばそれもいい思い出。今思えば迷子になっていたときの2人で歩き回るのも楽しかった。

 最後に「来年のゴールデンウェークもどこか旅行に行っているかな」って聞いたら、「旅行に行かずに家にいるかもしれないね。3人かも知れないしね」って。

 来年はおなかの中に赤ちゃんいるかもしれないよって、って話しててニヤニヤしちゃいました。

1月23日 -



エンゲージリング

 エンゲージリングを決めないと結納が出来ない、ということで指輪探しをすることになりました。

 私が想像していたのはいつもはめられる、リングが欲しかった。そうなるとお値段的には手軽?というかいつもはめていても緊張しない程度(人によってその程度が違うかもしれないけど)をイメージしていた。

 結局最終的には最初私がイメージしていた程度とは違うものになってしまったけれど。リングをいろいろ見ると見ないで話していた時と違ってくるし、実際あこがれていたリングは似合わなかったりしました。

 指輪探しでの私なりに思ったことは、店員さんにお話を聞くこと。これは後々役に立ちます。というのは弱点を教えてくれる人、弱点を教えてくれない人が
いたのです。

 あと私の意見(要望を)を聞いてくれるかどうか。

 お店によっては婚約指輪ならたて爪って決めてしまってそれしか見せてくれない感じ(もっとうまく話せば見せてくれたかもしれないけど)で納得がいかなかったり。一生に一度のお買い物、後悔しないようにしなくちゃね。

 一日目はお母さんと叔母さんとで下見に。

 叔母さんには娘がいないので(息子が二人)指輪もドレスも見に行くのついて行くから、宣言をしてくれました。叔母さんにも楽しんでもらいたいし、意見を聞きたいから大歓迎。

 どういうものがあって、お値段はどれくらいか、カタログを見てもいまいち分からないのです。(お値段かいてあるのもあったけど)実際見せてもらうと輝きが違うし(あたりまえ)はめてみるとこんな感じなんだって印象がつかめる。

 私の中でのイメージはたて爪は頭に入っていなかったです。人それぞれだけど、せっかくプレゼントしてしもらうのに大切にタンスの肥しにするのはいやだったのです。お店では、これはお約束の印なので、大切にしまっておく物、みたいに話された方もいたけど、私の中ではそれならいらないって思って。使わない物にお金使わなくていいよ、的な発想なので。

 何件かお店を回って最後に行ったのがティファニィーのお店で、まずは値段チェック。私の中では高いってイメージがあったから。

 しばらくすると声をかけてくれた定員さんに「エンゲージリングです」っていうと、最初はたて爪を見せてくれたので、こう言うのじゃないのがいいんですって言ったら、お好きなのはどれですかってことで最初にこれ、って言ったのが買ってもらったリングでした。

 それで大体私の好きなタイプが分かったのかいくつか出してくれて、はめさせてもらって、分かったことが。私の指には細いリングの方が映えるってこと。埋め込んであったりすると必然的に太いリングになってしまって似合わないみたい。素敵なデザイン(デザインの説明もしてくれた)だったけどはめた感じがいまいち(私には合わない)な物だったのは残念。

 その日の夜に彼に電話してこんなのがあった、を伝えました。こうだったよって説明して、明日見に行く約束をしました。

 次の日の彼のお迎えは2時間も遅刻でした。でもその日は見に行けるのと彼との街デートにワクワクしていたので待っていてもイライラしなかったし、文句も出なかったよ。

 昨日お母さんたちと見ていないお店を見て回ったけど、これって物がなくて、彼にティファニーの気に入った物を見てもらうことに。昨日の店員さんは接客中だったので、彼と二人で見て回っていて、最初は私のお気に入りはあまり気に入らなかったみたい。

 店員さんに昨日見せてもらった3つの候補と他のタイプも見せてもらって彼に披露。リングが太いタイプはやっぱり彼も気に入らなかったみたい。最終的に2つに絞った候補はどちらもお花をモチーフにしてあるんだけどイメージが全然違うのね。

 迷って迷って彼からの「好きなほうにしていいよ」ってありがたいお言葉、もう他のお店に行っても出会わない予感を信じて彼に甘えて決めさせてもらいました。

 本当は来週買いに来ようかと思ったんだけど彼が買ってくれました。ちょうどよいリングがあったのでサイズ直ししなくてもいいのと、取り寄せして、もしなかったらサイズ直しになってしまうということで私のこだわりで早く欲しかったんだ。

 顔に出ていたのか彼が「とんの今日欲しそうな顔見たら今日買っちゃったよ」って。早く欲しいよってオーラを発していたみたいです。

 前に摩子さんに聞いた言葉「石との出会い、リングとの出会い」まさしく私にとってはこのリングなんだって思える。彼に指輪を見に行く前に「毎日つけちゃう」、って言っていたんだけど、ダイヤの輝きにちょっぴり怖気ついちゃって「毎日つけられない、でも1週間に1回ははめる」って言ったら「ちゃんとはめてね」って。なのでデートの時にはめちゃいます。

 結婚指輪と一緒にはめても素敵ですよって、セットにしたらとっても素敵なマリッジリングがあったんだけど、お値段もそれなりだし。さらに石(ダイヤ)付だとさらに倍って感じ。結婚指輪購入までまだ時間があるからゆっくり考えたいと思います。

1月23日 -



結婚式前日

 いよいよ結婚式前日。

 今日はお父さんが仕事を休んでくれたので、食事会会場に席次表を届け、教会(聖堂)でお見送り時に渡すドラジェをもらいに行ってきました。

 本当は、ドラジェにもミニカード(コスモス)付けたり、ラッピングしたりしたかったんだけど、そこまで手が回らないのと、両方して、どちらも中途半端になっちゃうのが嫌だったので、ドラジェには手をかけない事にしました。

 今回はコスモスをテーマにしました(って今回しかないんだけど(笑))
 招待状も、席次表、席札にも、コスモスのイラストを入れました。これに関しては、私に任せてもらい、案が出来たら確認してもらっては案を出してもらってました。

 席次表は簡単な冊子(8ページ)にして「ご挨拶、プロフィール、メニュー、席次表、花言葉、、新居ご案内」を入れました。花言葉は、それぞれの誕生花と10月4日の誕生花、コスモス、の花言葉と写真、同じ誕生日の有名人、を乗せました。

 コスモスって、秋ってイメージがあるのと、小学校の時に学校の前にコスモスパークって学校のコスモス園があったのです。それがすごく綺麗だったことを覚えています。それを招待状のデザインを決める時に思い出しました。

 候補は他にもアイビーで落ち着いたグリーン系統もあったのですが、彼はコスモスを気に入って、見本を作った時に即決でした。(アイビーは会社用に使用しました)

 このときお世話になったHPの方には、本当にお世話になり、アドバイスもたくさん頂きました。ありがとうございます。

 で、その前の晩印刷をして、さあ綴じるぞ(リボンで)って時に印刷ミスを発見、すごく焦ってしまいました。このペーパーは特殊なペーパーで取り寄せていたので、余分に取り寄せていた分が残っているだけでした。

 その用紙以外でお手紙用に買った分(質が違う)を使おうか、どうしようと、慌てて彼に電話。彼は30分ほど前まで私の家で打合せをしていった後だったのでびっくりしたみたい。

 でも残りのペーパーが何枚あるかと、代わりのペーパーはあるのか、確認をして、間違っていたのは、彼側の席の並びだったので、彼側は、残っていたペーパーで最印刷。私側は、上から訂正のペーパーを貼りました。これを直すのをお父さんに手伝ってもらって1時に、無事終了。

 この日は弟も埼玉から帰ってきていたので、6人での最後の食事。
 ↑ちょっと大袈裟?

 でも、今後弟が帰ってきている時に私も来れるか分からないし、私と一緒に彼も来るかも知れないし、本当に6人は最後かもしれないね。

 晩御飯は、私リクエストのしゃぶしゃぶ、近江町のお肉で。ここのお肉屋さんのお肉がとても美味しいのです(私的に)いつもより高いお肉を買ってくれて、いつもよりもうんととろけていました。美味しかったけど、お腹痛くならないように、お肉もビールも程々に。

 この日は早々に寝るはずが、やることまだまだ残っていて、モタモタ、2時ごろまで準備していました。何していたのかな?今となってはよく思い出せないけど、やること残っている感じで後ろ髪引かれながら、ベットに入ったっけ。

 眠れなくてちょっとパソコンしたら、掲示板にメッセージがあって、嬉しさに思わず涙ぐんでました。ありがとう、本当に嬉しかった。

 ちなみに夜9時過ぎに彼に電話したら、今日は早く会社から戻ってきて、もうお布団に入ってました。最後の電話だねって、10分ぐらい話したかな?

 結婚式当日彼は、朝3時ごろ目が覚めたそうです(笑)

1月23日 -



結婚式

 朝7時に起きて、みんなで朝食。

 眠いはずなのに、なぜか眠くなく、お味噌汁を私が作り、お赤飯を食べました。やり残したことも今となっては、今度でいいや、ってなっていたので、朝ご飯が終ったら時間が空いたので、パソコンを。

 メールチェックして、お返事書いたり、昨日の夜見つけた書き込みのお返事を書いたり、余裕あり。さらに諦めていたリングピローまで作ってしまいました(笑)。式では使わなかったし、飾り付けも時間がなく超シンプルだけどね。今お部屋に飾ってあります。

 聖堂(お御堂)に控え室がないので美容院で着替えて出て行くことになっていたので、9時半に美容院へ行きました。聖堂のお式ではベールをかぶるので私の頭はシンプルな感じのアップで。ちょっとずつ花嫁さんになっていくと緊張もして来たけど、嬉しさでいっぱいになったよ。

 お店にはその時お客さんが1人いたんだけど、ドレスを着て出て行ったら、「おめでとう」と「素敵」を言ってもらいました。15センチヒールのおかげで、背も高く、ちょっとかっこよくなったかな?

 美容院を出て、聖堂まで行くとちょうど彼もお義母さんと妹さん一家とで来たばかりの様でした。きれいとかわいいをいっぱい言ってもらいました。(彼は曖昧だったけど)

 実はしっかりメイクの私は初めてだったのと、ドレスも携帯の写真しか見ていなかった彼は思いのほか可愛かったとびっくりしてくれました。(大袈裟って言うか、嬉しいっていうか)でもすごーく嬉しかったです。

 聖堂の控え室で従兄や弟、友達と写真を撮ってもらったり、彼とこそこそ話したり、待っている間もニコニコ楽しそうな私だったと後で言われました。

 さすがに式が始まりますよ、ベールかぶりましょうって時はドキドキでしたが。みんなが聖堂に入り、私達、証人(2人)両家親の順で入場。

 祭壇で待つ神父様の下まで私と彼が先頭に立って歩いていたのですが、なんとドレスを自分で踏んじゃってしまいました。立ち止まって彼が外してくれたんだけどね。ちなみに彼も何回か踏んだけど(笑)

 何とか無事に祭壇前の私達の席までたどり着きました。聖堂用式次第にそって、進んでいくわけですが、順番をはっきりと覚えていないので、かすかな記憶で書いていきたいと思います。(一応ビデオもあるのだけどまだ手元にありません)聖歌を歌ったり、神父様のお説教があったり式が進んでいきます。神父様が聖水をかけてくださった結婚指輪(祝福してもらった)をお互い贈り合いました。

 最初に彼がはめてくれるでしょう、指輪を間違えそうになってました。(男性用を手に取りかけて神父様に声を掛けられていたよ)私は私で彼の言葉を一緒に言っちゃったし、恥ずかしい。後で彼に言い訳してたら笑われたよ。

 誓いの言葉(共同祈願)はお互い右手をつないで宣言しました。
 その後聖体拝領をし、署名(婚姻証明書にサイン)をします。

 その時に祭壇の横のテーブルまで行くのですが、その時にハプニングが!
 彼の後ろをついて一段段を上がってテーブルに向かう際くつがぬけちゃいました、15cmヒールの靴が!聖堂中に「ガタン」て響いていました(笑)不幸中の幸いが、靴がすぐはける状態で落ちたこと。

 ちょっとグラッてなったけど、すぐに靴を履くという神業(?)を披露しました。そして彼は後で自慢していましたがとっさに振り向き、腕を掴んでくれたのです。聖堂内の人たちはみんなドキッとしていたそうです、私も汗かいちゃった。そして、何事もなかったようにサインを順番にし席に戻るのです。

 が、先ほどの私を見て心配になったのか彼がしかり腕を持っていてくれました。その後証人がサインをして終わりです。

 退場する時にマリア様の像に祈りをささげ、出口で皆様にドラジェを渡しながらのお見送りでした。結婚式には親族や、友達のほかに修道院の都合のついたシスターも出席してくださり、すごく素敵な式になりました。

 シスターが聖歌を一緒に歌って下さったのですが本当に素敵でした。
 修道院の聖堂は教会とはまた違った感じで、素敵な式になりました。

 神様がここで式をできるように運動会をしてくれたのかな?って彼と話していたんだけど。

 そしてこの後聖堂から出た後タクシーで食事会会場まで行く予定で、門まで歩いていると、素敵なお客さまが。乳児園や保育園、学童があるのだけど子供達が外で遊んでいたのです。

 そして「きれい」「すてき」といっぱい誉めてもらいました。
 そして門までついて来てくれた上に、「握手してください」って握手を求められちゃいました!(ドレスマジックかしら?) 私もうきうきでした。

 親戚や友達に言ってもらう言葉とはまた違った感じで子供達にかけてもらえる言葉は嬉しかったです。

 そしてもうひとつ報告があります。

 最近は忙しくてロム専門になっている「浅見ちゃん(ブンブン姫)」が彼と式を見に来てくれたのです。浅見ちゃんとは携帯メールで地元情報を交換したり、やり取りをしていたのです。

 遅れたそうで中には入りにくかったとのことで前で終るまで待っていてくれたそうなのだけど、私は出て行ったときに浅見ちゃんに気が付かずお話は出来なかったのです。

 彼が浅見ちゃんたちを見かけたそうです。

 あとで浅見ちゃんからニコニコだったねってメールをもらいました。
 私も浅見ちゃんカップルを見たかったのに残念でした。

 身長180センチ以上の背の高い彼だったそうです(彼談)。
 浅見ちゃん、今度はお話しようね。

 その後、食事会会場で集合写真を撮って、ウエディングドレス+食事会用ヘアに変えて入場。その日はきれいとかわいいをいっぱい言ってもらったので本当にウハウハでした。

 親族だけだったので和やかな感じで食事が進行し、そのまま自己紹介リレーをしました。

 その後、色ドレスにお色直しということで退場。

 色ドレスで入場する時は父と入場し彼の待つ場所まで一緒に歩きました。色ドレス、ちょっとゴージャスな感じでブルーのピカピカなんだけど、皆さんには白とは違った感じですてきだと言ってもらえてほっとしました。

 実はかなり迷ったドレスだったのです。ブルーのドレスでかわいいイメージのものと最後まで迷って、ゴージャスに決めたのね。叔母さんもかわいいほうは、とんちゃんらしいって言ってくれたんだけど、一生に一度なら、こっちのほうがいいんでは?とゴージャスにしたのね。その場の雰囲気に酔っていたのもあるけど、こっちのドレスにしてよかったって当日は思いました。

 ただ、スピーチが盛りあがっちゃって時間がかかったので、各テーブルへまわっての歓談が十分にできませんでした。各テーブルに私たちの席を作ったのに、ゆっくりお話できなかったのが残念でした。

 花束贈呈は内緒にしていたので、両家親とも、涙ぐんでいました。

 私としては作戦成功!って感じでいるところに彼の謝辞が始まりました。どんなお話をするのかとか聞いていなかったので、彼が話をはじめ、中頃には涙でいっぱいになってしまったよ。

 泣いちゃいけないって我慢したけどポロポロこぼしちゃいました。

 彼がこんな風に思っていてくれたんだって嬉しいような、恥ずかしいような。いろんなことがあったねって思い出したけど、一番最初に思い浮かべたのは、初めて彼と社外で会った、気になる存在になった日を思い出しました。

 この日から私達の第2のスタートの10月4日に繋がっていたのかな。

 本当に不思議です、あの日、もしもどちらかが都合が悪かったら、社長が入院しなかったら、他にも一緒にお見舞いに行く人がいたら、今一緒にいなかったかもしれないね。すごーい偶然に感謝です。


 (余談)
 最近はお嫁さんも食事していいよって聞いて食べるぞって思っていたのにほとんど食べられずお腹ぺこぺこだったので、2次会でいっぱい食べて、飲んでしまいました。

 お嫁さんは(私は)結婚式・披露宴中はお腹すかないんだけど(雰囲気でお腹いっぱいなのかな?)2次会では気心知れる人の中で、気が抜けたのか、お腹がすいていっぱい食べました。

 あまりの食べっぷりに会社の人が心配したのか、前は痩せていたのいだからダイエットしなさいって流れになっちゃいました。確かに太っちゃたもんね・・・。彼も期待しているので、1年後今よりスマートになっている計画が始動しました!

1月23日 -



京都へ新婚旅行

 一旦彼のお家に戻り、そのまま用意してあった京都用バックを持ち、いざ京都へ。

 美川インターから高速に乗りました。

 不思議なもので、今までだって隣の助手席に座っていたのに、なんだか違うの。何がというか、気持ちのもち方って言うか、余裕みたいな感じかな。実際何が違うのか分からないけど、とにかく妻、とか、奥さんって実感がすごく湧いていました。

 高速を降りたのは、お昼頃だったけど、彼の寮(下宿)を見に行こうって車を走らせたのだけど、彼が知っている町とは全然違っていたようです。

 住んでいた頃は16.7年前、10年前にも来たことがあったそうです。でも裏通りに入ると、見覚えある場所、があったらしく、すごく嬉しそうでした。道が細いので車では面倒なので、車を止められる所において歩いてその辺を散策。

 「○○商事」ってタバコとか売っているお店にお世話になっていたらしく覚えているよってことでした。で、彼の住んでいた下宿はもう取り壊してなかったのです。その代わり新しい家が建っていて表札を見て「大家さんの家だ」って言ってました。彼の暮らしていたおんぼろ下宿(当時から年数経っていたそうで)を見る事が出来ませんでした。

 ちょうど晴れていたので手をつないでお散歩って感じです。

 その後、大学を見に行くことになって場所を移動。大学は彼が通っていた頃から見て校舎は新しくなっていたりしたんだけど、変わっていないところもあるみたくて、当時の話を聞いていました。恥ずかしがっていたけど、無理やり門の前で写真撮ってきました。

 ベンチに座っていると気持ちのいい風が吹いてきて、本当に爽やかな時間でした。手をつないでのんびりお散歩、気持ちよかったし、歩いているだけで楽しかったよ。

 でもここでのんびりしすぎて、渡月峡へ行った頃にはあたりが薄暗くなっていて、お土産やさんもそろそろ閉める時間に近づいていたようなので、嵐山散策はやめて、急遽お土産を先に買うことに。

 そこで彼に私用お土産を買ってもらいました。オルゴール博物館ってたくさんあったんだけど、たまたま立ち寄ったところで、宝石箱になっているハートのオルゴールを買ってもらいました。

 曲はカノンにしました。

 いろいろあって迷ったんだけど、カノンを見つけたらこれがいいって思って彼に言ったら、彼も賛成でした。カノンは彼も好きな曲でバロックのCDを持っていたので、結婚する前には借りていたのです。今は神父さまからプレゼントしていただいた、ロザリオ入れにしています。

 あと姪っ子たちのお土産見たり、いろいろなおお土産品を見たり、こういうのも楽しかったです。舞妓さんの香りのする舞妓さんシールって言うのがあって、それを買ってお友達へのお手紙に貼ったりしました。なんとなく京都を感じてもらえるよね。

 今日はもうホテルに帰ろうかって駐車場まで歩いている時に和菓子屋さんを発見。もう遅いし、入るの迷ったんだけど、お客さんらしい人がいたので、思い切って入ってみることに。

 京半生菓子、を作っているお店らしく、かわいいお菓子がたくさんありました。なんとなく昔懐かしい感じのするお店で、なんとなく気に入ったので、ここでお菓子を買って行くことにしました。

 自分で好きなものを選んで箱に詰めてくれるので、奥さんが教えてくれた秋のお菓子を中心に選んでいきました。親戚のお家にもここのお菓子にしようって思ったので同じ物を箱詰めしてもらいました。

 待っている間「お茶をどうぞ」ってちょうど一息つきたい時だったので、ありがたかったよ。そしたら、ご主人が「商品ではないけど、作りたての、わらびもち食べてみますか」って声を掛けてもらいました。商品でないというのは本来わらびもちは冷たいもので、温かいものは商品ではないんだって。

 今作ったわらびもちが冷えた明日、商品としてお店に並ぶそうです。シンガポールでお菓子を出品することになったとき、用意して欲しかった機材が足りなくて、温かいまま出したら、評判がよかったんだけど、わらびもちはやっぱり冷たくないとってことで、日本では出した事がないんですって教えてくれました。

 で、頂くと、美味しかった!実は彼はわらびもちが嫌いなんだけど、断るタイミングを逃して、食べることになったんだけど、そんな、彼の口から美味しいって言葉が飛び出してました。

 本当に美味しかったんだよ、ほわって溶ける感じっていうのか、冷たいのとはまた違うの。

 今日最後のお客さんだからか、たくさんお話してくれてすごく楽しかったです。ご主人っていかにも職人って感じ(私的)で無口で怖そうなんだけど、わらびもちのお話のときや、お菓子のお話をしていた時の感じが優しくて意外な感じでした。(ごめんなさい)

 京都のお菓子の話を掲示板でソメイっちに聞いていたので、今回はガイドブックに出ていた和菓子屋さんへ行こうと思っていたんだけど、時間がなくて無理かな?って思っていた時に見つけたお菓子やさん。縁というか、このお店に出会えてよかったです。

 お菓子が美味しいというのもうれしいけど、ご主人と奥さんからお菓子の話を聞かせてもらえてこと、この辺を散策するならと、アドバイスしてもらえたことです。

 鈴虫寺も教えてもらったけれど、竹林へ行きたかったので、その方面を教えてもらいました。

 夕食は見た目少なく感じました。

 というのも、素敵な盛り付けや細工になっていて、どっちかというと石川県の温泉料理は(私が行ったところは)豪快・量が多い感じが多かったので寂しく見えたのです。でも実際食べると、おなかいっぱいになったし、目も、お腹も満たされました。

 翌日、もう一度、渡月峡へ。

 昨日は暗くて写真を撮れなかったので、今日は橋や川をバックに写真を撮りました。空気が冷たくて寒いけど、気持ちがよかったよ。

 この日はポツポツ雨が落ちていたりしたけど、傘を差すほどではなかったんだよね。で、平日・月曜の午前中だからか、昨日とはうって変わって観光客が少なかったです。

 そこで、レンタサイクルで嵐山散策することにして自転車を借りました。私はたぶん中学卒業以来なので、乗れるかどうか心配したけど、何とか乗れました。自転車の乗り方は体が覚えているようです。気持ちがいいのと、自転車に乗れたことで、心がうきうきって言うか楽しかったよ。

 お店でもらった、サイクリングコースの地図片手に走りました。途中、人力車を見つけたので後をついていき、近くでこっそりガイドを聞いてました。でも人が少ないから、怪しい2人組みにならないようにそうそうに移動しましたが。

 よく出てくる竹林で写真を撮りたくて2人でいろいろポーズをとりながら写真をとったよ。優雅に?散策するという歩き方を談議して写真を撮ったんだけど、優雅って写真ではなかったです。

 「とん、自転車に乗る」の写真も撮ってもらったし(笑)

 彼曰く、顔が真剣だよーって。「うん、自転車に乗っているというか、乗せられているんだよ」って意味不明なことを言われたけど、私は久しぶりの自転車でうきうきしていました。

 紅葉には少し早かったけど、ある場所から見た景色は最高にきれいでした。本当にささやかな赤色が混じっている感じで、木々と池、しばらく見入ってしまう、本当にきれいな景色でした。

 写真にも撮ったけど、目に焼き付けないと、心のアルバムに残しておかないとねって、しばらくじっとそこに立っていたっけ。携帯のカメラでも撮ったけど、うまく取れませんでした、残念。

 京都の地酒をお土産にしようって帰りに酒屋さん見つけなくちゃねって話していたら、散策中にお酒やさんを見つけたので中に入ると、当店オリジナルというお酒がいくつかあって試飲させてもらいました。何種類かさせてもらったので、だんだん分からなくなってきました。

 日本酒って何気なく飲んでいたけど、吟醸酒、純米酒、本醸造酒???て感じだったけど飲み比べると違いが分かりました。(っていうか美味しいか美味しくないか自分的に)「その時は」ってことでどれがおいしいと思ったかとか覚えていないんですよね。

 2時ごろ出れば6時ぐらいに会社に着くよねって話していたんだけど、道に迷って(笑)京都を出たのが3時過ぎだったので会社に着いたのが7時過ぎでした。まだお仕事をしていた人にお土産を渡して、またよろしくってご挨拶を。


 このあと、実家と職人さんのおうちにお土産を持っていったのですが、職人さんのアパートで迷子に。私だけ行ったことがあったのでここだよって行ったお部屋(201号室)には違う苗字が?

 でも電話したら201号室だって言うし、おかしいな、絶対ここなのに、と、もう1回外に出て、電話したら、隣の棟から出来ました。名前は一緒なんだけど○○Uって隣の棟だったのです・・・。

 京都旅行の締めくくりは私の間抜けさを笑われて終りました。

1月23日 -



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結婚奮闘記

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